ダッシュボード カバー
1
取り外したダッシュボード。
これをベースに型を取っていきます。
2
FRPを張っていくため、ビニールのテープで隙間がないように養生します。
FRPの樹脂は、物を溶かしてしまうほど溶剤の成分が強いので、元々のダッシュが解けて使い物にならないように、完璧なくらいに養生します。
3
FRP貼り付け。
研磨作業を行うことにより薄くなりますので最終的に約、3ミリ~4ミリの厚みになるようにガラスマットを重ねて張ります。
#380というガラスマットをFRP樹脂を塗っては張りって、脱泡の作業を繰り返しを行い全部で計4枚重ねて張りました。
4
FRP硬化後、型から取り外します。
60番のペーパーを使い、ダブルアクションで丁寧に研磨&面取りします。
あくまでカバーですので、ぴったりに作ってしまうと元の黒いダッシュが見えてしまうので少し大きめにカット後、型にハメては削っての調整を繰り返し、フィッティングを確認します。
この段階で塗装やレザーを張ったりもOKです。
5
カッティングシート貼り付け後。
衣替えができるダッシュカバーが目的ですので、リメイク時に簡単に剥がすことを可能にするため、下地絶縁材の意味でカッティングシートを代用します。
観光バスの内装を張り替えるプロの方は、生地と薄いウレタンシートを熱で密着させる下準備をするそうです。
そんな技術はないので代わりにカッティングシートを張り、FRPのカバーと絶縁できるようにします。
カッティングシートは、安くてエアーの入りやすい物でOKです。
他には薄い生地でもいいかもしれません。
ヒートガンで温めながら、シワが出ないように注意しながら張ります。
6
今回の張り付ける生地は、デニム生地(ジーパン)を選んでみました。
生地の厚みは、10オンスです。
カバーと生地にスプレーのりを薄く吹付けします。
一度に全面を大量にスプレーすのではなく、薄く均等に、半分ずつがいいでしょう。
生地に浸透してしまうため、反乾きになったころもう一回スプレーします。
2回目のスプレー後、やや乾ききった状態で貼り付けしていきます。
シワを作らないため張り始めの場所は、メーターフードのてっぺんから張り、左右へ逃がすように張りました。
ちなみに、レザーやカッティングよりもシワを作らずに済んだため張りやすかったです(笑)
7
完成後。
写真は固定していませんが、
純正への取り付けは、カバー裏面に両面テープをはり固定します。
8
アクセントにメーターフードに皮調のレザーを張ってみました。
う~ん、やっぱ無い方がいいな!
デニム生地は、ワンウォッシュして、ダメージを付けて張ればよかったかなと心残りです。
たまたま、エアコンの部品を外すためダッシュを外しましたが、
普段は純正を外しての手間は無いので、こんな物「あったらいいな~」と、ふと思い浮かび作ってみました。
型はとってあるので、違うデザインの生地でチャレンジしてみたいです。
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