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神坂俊一郎のブログ一覧

2021年05月22日 イイね!

何なんだこの差は(カローラとセレナ)

先週、今週と会社の公用車が車検になり、その間の代車として、新車の展示車がやってきました。
先週の1台目、これ、トヨタ・ノアの代車だったのですが、走行680キロのカローラ・ツーリングでした。
一言でいえば、全てに感心しました。
最新のハイブリッドシステムは、かなり加速しない限りはEV走行で静かです。エンジン駆動への移行も、タコメーターを見ていなければ気付かないほどスムーズかつ静かでした。
強いて言えば、エンジン走行の加速よりもEV走行の加速の方が良いので、出だしにわっとアクセルを踏む人には急加速しますから向かないかも知れません。
ボディーもしっかりしているし、取り回しだけは、私の愛車メルセデスベンツC220dステーションワゴンの方がいいかなとは思いましたが、国産車としては大変良いし、その上、燃費も往復15キロの駅との送迎に使っただけでしたが、燃費はリッター23キロと文句はありません。
今や常識となっている各種の警告ですが、警告が出るような運転はしませんから、気付いたのは、センターラインや白線をまたいだ時の警告音だけでした。
メルセデスの場合は、音ではなく、ステアリングが振動するのですが、働き方は良く似ていました。
唯一気に入らなかったのは顔つきで、最近のトヨタ車の傾向なのかも知れませんが、目というか、ヘッドライトが小さすぎるのが好みではありません。
そして今週は、日産・キャラバンの代車で来たのは、これまた走行780キロの未満のセレナ・ハイウェイスターでした。
パッと見た目には、なかなか洒落ていて、大変オーソドックスなカローラとの差を感じたのですが、運転してみると、何もいい所が無い車だったのです。
まず、加速が悪い。まあ、私そーっとしかアクセルを踏みませんから、わっと踏んだらそれなりに加速はするのでしょうが、第一印象では動きが緩慢でした。
それから気になったのは、ハイブリッドのエンブレムがついていましたから、当然ハイブリッドなのでしょうが、私が運転している間、一度もEV走行にならなかったのです。
それから、取り回しについても、同じく緩慢な感じで、しゃきっとした感じの私の愛車やカローラ・ツーリングとはかなり差を感じました。
燃費についても、同じ区間を同じように運転した結果ですから、同条件での比較なのですが、カローラがリッター23キロと好燃費だったのに対し、セレナは、何とリッター11.3キロしか走らなかったことです。
警告システムも、少々ちぐはぐで、白線を踏んでもカローラのような警告は鳴らなかったのですが、交通標識を読み取って制限速度をインパネに表示してくれる機能で笑わせてくれました。事務所の前が細い県道で、制限時速30キロなのですが、インパネの表示はなんと80キロだったのです。3と8を読み間違えたわけです。
金額的には、カローラが273万、セレナは307万と、わずかながらセレナの方が高価なのです。
正直な感想として、カローラ・ツーリングは買ってもいいなと思いましたが、セレナは絶対買わないと思いました。
セレナ、往復15キロの間ずっとエンジン駆動でしたから、ハイブリッドがうまく働いていなかったようですし、たまたまこの車の調子が悪かった可能性はありますが、とにかく、全ての面で余りにも差が大きかったので、呆れたのが実感です。





Posted at 2021/05/22 18:46:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | ハイブリッド | クルマ
2019年07月05日 イイね!

年よりはEVやハイブリッドに乗るな

以前、プリウスは悪くないという内容のブログを書きましたが、年寄りに限って言えば、一つ問題点があったことを思い出しました。
今の若者は、免許取りたての頃からハイブリッドやEVに触れる機会があります。
それに対して、お年寄りは、というと62歳の自分も含まれてしまうのでしょうが、免許は当然ガソリンエンジンの、しかも、かなりうるさい車で取っています。
つまり、スピードと音が比例しているのです。
逆に言えば、音からスピードを判断している面があるのです。
これ私、今は亡き母が65歳ぐらいの時に気づいたのですが、明らかに音でスピードを判断していました。
幸い乗っていたのが国産車に比べるとうるさかったフォルクスワーゲン・ゴルフ(
いわゆるゴルフⅡ)で、そのうるささが彼女のスピード感覚と合致していたから良かったのですが、その後ホンダフィットに乗り換えたら、スピードオーバーでカーブに突っ込んで全損にする事故を起こしたのです。
元々免許を返上すると言い出した時でしたから、当時は気付かなかったのですが、今考えると、音とスピードの感覚のずれが招いた事故だったのだと思います。

最近、プリウスに限りませんが、お年寄りがハイブリッドやEVを運転している場面をよく見るのですが、スタートダッシュはしないものの、ワンテンポ遅れて走り出したら、その後急加速するパターンが散見されます。
何じゃあれ、とみると、たいてい年寄りがハイブリッド車を運転しているのです。
それで、ああ、音がしないからついアクセルを踏み込んでしまうんだと気付きました。
ですから、お年寄りは、昔ながらの余り静かでないガソリンエンジン車に乗った方がよいと思いました。

それから、私自身の経験からも、ペダルの踏み間違いは、10年に1回ぐらいはするものです。
幸い冷静に、ああ、間違えたわで踏みなおして何事もなく済んでいますが、一度馬鹿の大足息子が、ブレーキペダルを踏んだら、アクセルとの間に靴が引っかかってフルスロットル状態になったことがありました。
これまた幸いなことに、助手席に乗っていたのが私だったので、次の瞬間シフトをニュートラルに入れ、エンジンは5千回転ぐらいまで吹けあがりましたが、車は全く動かずに済みました。
ですから、車を運転する以上は、何かあった場合にこの時の私のような臨機応変の対応ができるテクニックを身に付けて欲しいと思います。
プリウス暴走事故、何故直ぐにシフトをニュートラルに入れなかったのだろうと不思議に思いましたから。

お年寄りでなくとも、運転には十分注意しましょう。
Posted at 2019/07/05 20:47:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | ハイブリッド | クルマ
2013年07月30日 イイね!

プリウスはやっぱり凄い

大阪から、レンタカーを借りて、大阪に居る娘と二人で京丹波の家に行ってきました。

オリックスレンタカーで、フィット・ハイブリッドを借りる予定だったのですが、お店に行ったらその車が帰って来ていないので、同じ料金でプリウスを借りることができました。
延長が入ってとの言い訳だったのですが、車に乗り込むや、娘はぼそっと一言。
「事故ったんだ。」
そうかも知れません。

以前は何時も出張のついでで、月曜日か金曜日に行くことが多かったのですが、土曜日、しかも夏休みに入っていることを忘れていました。
箕面トンネルを抜けて、亀岡から京都縦貫道に乗ると、通行量が多く、あっ、そうか、日本海に行楽に出かける車なんだと気付いた次第でした。
丹波の出口で渋滞3キロと出ていたので、園部で降りて9号線を走って行くと、こちらはガラガラでした。
しかし、丹波で合流すると27号線の分岐前で渋滞し、27号線に入ってからは遅いながらも流れました。

実家の和知に着くと、猛暑の中、もの凄い状態になっていた道や家の周りの草刈りをしたり作業して過ごし、4時に帰途につきました。

すると、帰宅渋滞にはまったのか、丹波の9号線との合流地点の2キロぐらい手前から動かなくなってしまったため、卒論の実験場所であった勝手知ったる京大付属農場前でUターンし、胡麻、日吉方向に迂回しました。
こちらも、流石に知らないらしくすいすい進んだのですが、何と軽トラのじじいが側道から全くこちらを確認せずに突っ込んできたのです。
全くこちらを見ていないことがわかりましたから急ブレーキを踏んでぶつからずに済みましたが、「おら、悪くねえ。」という感じですから、困りものです。
考えてみると、このコース、4年前に実家の屋根から転落して重傷を負った時に、救急車で搬送されたコースで、途中入院することになった明治国際医療大学を横目で見ながら裏道を園部まで行き、9号線で亀岡に向かいました。

亀岡市内は何時もの渋滞でしたが、大雨が降って大変でした。
亀岡から行きと反対のコースで戻ったのですが、こちらも通行量が多く、比較的ゆっくりした流れでした。

新御堂筋でも一部渋滞しましたし、猛暑でエアコンかけまくりでしたから、燃費的には決してよくない条件だったのですが、往復171キロ走ってガソリン満タン5.4リッター、何とリッター31.7キロの秀逸な燃費でした。

プリウスの場合、定速走行や高速走行よりも、今回のような60キロまでで停止が少なく加減速のある走行で燃費がよくなる傾向があります。

ちなみに、3年前に旧プリウスでほぼ同じコースをやや速いペースで走った時の燃費は、リッター28.7キロでしたから、現プリウスの方が優れているでしょう。
本当は、フィット・ハイブリッドの性能を試したかったのですが、到底この数値にはかなわないでしょうし、快適性でも上ですから、フィットはモデルチェンジしたら試してみることにします。
Posted at 2013/07/30 12:29:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | ハイブリッド | クルマ

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神坂俊一郎です。よろしくお願いします。 40年前に某メーカーのテストドライバーに誘われた経験があるほど運転感覚は鋭敏で、自分の感覚にもっとも優しかったメルセデ...
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