いわゆる"試乗"をしてきました。
まずはこちら。
BMW M6 Gran Coupe
外装の美しさは言う事ありません。
特にこのフローズンシルバーのカラーは非常に美しいです。
なんとも言えない青みがかったシルバーの美しさは写真ではお伝えしにくいものがあります。
内装のコイーバブラウンは、コイーバという名前の通りまるで葉巻のようなカラー。
これまた外装色とマッチして非常に美しかったです。
コクピットに乗り込み、エンジンに火を入れると「
ヴォン!」と短い音を出してV8が目覚めます。
エンジン始動時にもう少し回転を上げて演出してくれてもいい気がしますが、十分に迫力ある目覚めでした。
スタートはスムーズそのもの。踏みさえしなければただ大人しい子。
しかし、一度アクセルを踏み込むと豹変。
めちゃくちゃ速い。。
そして音がなにやら普通のV8っぽくない不思議な音をしていました。
ディーラーの担当者の言では「未来的な音」
たしかにそんな感じです。
初期のM-DCTははっきり言ってあまりいい印象はなかったのですが、さすがに成熟してきました。
非常に頭のいいミッションです。
直線で速いのはもちろんですが、コーナーでもやはり安定感溢れる車です。
破綻と破滅の匂いがしない、安全に走れるとてつもなく速くていい車。
そんな印象です。
これを良しとするかどうかはその人次第でしょう。
ちなみに私は、破綻と破滅の匂いがする車が大好きです。はい。
そしてもう一台はこちら。
Jaguar F type
こちらは3L V6。
スタイリングは奇抜そのもの。
でもフロントが何かに似てる・・・
何だ・・・?
あっ!
Smart Roadster!!
え?似てない?
すみません。
こちらはコクピットに乗り込み、エンジンに火を入れると「
ヴォアアアアアン!!」と結構回転が上がります。
演出、いいじゃないか。
ゆっくり走り出しても「ヴォ〜〜〜〜〜〜」となにやらけたたましい音を出して走って行きます。
とりあえずなにやらバルブ的なものが付いていたようなので、もちろんバルブオープン。
そしてアクセルを踏み込むと。
「
ファァァァァァァァァァ〜〜〜ン!!!」
ギアが変わると
「
ズヴァン!!」
とバックファイヤー的なサウンド。
そしてふたたび
「
ファァァァァァァァァァ〜〜〜ン!!!」
なんぞこれ。
フェラーリみたいだぞ。
速いっ・・・!・・・あれ?大してスピード出てない。
これはあれか。
演出か!
いや、確かにそれなりに速いんですよ。
コーナーもなかなか良い挙動するんですよ。
ただね。
過剰演出な気がするんです。
私の想像する英国車のような感じではないです。
でも・・・
面白い車だと思います。
パワーも公称360ps位で十分扱える範囲のパワー、かつ適度な緩さで非常に乗っていて楽しい車でした。
あれに近い感覚。
あれですよ、あれ。
そう。
マツダ ロードスター。
でっかいロードスターです。
意外と激戦区なこのクラスに、Jaguarが参入してきたのは今後のその他のメーカー開発にどのような影響を出すのか。
興味深いです。
非常に楽しませて頂いた車でした。
さてさてご紹介した2台ともいい車でしたが、いかんせん高すぎますです。。はい。
誰か下さい。。
個人的には人も乗れるのでM6 Gran Coupe希望です。
車を下さる、もしくは資金を下さる方がいらっしゃいましたらドシドシご応募下さい。
下さった方にはもれなく私からの感謝の気持ちを目一杯込めたキスマーク付きのお手紙をお送り致します。
それではご応募お待ちしております。
Posted at 2013/09/09 21:20:31 | |
トラックバック(0) |
車のお話 | 日記