2014年04月30日
私、日本国内は、沖縄、鹿児島、長崎、愛媛、香川、徳島、を除く36都道府県、海外では、アメリカ、カナダ、ドイツ、イギリスで運転したことがあります。
それで、運転していて一番怖いのはどこだと問われたら、地元の栃木と答えます。
地元栃木の人に聞くと、大阪だと答えますが、私、大阪人ですし、大阪の感覚はわかるから、平気なのです。
事実、唯一事故らしい事故を起こしたのが我が家の近くということもありますし、何が怖いかと言うと、特に軽トラの老人が、周囲をろくに確認しないで飛び出してくることです。
まさかと思いながら予測してこちらが止まるからいいようなものの、普通に走行していたら絶対ぶつかったというケースが、月1回はあります。
しかも、その中の軽トラご老人の一人は、確信犯的に毎朝のように細い脇道から国道4号線に突っ込んでくるのですから、始末に悪いんです。
その上そのご老人、「おら、悪くねえ。」とのたまわるんですなあ。
枯葉マーク(本当は紅葉マークで今はマーク自体が変わりましたが)つけてたら天下御免と、水戸黄門の印籠のように考えているんでしょうか。
それから怖いのは、赤信号で直進してくる車です。
当然というか、道路交通法上、黄色及び赤信号では、先に交差点に進入している車を先に交差点内から退避させる必要がありますから、直進車は優先ではないのですが、そのことを知らない人が多すぎます。(過失割合では、あとから進入した直進車が70%以上になります。)
完全な優先道路で直進しているケースでも、十分に回避できる余裕があったにもかかわらずぶつけたら、責任を負わされます。
これも栃木県の新4号で起こった事故ですが、百メートルは手前で側道から進入してきた車を視認していたにもかかわらず、回避せずに直進してぶつけ、その車に乗っていた人を死傷させたケースがあり、自分は優先だと最高裁まで争ったものの、危険を回避する義務を果たしていないとして、業務上過失致死が確定し、判例となっています。
一度妻がぶつけられたケースでは、運転していた女性はぶつかったと思うと認めたにもかかわらず、同乗していた老人(どうも義父だったらしい)が、妻が女だからとバカにしたのか、私のベンツだったから修理代高いと思ったのか、「ぶつかってねえ。」と主張したんです。
警官が来て、バンパーに塗料が着いていましたから、「ああ、確かにここにぶつかってますよ。」と言ってくれて黙りましたが、「関係ね、帰るだ、帰るだ。」と何度も言っていたとのことですから、自分が運転していたら当て逃げしようという腹だったと思います。
しかしこの事故、傷ついたのは相手側だけで、私の車は全くの無傷でしたから、不問にしようとしたら、何故か相手方の保険会社から、請求権放棄の文書に署名捺印を要求する書類が届き、返送したら、示談金としていくらか振り込んできました。
あとでもめたら困ると言う対応なのでしょうか、この1回しか経験はありませんが。
また、唯一の事故らしい事故ですが、信号機のない交差点でのもので、私が国道4号線に右折しようとしてぶつかったケースだったのです。
この時、右からは車が来ていないと確認して、左を確認してから進入したら、目の前に車が来ていてぶつかったのです。
どこからその車が降ってわいたのか、どう考えてもおかしいと思って、後部座席に同乗していた息子に聞いたら、私が右見た時点で、わずかに左にカーブしている関係で、運転席からでは見えない位置(約130メートル向こう)に居たのは見えたが、その後むしろ加速してきてぶつかったとのことでした。
安全確認に4秒を要したと仮定して位置と速度を試算すると、時速117キロは出ていたことになりましたから、今なら危険運転に問われかねないケースですし、優先道を直進している車でも、30キロ以上オーバーしているケースについては、通常の安全確認をして進入した車に優先権があると、これまた、最高裁まで争って判例になっているケースがあるのです。
しかし、私の車の左前部分にぶつかり、ほぼ同時に道路の少し先から左折してきたトラックの右前方にもぶつかって、運転席側のドアーが無くなった上に、顔面打撲、裂傷の怪我をして痛い目にあったのはあちらの運転手の方でしたし、トラックの運転手も、あり得ないようなスピードで突っ込んできたと証言してくれましたが、自分は絶対悪くないと頑としてゆずりませんでしたから、過失に問われるようなら争ってやろうとあきらめ、任意保険上は、こちらが悪いとして修理してもらいました。
事実このケース、私は法的には何の責任も問われませんでしたが、腹が立つことに、事故点だけ科されました。
反則金はとられませんでしたから、まあいいか、と我慢しましたが、このことがあってから、任意保険には、必ず弁護士費用特約をつけていますし、昨年からはドライブレコーダーも装着しました。
まず危険は避ける、それでもダメなときのための自己防衛の手段です。
事故起こして得する人はいません。
とにかく避けましょう。
Posted at 2014/04/30 15:30:11 | |
トラックバック(0) |
車全般 | クルマ