仕事中、シトロエン2CV6に遭遇した。
クラリス姫が伯爵の手下に追われているときに運転していた車で有名だよね。
ね?
わりと新しい年式だったのかな?とても綺麗な状態で後ろから見ていてうっとりしてしまった(*^_^*)
帰宅してからちょっと気になってウィキで調べてみたらなかなか面白いことが書いてあった。
以下、抜粋。
シトロエン副社長のピエール・ブーランジェが農民向けの小型自動車開発を命令した。
そのテーマは「こうもり傘に4つの車輪」。
ブーランジェによって具体的に示された条件は、技術陣をして「不可能だ!」とまで言わしめた難題だった。それは以下のようなものであった。
・50kgのジャガイモ又は樽を載せて走れること
・60km/hで走行できること
・ガソリン3リッターで100km以上走れること
・荒れた農道を走破できるだけでなく、カゴ一杯の生卵を載せて荒れた農道を走行しても、1つの卵も割ることなく走れるほど快適で乗り心地がよいこと
・価格はトラクション・アバンの1/3以下
・車両重量300kg以下
・もし必要とあれば、(自動車に詳しくない初心者の)主婦でも簡単に運転できること
・スタイルは重要ではない
その後の技術陣の努力によって、実現に至らなかった点があったものの、無理難題の多くが満たされた。
1939年プロトタイプTPV↓
第二次世界大戦で、試作車は1台を残して破壊された。
1944年の連合国勝利に伴うフランス解放によってTPVの本格的な開発作業が再開された。
1948年10月7日、シトロエン2CVはフランス最大のモーターショーであるパリ・サロンにおいて公に発表された。
「ニューモデル」の2CVは、あまりにも奇妙なスタイルで、観衆をぼう然とさせ、立ち会ったフランス共和国大統領のヴァンサン・オリオールをして困惑せしめたという。
しかし、2CVが廉価なだけでなく、維持費も低廉で扱いやすくて信頼性に富み、高い実用性と汎用性を有していることは、短期間のうちに大衆ユーザーたちに理解された。
と、まぁ起源はこんな感じらしい。
もっと詳しく書いてあるけど、書ききれないね(^_^;)
一番ビビッた情報はこれ↓
『4段式シンクロメッシュギアボックス(1速・後進のみノンシンクロ)』
ま、まじかよ・・・(ー_ー)!!
シトロエン2CV
とても格好いい車だと再認識。
Posted at 2013/06/22 19:19:12 | |
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