キャリイDA63T　メーター修理

スズキキャリイＤＡ６３Ｔ
スピードメーターが上がらず、オドメーター、燃料計の表示も消えたままです。警告灯の類は点灯しますが、このままでは車検に通らない。オーナーさん曰く、１時間くらい乗ってたら動くようになることもあるそうで。寒い日は全然ダメだとか。
ここまで聞いた段階で、電解コンデンサの容量抜けでは？という気がしましたので見てみることにしました。
↓こんな顔の軽トラックです


ディーラーだとメーター交換で６万円超、いくら検索しても現物修理を受け付ける業者の広告は多数出てきますが、修理したレポートは一件も出てきません。
なぜだ？最近のネット検索は無力ですね。
現物修理価格が6000-7000円なので順当に考えてもコンデンサ交換で復旧するでしょう。


右下の１つがオドメーター、ステッピングモータ周りへの電源ラインに挿入されているっぽく怪しいです。

メーターの針抜きに若干のコツは要りますが分解は簡単。47μF/35Vが2個、100μF/35Vが1個、100μF/16Vが1個です。
ちなみにパーツ箱にあった適当なコンデンサと交換したので収める位置に一工夫必要でした。耐圧こそ確保しましたが容量も適当です。
抜いた針を差すのに若干のコツはありますが、難しくはありませんのでお困りの諸兄はチャレンジしてみる価値ありです。

バッチリ復旧。
相談後３０分くらいで修理完了し大変喜ばれました。




次回に備えて、amazonで中華アルミ電解コンデンサセットを買ってみました。
使い物になるのか？？