2014年01月31日
日曜日に、大阪で愛用のニコニコレンタカーで、トヨタ・イストを借りました。
何時もは京丹波の実家行きですから、カーナビなど必要がないのですが、今回は行き先が河内長野であり、大阪出身の私にしても土地勘のない場所のため、カーナビをオプションで借りました。
ニコニコレンタカーの車、買うこともできるという中古車なのですが、10年落ちで通常値段もつかない古い車ばかりなのです。
しかし、毎度のことながら、12年前の車とは思えぬきれいな外観であり、整備も行き届いているようです。
まず車ですが、外観同様古い車とは思えないほど好調で、その点では、以前に借りたホンダ・フィットや、マツダ・デミオよりもしっかりしていました。
オートマもスムーズで、足回りもしっかりしていましたから、トヨタの車が最も良心的と言わざるを得ません。
車については、特筆すべきことはありませんでしたから、カーナビについて触れておきます。
ニコニコレンタカー、ETCは標準なのですが、カーナビはオプションで、何と1,050円も取られるんです。
レンタカー料金が12時間2,525円で、免責補償料が1,050円、カーナビ料も1,050円という設定は、どうも割り切れないものがありました。
しかし、この、何故かゴリラという名のポータブルカーナビ、流石パナソニックで、性能面では大変優れていました。
ただ、問題は画面が5インチと小さすぎたことで、小さくて見づらいことに加え、ナビモードにすると、ただでさえ小さい画面の半分を交差点情報等で占有されてしまうため、案内自体は大変正確なのに、進行方向がわかりづらくて間違えたことが1回ありました。
それでも、直ぐにリカバリーしてくれましたから、その面の性能も優れていたことが確認できました。
タッチパネル操作をするにしても、小さすぎるため、指先では隣のセンサーにかかって反応せず、爪の先でチョンチョンと押さざるを得ない有様であり、最低限7インチは欲しいところでした。
往路は7割方有料道路を使ったのですが、ここで1回変なできごとがありました。
ETCが1回だけ反応しなかったのです。
指示通り20キロ以下でしたからよかったのですが、バーが上がらなかったんです。
後続車にはぶーたれられましたが、私の責任ではなく、読み取り側の不調だったらしく、係員が慌てて飛んできてETCカードを持って行って精算し、済みませんと謝ってくれました。
初めての経験でしたが、そんなこともあることがわかりましたから、ETCの料金所、バーは上がるものと思い込まず、指示通り20キロ以下の何時でも止まれるスピードで通過しましょう。
帰りは、カーナビの設定ミスで、全て一般道、半分以上渋滞の状況だったため、燃費は9.9キロと10キロを割り込みました。
感覚的には、私の3リッターベンツで全く同じコースを走ったら8キロぐらいでしょうから、排気量が半分以下の1.3リッターであることを考えると悪い数値ですが、12年前の車ですし、調子自体は良かったのですから、こんなものなのかも知れません。
都合により、2週連続同じ場所に行くことになりましたから、1,100円プラスして、今度は日産レンタカーでニューのマーチを借りる手配をしました。
その報告は、来週したいと思います。
Posted at 2014/01/31 14:22:09 | |
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レンタカー | クルマ
2014年01月22日
早いもので、メルセデスベンツに乗り始めてから26年になろうとしています。
最初のきっかけは、以前に触れていますが、何となく懸賞に応募したら、メルセデスベンツを紹介した文庫本が当選したことでした。
実際に乗ることになったのは、試乗してみて、ボディーの剛性感の余りの差に感動したからでしたが、本に最善か無か、というメルセデスベンツの社是である車づくりの哲学が書かれていたのを読まなければ、セールスマンに勧められても試乗する気にならなかったと思いますから、本がきっかけだったわけです。
それが26年も続いている理由ですが、車が良かったというのは第一ですが、昨年からのサービストラブルで考え直そうかと思ったように、人とのつながりも大きかったのです。
引退したセールスマンとの25年の付き合いが一番大きかったわけですし、サービス部門でも、流石にヤナセで、ベテラン勢は、大変応対がよかったのです。
ですから、なじみのセールスマンも、ベテランサービスマンも引退してしまうと、非常識なサービスマン一人のミスだけで、妻ではありませんが、次はレクサスにしようか、との考えも出てくるわけです。
私自身は、プロフィールにも書いているように、自分の感覚にもっとも優しく、かつ腕にもしっかり応えてくれる車であることがメルセデスに乗っている理由ですが、とにかく安全であり、恐らくぶつかっても死ぬことはもちろん、怪我することもまずないだろうという安心感も大きいのです。
実際、豪雨の高速で、古いSクラスがスピンし、ガードレールに突っ込んだ事故を目撃したことがあるのですが、ドライバーも同乗者も、笑いながら車から降りてきたのですから、如何に安全か実感しました。
BMWも妻の車としてメルセデスと並行して17年間乗っていましたが、やはり高速で大型バスに追突されて、トランク部分が見事に無くなった5シリーズを見たことがありました。
その車にしても、ドライバーも同乗者も無傷だったと言いますから、「メルセデスのSクラスは、装甲車代わりや。鉄砲玉のダンプにぶつけられても大丈夫や。」と言ったヤーさんの言葉も納得できるものがあります。
それから、運転38年、走行距離たるや恐らく80万キロを超えるベテランの私はともかく、それほど運転には興味がない妻を乗せる車として、メルセデス以上の車はないと考えています。
BMWは、テクニックのあるドライバーには大変魅力的なことは認めますが、感覚が鋭敏な私は、情報を伝え過ぎ、挙動も鋭敏すぎるBMWは、運転していて疲れました。
その点メルセデスは、鋭敏すぎず、かと言って日本車と違って情報としてはしっかり伝えてくれますし、少々のミスはカバーしてくれますから、妻に乗せる車として、これ以上の車はないのです。
プロのレーサーの多くは、プライベートではメルセデスを選びますが、それも当然なのでしょう。
余談ですが、メルセデスは、普通に整備していれば、何年たっても同じ感覚ですが、BMWは、結構ガタが来ます。
修理すると元に戻りますが、ぎょっとするほど金がかかります。
それも、BMWをやめた理由の一つでした。
それから、車からは外れますが、妻が無事で健康であることは、仕事をする上で、必須というか、大変大きなメリットです。
少々の事故があっても、大怪我することはあるまいという安心感は、それだけでもメルセデスに乗せる価値はあると思っています。
最近流行の軽自動車ですが、私は、自分で運転してみた感覚として、確かによく走りますし、室内もそこそこ広いのですが、当然のことながら、衝突した時に最後に衝撃を吸収してくれる、ボディーのクラッシャブルスペースが決定的に小さいので、NGです。
前述のSクラスにしても、5シリーズにしても、つぶれる部分が大きくて衝撃を吸収してくれたからこそ、乗員は無事だったわけです。
その部分がほとんどない軽の場合、ちょっと変形しただけで中の人間もつぶれます。
いくら安全になっていますと言われても、安全審査と実際の事故は違います。
仕事の関係で、馬とぶつかってドライバーが死んだ車の写真を見ましたが、大変人気のある車種なのですが、前面は原型を留めないほどめちゃめちゃにつぶれていました。
元々、前面のクラッシャブルスペースが小さかったこともあり、大きな車ならボンネットにぶつかったであろう馬の頭部が、もろに屋根を押しつぶし、その下のドライバーの頭部も一緒につぶした状況だったのです。
メルセデスでなくとも、大きな車なら、ドライバーが死ぬことはなかったであろう事故だったわけで、言わば、金で命が買えるのです。
ですから、命が大切なら無理してでも、ある程度大きな車を買いなさい、私はそう言いたいし、この26年間、贅沢は車だけにして乗り続けてきた一番大きな理由でもあったわけです。
Posted at 2014/01/22 11:37:08 | |
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メルセデスベンツ | クルマ
2014年01月16日
私、家は栃木の那須塩原、勤務先は東京の新橋なのです。
そこで、何時も思うのですが、東京と栃木の道路工事に対する配慮の差がひどいんです。
東京の場合、人も車も多いという点はありますが、とにかく事故が起きないよう、通行を妨げないようにする配慮が、きめ細かいのです。
例えば、アスファルト路面を削った場合に、コンクリートの側溝部分と段差を生じるのですが、東京ならその部分にアスファルトを盛って、段差をなくす配慮をします。
特に歩道や横切る車道部分は、必ず盛ります。
ところが、那須塩原だと、ひどいと5センチぐらいの段差があっても、放置です。
私、目の前でその段差で転んだ自転車が車にぶつかったのを見たことがあります。
幸い、車が予測して止まったため、自転車がドアーにぶつかっただけで済みましたが、これ、東京なら絶対起きない事故だと思いました。
それから、今、自宅前の県道で下水工事か何かをしているのですが、これが10メートルぐらいの区間を断続的に4つもつらねて工事しているのです。
その区間は、1車線しかありませんから、交互に通行するしかありません。
昼間は、作業員が交通整理をしてくれるからいいのですが、夜間と昼休み時間は、何と両側赤点滅の信号だけで、放置状態なのです。
自主的に譲り合って通行していますが、その中間に横断歩道があり、小学校の通学路なのですが、そこで車が一時停止したら、下手すると工事区間いっぱいに車があふれ、逆方向の車が大分手前で止まってあげないとにっちもさっちもいかなくなる、交通を妨げるような工事をしているのです。
我が家の前の道路から県道に出る位置もT字路になるわけですが、昨日から工事区間のど真ん中状態なのです。
幸い側道でも2車線分あって広いため、対向車線部分にはみ出して車体を斜めに向けて、両方向の交通を確認してからそろそろと出て行きますが、そこに道があると知らずに凄いスピードで突っ込んでくる車も居ますから、危険なのです。
しかも、地元の車、この場合の優先がどちらかなんて考えないドライバーが多いのです。
当然、工事でふさがれていない方向が優先なのですが、自分の車線がふさがっていてもかまわずに突っ込んできますから、こちらが優先だなどと考えず、とにかく危険回避を心がけるしかありません。
予算の関係もあるのかもしれませんが、道路工事にもう少し配慮があってもよいのではないかと思いました。
Posted at 2014/01/16 14:44:59 | |
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車全般 | クルマ
2014年01月08日
年が明けまして、今のところ、愛車E300は好調です。
さて、予告していました、代車のニューE250アヴァンギャルドのインプレッションです。
この車、昨年6月に試乗した車そのもので、その後7千キロ余りを走行した状態でした。
まず、動力性能から触れますと、新車時より、滑らかにパワフルになっていました。
この車、E250という名前のくせに、実態は直噴2リットルターボエンジンなのです。
新車時に試乗した時は、まったくアクセルを踏まない状態でのクリープが少なく、発進で軽く踏んでもあまりレスポンスが良くなかったのですが、その辺はエンジンがならされたのか、以前よりも明らかにスムーズに加速するようになっていました。
また、昔のターボエンジンと違って、ターボが効きだしてからの2段階加速はなく、低回転から比較的スムーズ、かつパワフルというよりはトルクフルな加速をするエンジンでした。
その点は、低回転から最大トルクに近いパワーを供給するとのうたい文句は嘘ではありませんでした。
ただ、贅沢を言わせてもらえば、下手に踏むと予想以上の加速をしますから、トルクフルではありますが、余り自然な加速感ではなく、ノーマルV6の我がE300のような、回転に従ってパワーも増大する自然な感じではありませんでした。
慣れればどうということは無さそうなレベルですが、そのようなトルクカーブの特徴が気になりました。
サスペンションですが、流石メルセデスで、安定感あふれ、しっかりしていて文句はありません。
しかし、メルセデスベンツって、日本のメーカーと姿勢が違っていてマイナーチェンジとは関係なく勝手に改良するのです。
そのためか、同じEクラスでも、前々回のマイナーチェンジ後の私の愛車は、既に改良されており、今回のマイナー(むしろ、フルと言ってよいほどビッグだが)チェンジ後のこの車、サスペンションの感覚には私の車とほとんど差はありませんでした。
逆に言えば、モデルチェンジ直後のモデルとは、感触が明らかに違っています。
ですから、メルセデスベンツは、フルモデルチェンジ直前のモデルの大幅値引きを狙うのが、最も賢い買い方だと思います。
ただ、アヴァンギャルドのタイヤ、前が245/40、後ろにいたっては265/35の扁平率に18インチホイールで、これはちょっとやりすぎだと思いました。
それでも乗り心地が良いのは流石なのですが、轍やでこぼこの影響は明らかに受けやすくなっていますから、普通に乗っている分には、もうちょっと細いタイヤの方がよいと思います。
取り回しについても、私のE300同様、プリウスよりも小回りも効いてすばらしく、駐車する時の感覚では、私の愛車よりもスムーズに感じられました。
ネガティブと言うか、ちょっと気になった点は、今のCクラスと同じアイドリングストップの制御で、再始動時の振動は、Eクラスには似つかわしくないように思いました。
それでも、Cクラスよりは、再始動後のギクシャク感はないのですが、CLSのスムーズさを知ってしまうと、不満に思えます。
人間、上があることを知ると贅沢になるものですが、それも向上欲ですから、悪いことではないでしょう。
燃費ですが、カタログ燃費は15.5キロと、これまでで最良の数値を記録しています。
流石に実走行ではそうは行きませんが、那須塩原駅との往復10キロの繰り返し中心の、大変燃費には悪い走行ながら、9.9キロを記録したのは、優秀と言わなくてはいけないでしょう。
恐らく、高速の定速走行なら、E300の13キロを上回る15キロぐらい走ってくれるでしょう。
個人的なネガティヴポイントは、以前にも触れていますが、フロントマスクです。
娘が、ベンツらしからぬイケてる顔と表現しましたが、今までのベンツではまったく気にならなかったのですが、今回この面相だけはちょっと勘弁と言いたくなりました。
それから、スリーポインテッドスターのマスコットが最廉価版しかないのも、私にとってはネガティヴの一つです。
どちらも、古くからのメルセデスファンには共通の意見だそうで、この車、国産車からの買い替え需要でよく売れているものの、メルセデス内の代替需要は今一つだそうです。
私の総括。
いい車です。
初めてEクラスを買う方には勧めます。
でも、本当にEクラスの良さが知りたいなら、300以上を狙った方がいいでしょう。
E250でよいなら、100万円以上安いC200も視野に入れて考えても悪くないと思います。
Cクラス、モデルチェンジ直前で、品質、価格とも、今が狙い目ですから。
Posted at 2014/01/08 13:53:43 | |
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メルセデスベンツ | クルマ
2014年01月02日
あけましておめでとうございます。
年を越してしまいましたが、昨年末の異音の報告です。
今回は、ヤナセ、バンパー交換の時の大幅遅れの件もあったためか、大変迅速に対応してくれまして、25日の朝に電話して、夜に代車のニューモデルのE250アヴァンギャルドを用意して取りに来てくれました。
メルセデスベンツ、昔からなのですが、ファンベルト周りは、サーペンタインベルトと呼ばれるぐらい多種類の機器を1本のベルトをくねくねと取回しています。
普通の車の場合、1本はエンジンとオルタネーター、他の機器は別のベルトでというところを、エアコンのコンプレッサーから何から全て1本で駆動しているわけです。
それでも、今まで25年乗り続けてきましたが、今回のような異音は、このE300が初めてで、かつ、1回で治りきらなかった故障も、この車が初めてだったのです。
結局、昨年6月の二度の修理でもきちんと治りきっていなかったことが判明したわけで、原因は、私の予想通りファンベルトテンショナーの不具合でした。
ただ、これを突き止めるためには、ファンベルトの張力や、たわみ等、正規ディーラーだからこそ数値的に確かめられた面があったと思います。
オートウィンドーでさえプログラムにプロテクトがかかっていて、本国ドイツからパスワードを取り寄せないといけなかったことがわかりましたし、近年、エンジン制御システムだけでなく、各種のコントロールプログラムがブラックボックス化されていますから、正規ディーラーでないと扱えない部分が今後どんどん広がってくるのだろうと思いました。
とりあえず、今回は3日で完治して万歳です。
代車のニュー?E250アヴァンギャルドの感想については、また別の機会に触れたいと思います。
Posted at 2014/01/02 22:48:41 | |
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メルセデスベンツ | クルマ