2019年05月17日
最近、子供が犠牲者になる痛ましい交通事故の報道が続いています。
気になるのは、その加害車で、何故かプリウスが多いんです。
私、プリウスは2世代にわたってレンタカーで愛用していましたから、断言できます。
「勝手に暴走する車ではない。」
つまり、ほぼ100%ドライバーの操作ミスだと思います。
ただ、愛車のメルセデスと比べて思うことならあります。
第一は、静かすぎること。
これ、車道を歩いている歩行者が避けてくれないという経験はしました。加速時もEVモード(電気走行)の時は、静かですから、加速に見合う音がしません。
第二は、運転している実感にとぼしいこと。
だから暴走するかというと話は別ですが、コンピューターゲーム的な運転感覚は、ハンドルやアクセルの操作に対する感覚に乏しいという欠があります。しかし、悪い面だけではなく、いい面としては、車の挙動を伝えにくい分疲れにくいという思わぬメリットはありました。栃木から京都まで走って、メルセデスとは違った疲れにくさを感じたものです。
第三は、細かい面になりますが、アクセルの初期の効きが大きいこと。
これは、暴走と間接的につながるのですが、間違えてわっと踏むと、わっと加速するのです。歴代のメルセデスが、2速発進やらアクセル開度の調整やらで、間違えてわっと踏んでも直ぐには加速しないようにしていたのと対照的です。そして、EVモードの電気モーター駆動は、最初から大きな駆動力を発揮するため、更にその加速は大きくなってしまいます。
つまり、暴走はしないが、ミスすれば暴走する車ではあるということです。
車に限らず、便利なものは全て危険性もあることを十分理解して操作することです。
そして、運転には向き不向きがあります。
私は、常に周囲に注意力を分散させていることができる一種の才能がありますし、二つ以上のことを同時に処理することも割と得意です。
ですから、先日もあったのですが、左折時に助手席の家内が「左OK。」と言ったが実際は左から自転車が走ってきていたことも、自分で確認できていて、事故になりませんでした。
また、これは母がそうなったから言えることなのですが、一度でも脳梗塞になった人は、運転は控えた方がいいと思います。
何故かと言えば、脳梗塞は、反射運動の働きを鈍らせることが多いのです。
反射運動の働きが鈍ると、普通の人なら無意識にできていることができなくなるのです。
ハンドルでもアクセルでもブレーキでも、いちいち確認しないと、まともに操作できなくなると思ってください。
私の43年の運転経験に基づく意見ですから、参考にして、安全運転をこころがけてください。
Posted at 2019/05/17 22:48:51 | |
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2017年12月23日
今の愛車はディーゼルエンジン搭載車です。
実はディーゼルエンジン搭載車はこれが初めてではなく、34年前に乗っていた車もディーゼルエンジンでした。
しかし、この30年間の進歩は目を瞠るものがありました。
34年前の車は、日産サニーの5代目B11型で、1982年に追加されたディーゼルエンジンモデルだったのですが、1.7リットル(正確には1680cc)の4気筒SOHCノーマルエンジンで、61馬力しかなかったのに対し、今のベンツのディーゼルエンジンは、4気筒DOHC2.2リットルながら、インタークーラー付きターボチャージャーがついていて、馬力は何と170馬力の上、400ニュートンメートルと4リットルガソリンエンジン並みのトルクを持っていますから、30年の月日は比較のしようがないほどの差となりました。
しかし、変わらないものと言えば、アイドリング時の独特のノイズがあります。
それさえ、大分音のレベルは下がっていて、走り出せばディーゼルエンジンだと気付く人はいないのではないかと思うレベルです。
実際に運転していて感じることは、以前のディーゼルは、走り出しのパワーはガソリンエンジンよりもありましたが、いざ加速するとなると、もっさりしていました。
それに対して最新のディーゼルは、低速トルクよりもむしろターボ過給による強大なトルクを生かした中間加速の方が強烈で、通常の加速は言うに及ばず高速での追い越し加速は下手なスポーツカーを凌ぐものがあるのです。
下手に踏むとぶっ飛んで行きますし、それがまたスムーズなので、怖さを感じさせない分始末に悪いものがあります。
笑える話は、ディーゼルと言うといまだに加速時の黒煙を思い浮かべる人が多く、「あれ、黒煙出ませんね。本当にディーゼルですか。」と何度か聞かれました。
ベンツの場合、触媒に加えて排ガスに尿素溶液を噴射して窒素の水に分解浄化するブルーテックという技術を採用していますから、排ガスは、黒煙はおろか無臭のレベルなのです。
まあ、それでもガソリンエンジン車にくらべると、低速では少しうるさいし、軽油がガソリンの半額だった34年前と違って、値段はハイオクガソリンの7割ぐらいになっていますから、経済性で元を取るのは大変です。
音が気になる人は、ガソリンエンジンをお勧めします。
ちなみに、34年前のサニーの実効燃費は15キロ/リットルぐらい行ったのに対し、ベンツの実効燃費、往復5キロの通勤だけでは12~13キロですから、単純な燃費比較では負けています。
まあ、サニーよりも大分大きな車体をスムーズに走らせての結果ですから、仕方のないところでしょう。
とにかくディーゼルエンジンもよいものですから、気になる人は一度試乗してみてください。
Posted at 2017/12/23 16:21:12 | |
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2016年07月17日
熊本の地震から早くも3か月がたちました。
実はあの日、私は佐賀の鳥栖市のホテルに泊まっていたのですが、最初の縦揺れで目覚め、これは大きいなと思いました。
で、横揺れが来ると、予想通りの大きさで、揺れが大きくなったり小さくなったりを繰り返して大分長い間揺れていました。
幸い、テーブルの上のスマホが床に落ちたぐらいで済みましたから、揺れがおさまるとテレビを付けて、震源と震度を確かめた後、大丈夫だろうとベッドに潜り込みました。
その後も何度か余震がありましたが、かなり新しい建物のホテルの最上階の9階の部屋ですから、まず安心だと割り切って、熟睡しました。
ただまあ、気が動転したのだと思いますが、ホテルの従業員が何を思ったのか、「ただ今、エレベーターは使用できません。非常階段で避難してください。」と放送したのです。
結果、誰一人避難しませんでしたから、良かった?のですが、しばらくしてから、反省したのかもう一度放送がありました。
「ホテルの構造には何の問題もありませんから、ご安心ください。しかし、エレベーターは使用できませんので、外出される方は、非常階段をご使用ください。」
とのことでした。
それで、思わぬ影響ですが、部品工場が被災した影響で、トヨタをはじめとした自動車の生産がストップした話は聞いていましたが、今週開催のフェアの、メルセデスベンツからのダイレクトメールを見ると、同じ車種なのに10万円安い値段のものがあったのです。
何じゃいなこの差はと思いつつ星印の注記を見ると、「熊本地震に伴う生産制約により「ヘッドアップディスプレイ」が搭載されない車両です。詳しくはセールススタッフまでお問い合わせください。」とありました。
メルセデスベンツも、熊本県産部品を使っていたのですね。
流石日本、改めて感心しました。
Posted at 2016/07/17 10:42:26 | |
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2016年04月27日
三菱の燃費偽装が問題になっています。
偽装は良くないのですが、軽自動車って、私の経験から言えば、燃費は決して良くありません。
以前乗っていたスズキアルトは、精々リッター15キロでした。
飛ばすと、リッター10キロを切って、ベンツ(190)に負けたことさえありました。
それに対して、近頃の1から1.3リッターのコンパクトカーは、普通にリッター20キロ走ります。
ハイブリッドの代表プリウスは、うまく走ればリッター30キロを超えますが、高速ではリッター25キロぐらい、エコ運転しないで街中飛ばすと20キロを切りますから、コンパクトカーといい勝負です。
大体、カタログ燃費見て車買う人って、本当に居るのでしょうか。
私は、試乗してみて気に入れば買いますが、カタログ燃費なんて気にしたことはありません。
燃費というある意味些事にこだわる余り、偽装によって大きな信用を無くした三菱自動車には猛省を促したいと思います。
Posted at 2016/04/27 23:32:11 | |
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2016年04月08日
最近任意保険に入ると、勝手にロードサービスが付帯されます。
まあ、無料でついてくる分には構わないのですが、私自身の免許取って以来40年の経験から言いますと、1回も使ったことがないのです。
40年前は、JAFが、今で言うロードサービスを売りにしていました。
でも、会員になって40年間、一度も故障して困ったことはありませんし、レッカーで引かれるような経験もしていないのです。
また、28年前から、輸入車に乗っているのですが、それでも一度もロードサービスのお世話になったことがありませんから、輸入車は故障するなんてことは事実無根だと思っていました。
しかし、イギリスでレンタカーを借りる時に、フォードかフィアットかで、イタ車は一度も運転したころがありませんでしたからフィアットにしてくれと頼んだら、向こうの方が、「悪いことは言わないから、フィアットは止めておけ。フォードの方がずっといい車だし、何よりも、フィアットは故障する。」と言われましたから、輸入車でもイタ車は故障するという風評は、必ずしも事実無根ではなさそうです。
まあ、28年間に乗った輸入車は、ベンツ、フォルクスワーゲン、BMWで全てドイツ車ですから、信頼性の高さは、ドイツ車に限ってなのかもしれません。
それでも、海外に行くと、日本車が一番故障しないとはよく言われますから、日本国内では更にロードサービスの必要は低いように思います。
ですから、ロードサービスの無料付帯よりも、近年問題になっている自転車保険を無料付帯してくれた方がありがたいのではないかなと思います。
Posted at 2016/04/08 20:59:31 | |
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