E-16#型から始まるGt-Fourには下記のトランスアクスルが搭載されてて、
E50F ST-165 BLMVZ/ST-185 BLMVZ
1st 2nd 3rd 4th 5th Reverse Final
3.583 2.045 1.333 0.972 0.731 3.583 4.285
E152F ST-185(H) BLMVZ(RALLY)
1st 2nd 3rd 4th 5th Reverse Final
3.230 2.142 1.518 1.258 0.731 3.545 4.285
E151F ST-185H BLMQZ(RC)
1st 2nd 3rd 4th 5th Reverse Final
3.538 2.045 1.333 0.972 0.731 3.545 3.933
E154F ST-205 BLMQZ
1st 2nd 3rd 4th 5th Reverse Final
3.382 1.913 1.258 0.918 0.731 3.545 4.285
E150F ST-215W BLMVZ
1st 2nd 3rd 4th 5th Reverse Final
3.384 1.913 1.333 0.972 0.731 3.545 4.285
https://toyota.epc-data.com/
あたりで確認できる部品番号を比べりゃ判明するとおり、カムリや
MR2など、E型ミッション積んでる車間で部品が融通できるのですが、
ギアとシンクロは純正部品がほとんど欠品なのはご存知のとおり。
トヨタ純正部品のみではギア比の変更がほぼ叶いませんけど、
2020年現在でも社外の部品を用いてかなりの処まで可能です。
海外から調達するため、みんな値段が高いって声をそろえるけど、
実際問題としてトランスアクスル一式をOHしながら好みに仕上げるとどれも
大して変わらない額が必要になるので、消耗品とOHキットの在庫がある内に
挑戦した方がいいみたい。
KAAZ MCT2050
https://www.kaaz-sports.com/crgears.html
1st 2nd 3rd 4th 5th
3.231 2.235 1.667 1.250 0.929
※インプットシャフトと各ギアのみで構成されるフルクロス。純正シンクロを使う
ヘリカルタイプのギアで唸らない。
組み上げるために純正又は社外品のアウトプットシャフトとファイナルドライブ、
シンクロ一式を用意するか、元ついてた物から外した部品と”混ぜる”必要がある。
QUAIFE QKE7E
https://shop.quaife.co.uk/toyota-celica-gt4-5-speed-close-ratio-synchromesh-quaife-gearkit
1st 2nd 3rd 4th 5th
3,250 2,270 1,750 1,390 1,200
※クアイフ製のフルクロスキット。ここからは各ギアがストレートカットに。
ギア比もグッと下がりましてかなり低め。
使用するシンクロが純正流用なのか全てクアイフ製かは不明。(多分純正流用)
元のファイナルを維持てとこからすると、純正4.285と組合わされると
思われる。現在p.o.aだが過去の値段は2054,85ユーロだった。
SQS Racing DOG Kit
http://www.sqsracing.com/produkt/422:528:toyota-celica-gt4-dog-box-racing-gearbox-mr2-turbo-e154-e51
1st 2nd 3rd 4th 5th
3,000 2,077 1,600 1,294 1,105
1st 2nd 3rd 4th 5th
3,000 2,077 1,438 1,000 0,818
※ボックスの中身を入れ替えるタイプのドグミッション化キット。
インプットもアウトプットもASSYで出荷されるので組込みが容易。
特筆すべきは用途別に2種のギア比があり、ファイナルが下記5種類から選べること。
4,727 4,500 4,333 4,000 3,714
GEARMOTIVE DOG Kit
https://www.gearmotive.com/en/product/toyota-e-series-5-speed-dogbox/
1st 2nd 3rd 4th 5th Final
2.58 2.00 1.62 1.35 1.19 5.6
※ハッキリ言って超クロス。構成的にはSQSと同じでちょっと安い。
実際に手元に来た時の価格はレートに応じて変わるけどKAAZに純正シンクロとシフト
フォーク類、MWRのファイナルギアを組合わせると、SQSもGEARMOTIVEも
大して変わらない額になることが判っていて、これにベアリング、OHキットを頼めば、
部品で¥700,000超になります。
ちなみに、当時価格の純正部品のみでミッション組むと大体¥500,000くらいでしたわ。
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トランスアクスルにはミッションと共にフロント・センターデファレンシャル、トランスファーが付いてまして、2019年現在はトランスファーのアウトプットシャフト及びベアリングとプレロード調整用の塑性スペーサーが廃盤となってます。
が、ビスカスカップリングのハウジングに付くベアリングあたりは調達可能でした。
何故かO/Hキットは潤沢に有るのが謎。
何かにつけて指摘されるフロントのデファレンシャル問題は、TRDの再販や出物が待たれるとこですが、今日現在で以下のソリューションが用意されており、わりと選べる感じに。
注意してほしいのは、フロントとセンターのデファレンシャルは一体でトランスファー側にビスカスがセットされる構造が基本であるため、"効き"とトラクションを求めようとすると、TRD的な機械式デフの並列構成か、センターデフを廃止する方向になっていきます。
イワセさんとこで扱ってたTTEのビスカスカップリングは差動制限する量を変えてトルクスプリット機能付加を目指したものです。
いろいろ調べましたけどプレートタイプをこの車に装備するとランサーやインプレッサに比して整備や調整の為の工数や部品調達の手間が鰻登りなので私はクアイフを素直に選びましたです。(都度エンジンとミッション下ろしてケースワリタクナイヨ
QUAIFE QDF31E
https://shop.quaife.co.uk/quaife-toyota-celica-gt4-st205-atb-differential
Tuning Developments 社からのみ購入できる唯一のフロントとセンターデファレンシャルのアッセンブリ。クアイフ製で高い。
所謂のヘリカルタイプでフルロックもチャタリングも無い代わりに、純正完全互換で永久保証的に壊れない(らしい)。スピードメーターリングギアがハナから付いてるのが美点。ただ高い。
アジャイルレーシング フロントLSD転換シャフト
https://agileperformancenz.com/collections/toyota-celica-gt4/products/celica-gt4-all-track-front-lsd-shaft
ニュージーランドのアジャイルレーシングさんとこのアイデア商品。
競技に目的を絞りセンターデフを固定しフロント差動制限を達成するキット。
純正センターデフのハウジングへ付属のシャフトを溶接して固定し、フロントデフ側ハウジングをビスカスに接続する事でビスカスカップリングをフロントLSDとして使用する発想の転換商品。コスパ高い。
アジャイルレーシング フロントLSD
https://agileperformancenz.com/collections/toyota-celica-gt4/products/celica-gt4-front-lsd-1-5-2-way
此方もアジャイルさんの製品。
先述のシャフトから更に応答性とロック性能重視した機械式プレートタイプのLSD。クスコみたいな1.5~2way選択構造が採用されてて、本番車両向け。内容からすると普通というか安め。
フロントとセンターデフ内部容積をフロントデフのみに使ってしまう漢の製品。
これとトランスファー内部を機械式LSDにするユニットが開発されれば、TRDの代替製品足りうる。