LLC交換
1
LLCとはロングライフクーラントの略です。
ぶっちゃけ冷却液ですね。
おそらく相棒のLLCは新車で購入された時から変えられてないと思うので思い切って交換してみました。
まず用意するもの。
水、これは必ず水道水を使用してください。
それ以外(井戸水等)を使うと詰まったりします。
そしてLLC原液を水と混ぜたもの。
また既に水と混ぜてあるものも売ってます。
これは色でどうのこうのとか今の時代は関係ありません。
好きな色を用意しましょう。
そして新品のラジエターキャップ。
2
車は動かしてませんね?
エンジンルーム内が熱を持ってるようなら、作業は中止します。
水温が高い状態でラジエターキャップを開けるとLLCが噴出しやけどの恐れがあります。
大変危険ですので、その日はじめて車を動かす前に作業するのをお勧めします。
ではジャッキアップしましょう。
本当は車が水平になってたほうがいいのですが、DIYでやるならそれは難しいでしょう。
なるべく高く上げないようにします。
私は駐車場に傾斜がついてたので水平になるぐらいまで持ち上げました。
3
では車からLLCを抜きます。
まずラジエター下にあるドレンキャップから。
ムーブの場合真下から見るとちょうどラジエターの裏にプラスチック製の白い蝶ネジがあります。
(右上に伸びてるのはマフラー)
この蝶ネジを回して外しましょう。
ちなみにこの時点ではまだちょろちょろとしか出ません。
続いてラジエターキャップも外します。
ここで下のほうから勢いよくLLCが吹き出るようになります。
バケツか何かで受けましょう。
私は受けきれずこぼしました。
4
これがさっきまで車の中にあったLLCです。
見てるとかき氷のイチゴが食べたくなってくるような色ですね。
え?ならない?
そうそう、リザーバータンクの中のLLCも抜き取りましょう。
ムーブの場合タンクの固定を外して上に持ち上げればラジエターを通って落ちて行きます。
ただし、タンクを外すならバッテリーを外さないと取れないようになってます。
5
LLCが抜けたらドレンプラグを締め、LLCの代わりに水を入れます。
この水で古いLLCを排除するのです。
ちなみにこの漏斗、ペットボトルを切ってラジエターの口のサイズにぴったり入るまでビニールテープを巻いたものです。
これは本当に隙間無くぴったり入るまで巻きましょう。
さもなくば隙間から漏れますよ。
6
水が一杯になったらエアコンの温度を目一杯上げます。
エンジン始動します。
はい、もわっとした風が来ましたね。
ではエア抜きです。
アクセルを軽くふかしたり、ホースを揉んだりします。
アイドリングはホースが熱くなったらOKです。
これを2~3回繰り返します。
7
ではドレンプラグをしっかり締め、ジャッキからおろします。
そして新しいLLCを入れましょう。
今回は入れすぎないように量を見計らって入れてください。
そしてアイドリング。
写真の状態が私的ベストだと思ってます。
気付いたかと思いますがリザーバータンクにもLLCが入ってますね。
勝手に流れて行きました。
何かMAXレベルより上に行っちゃってますが気にしない。
8
では最後の仕上げ、キャップです。
新品のキャップ、メーカー製ならずとも見た目の上下があるので気を付けて締めましょう。
別に逆さでも構わないって人は適当に締めましょう。
しっかり締まったら完成です。
試運転をしてリザーバータンクを点検するのもいいですね。
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