
この日はシゴトでダイハツ本社に行きました。
せっかくなのでということで、工場見学をさせていただくことになりワクワクです。
仕事がら、完成車のファイナルラインは多々見学しましたが、軽の生産ラインは思っていたよりフツーでした。
小さい車なのでもっとチョコマカしてるのかと思ったら、ヴィッツなんかのラインよりよっぽどゆったり流れている感じ。
びっくりしたのは、コペンの生産ライン。
通称「コペン工房」
高度技能者育成も兼ねている生産ラインは、コンベアなしの生産ライン!
1工程終わるごとに、次の工程へ手で押して移動します。
全長25mほどの生産ラインで工程も5,6工程だけ。
作業者は全部合わせても30名ほどでまさに手作り!
コンベアどころか自動機とかロボットとよばれるようなものすら全くなし!
ホイールにタイヤを組み付けるのですら手作業で、まるでオートバックスのタイヤ交換!
効率を追求しつくした、いまどきの日本の完成車工場ではこんなのお目にかかれません。
一台一台、大事に作っている感じがほほえましくもあり、感動的でもあります。
でもたぶん採算取れないんだろうナァ。
こんなに大事に作られたコペンが欲しくなってしまいました。
そういえば昔動画で見た、
ロータスの生産ラインにそっくりです。
ところで画像の車がなんだかわかりますか?
ダイハツP-5という、1968年に作られたレーシングカー。
1300cc、140PS。
同年の日本グランプリ総合10位、クラス優勝だそうです。
申し訳ないですが、まったくしらん車でした・・・。
かっこいいような、でもどこかかっこ悪い、フシギなスタイルでした。
ヒューモビリティワールドというダイハツ本社内の博物館?にいました。
こういう仕事ばかりなら、いくらでも出張するんですけどねー。
Posted at 2008/01/31 01:54:28 | |
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