
今日はウイングオートさん(Lotus 名古屋西)のご厚意で、丸一日エヴォーラ400 に乗らせていただきました。
と言いますのも、他メーカーのスーパーカー相手に立ち位置が微妙なエヴォーラですが、乗ってみないと本当の良さは判らない!
いいから1回乗ってみ!!
とスタッフさんが自信をもって送り出してくれたのがこのマシンです。
そんな自信から素直なロータスオーナーのインプレッションがほしいとのことで、喜んで依頼をお受けしました。
試乗の条件は、
①好きなところに行ってOK
②悪いところがあれば素直に教えてね(ブログに書いてもOK)
③無理な運転はしないでね
の三つです。
それでは、日本にまだ何台入っているかも分からない
”ロータス史上最速”マシンをご紹介したいと思います。
・・・
Emma「どうもはじめまして、Emmaです。
エヴォちゃん、よろしく~(* ̄∇ ̄)ノ」
エヴォーラ「よろしくお願いするヅラ。」
ロドリゲス「おぉ、喋ったでやんす(/--)/」
Emma「やるな・・・
コミュニケーション能力が高いと見た(  ̄▽ ̄)」
エヴォーラ「Emmaちゃん、何を言ってるヅラ。
I am the KING of Lotus ヅラ。
そんなゲス野郎と一緒にされては困るヅラ。」
ロドリゲス「ロータスの皆さんは何でこう口撃力が凄まじいでやんすか(-_-;)」
Emma「できるな・・・」
エヴォーラ「そりゃそうヅラ。
I am the KING of Lotus ヅラ。」
ロドリゲス「"ズラ"じゃなくて“ヅラ"なんでやんすね(-_-;)」
エヴォーラ「日本にはオレの長年の口癖をパクってる何とかニャンがいるらしいヅラ。
でも細かいことは気にしないヅラ。
そんなことではLotusは務まらないヅラ。」
ロドリゲス「また手強いのが出てきたでやんす(-_-;)」
・・・
エヴォーラ「ところでEmmaちゃん、どこ行くヅラ?」
Emma「まずは高速道路でエヴォちゃんのパワーを見せてもらいたいな。」
エヴォーラ「お安い御用ヅラ。」
・・・ヴォオオオオーーーン・・・
Emma「エヴォちゃん、今すんごいトルクを感じたんだけど(/--)/」
エヴォーラ「まだ慣らし中ヅラ。
でも3000rpmから7000rpmまでずっと、ほぼMAXトルクが続く心臓が自慢ヅラ。
メカニックがそう言ってたヅラ。」
Emma「1cm踏み込んだだけでも高速の流れに乗れるんだけど(/--)/」
エヴォーラ「2000rpm巡航で余裕ヅラ。」
Emma「でも超フラットパワーで扱い切れる400馬力って感じだね。」
エヴォーラ「おいしい回転数が2000rpm分しかないんじゃただの自己満ヅラ。
サーキット行ってもオレは戦闘力高いヅラ。」
Emma「それにE騎士の80km/hの感覚で100km/h出てる感じだ・・・」
エヴォーラ「だって300km/hで走れるヅラ。
そうじゃないとただのジェットコースターヅラ。」
Emma「御見それしました(/--)/」
・・・新東名、岡崎SAで昼休憩・・・
Emma「おっ、まっきょ号お久しぶり~(* ̄∇ ̄)ノ
ミッションの調子はどうだい?」
・・・次は三ヶ根山へ・・・
Emma「エヴォちゃん、峠道は得意?」
エヴォーラ「別に得意って訳じゃないヅラ。」
・・・ヴォン、ヴォン(ヒール&トー)・・・
Emma「いいペダルレイアウトしてるね。」
エヴォーラ「V6エキシージより良いペダルレイアウトだと自負してるヅラ。」
Emma「ただブレーキが強力過ぎて、公道ではフルブレーキのヒール&トーなんてやる気にならないレベルだね」
エヴォーラ「だってスピード出るだけじゃただのミサイルヅラ。
軽いS1やS2よりも止まれるぐらいじゃないと死刑台になっちゃうヅラ。」
Emma「フロントもリアもAPとは良いもん持ってるな・・・
クラッチの繋がるポイントも良いし、峠道も相当良い線行ってると思うよ。」
エヴォーラ「いや、謙遜しとくヅラ。
ノーマルの35GT-Rぐらいなら軽~くカモれる程度だと思ってるヅラ。
ダウンヒルならエリーゼにやられる気がするヅラ。」
Emma「(-_-;)」
エヴォーラ「・・・何かマズイこと言ったヅラ?」
Emma「いやいや(-_-;)
でも頭の入りが良くて引っ張るし、リアが安定してるからビックリするぐらい良いコーナーリングしてるよ。」
エヴォーラ「えっ!?
それって当り前じゃないヅラ?
何をレベルの低いこと言ってるヅラ?」
Emma「さっ、さすがキング オブ ロータス(-_-;)」
エヴォーラ「脚は固めるだけじゃなくてコシとストローク量も大切ヅラ。
そこはヘセルのトラックでバッチリ決めて来たつもりヅラ。」
Emma「ワダチも気にならないし乗り心地も良いしね。」
エヴォーラ「伊達に1,350万円しないヅラ。」
Emma「左様で(-_-;)」
・・・三ヶ根山途中で休憩・・・
Emma「エヴォちゃん、お疲れ~(* ̄∇ ̄)ノ」
エヴォーラ「疲れてないヅラ。
全然満足してないヅラ。」
Emma「すっ、すみません(-_-;)」
エヴォーラ「峠はもういいヅラ。
景色がいいから記念撮影ヅラ。」
エヴォーラ「カッコよく撮れたヅラ?」
Emma「おぅよ、Emmaの後輩のカメラマンを連れて来たからね(  ̄▽ ̄)」
エヴォーラ「中まで撮ったら恥ずかしいヅラ。」
Emma「いやいや、立派なインテリアだよ。」
エヴォーラ「KING of Lotus なんて言ったけど、ウチのキングダムの住人は皆、内装には自信ないヅラ。」
Emma「いや、エヴォちゃん、自信持っていいと思うよ。」
エヴォーラ「Emmaちゃん、褒め上手ヅラ。」
Emma「だってドア閉めたらウィンドウがシュって閉まるし、密閉性も高くて外の音も聞こえないし温かいし、音楽も聞けちゃうじゃん。」
エヴォーラ「それって常識じゃないヅラ?」
Emma「いや、少なくともE騎士もロドリゲスもそんなんじゃないぞ(-_-;)」
エヴォーラ「比較対象がおかしい気がするヅラ。」
Emma「いや、ロータスなら窓に隙間が空いてたりが当然だと思ってたんだけど(-_-;)」
エヴォーラ「そこは KING of Lotus たる所以ヅラ。
そういやアルカンターラを気に入ってくれる人が多いヅラ。
手触りが良いって言われるヅラ。」
Emma「奇跡のロータスだな(-_-;)」
エヴォーラ「伊達に1,350万円しないヅラ。」
Emma「左様で(-_-;)」
・・・
エヴォーラ「Emmaちゃん、今日は一日楽しかったヅラ。
迷惑かけたことはなかったヅラ?」
Emma「正直ビックリしたよ・・・
ゆっくり走ってると静かでジェントルだし、荷物も結構乗るし普段乗りも快適だと思うな。」
エヴォーラ「アゴもそんなに低くないから気軽に運転してもらって構わないヅラ。」
Emma「そう言えばアクセル煽ると勇ましい音するし、トンネルの中の反響音は最高だね(*ノ▽ノ)
あれは1.8L直4には出せない音だよ。」
エヴォーラ「音には自信あるヅラ。
つい自慢したくなってエンジンONの時に煽ってしまうヅラ。
あれはDNAレベルの癖ヅラ。」
Emma「ただシフトの入り方はロータスらしいね。
ガチャガチャするのも個人的には好きだけど、もう少しシットリしてるのが好きな人もいるかもね。」
エヴォーラ「多少ギアなりしちゃうのもご愛敬ヅラ。」
Emma「でもサイドシルが6㎝低くなって乗り降りもし易くなったみたいだし、誰にでも自信を持って奨められるLotusだよ。」
エヴォーラ「そりゃそうズラ。
I am the KING of Lotus ヅラ。」
Emma「全くもって否定しないよ(-_-;)」
・・・
Emma「ただいま~」
ロドリゲス「おかえりなさい。」
マイスター「Emmaちゃん、ご成約おめでとうございます。」
ロドリゲス「なんと、買っちゃうでやんすか!?」
Emma「マイスター、それじゃロドリゲス置いてくからエヴォちゃんもらって行きますわ~( ☆∀☆)」
ロドリゲス「えっ(-_-;)!?」
某営業「それじゃ全然足りませんよ~」
Emma「えっ、そうなの!?
まぁポンコツだからなぁ・・・ 追い金100万でどう?」
某営業「ゲスやんじゃゼロが3つ足りませんよ~」
Emma「チッ(#`皿´)」
ロドリゲス「ご主人、最後のやり取りはただの嫌がらせでやんすか(-_-;)?」
・・・
まとめです。
<比較的 客観的な目線のつもり>
・ハンドリングは流石ロータス、前後バランス良し
・内装、造りはエリーゼ、エキシージとは一線を隔す
・扱いやすい400馬力
・サーキットでの戦闘力は相当高い(吊るしで鈴鹿2分25秒ぐらい出ると予想)
・スーツでも気軽に運転もできるフレンドリーさも有す
・視界良し、車幅感覚が判りやすい
・機能面で過去最高に万人受けするロータス
<個人的な意見>
・久しぶりに欲しいと思ったクルマ
・音が非常に良い(フェラーリ系の甲高いサウンドを除いて今までベスト)
・いじる必要なし、ほぼ完成されている
・Evora 400 = ポルシェ 996 GT3レベルの評価
*私が今までに乗ったことがある最高級車との比較