しずのブログ一覧

たまたまネットで「ばくだんおにぎり」なる物を知った
隠岐の郷土食らしい
隠岐といえばしずのルーツなのだが行ったことは一度も無い
父が何度か行ったと言う話は聞いたが
天気が悪いと帰ってこれないところだし
曰くつきの話があってなにやらややこしい
飲食店か旅館かを営んでいたが食中毒を出していられなくなり
関西に出てきたばあちゃんとじいちゃんが知り合って結婚したらしい
ばあちゃんは戦争中に中学生だった父とその弟を残し死んでしまったので
しずは一度も会えなかった
戦後満州から引き上げてきてぐれかけていた叔父さんを養子にしてくれた小母さんが
ばあちゃんの妹だと知り早く知っていたら聞きたい事あったのにと思った
その小母さんが背丈が小さいのにやけに大きなおにぎりを握ると母に聞いていた
で、さっき思った、小さい頃から小母さんにとってのおにぎりってばくだんおにぎりだったんじゃないかなって・・・
関西なまりではない独特のイントネーションでしずを呼んでくれていたが
それも四十過ぎてから島根のなまりだったことを知った
どこ行きたい？って言われたら隠岐って答えているのだが死ぬまでに行けるかな？

父は国鉄マンで山岳部だった
そんな父がいつも言っていたのが
「鉄道に飛び込んで死ぬな」
「山に登って遭難するな」
鉄道の敷地内は私有地なので勝手に自殺なんかしたら損害賠償請求されるし、山岳救助隊呼んだらこれもまた多額の費用が掛かるからと、何故かよくそう言われた
山登る趣味もなかったし、電車に引かれてバラバラになるのも嫌だった
小さいときから命の重みを教えてもらってたのかな
毎日ハンドル握るときは超真剣です
人様に迷惑掛けないように頑張ってます