続編遅くなりました。
前回は本体クリーニングと組立まで完了していました。
そのまま室内に取付けて配管して〜と通常なら作業を進めますが、なんせ素人の作業ですので事前に動作確認は欠かせません。
調べると室内機単体でも電源を繋げば暫くの間動作する様です。
コンセント、コンセント
部屋の隅まで室内機を移動させてさぁ電源をと、
ア、アッ
そうです
普通のコンセントと形が違います。
エアコン用のコンセントに挿すしか無いので予定を変更して仮付けしました。
ポイントはドレンホースの出口側に本体を少し傾ける事です。カビの原因は内部の水分です。出来るだけ滞留しない様に且、見た目に違和感が無い程度に調整しました。
後は室外機との接続です。
プロはガス配管2本、ドレンホース、換気用ホース、電源用コードを屋外で束ねて室内に引き込むみたいですがあんな太い物を曲げる自信が無かったので個別に通して、
室外と室内側にそれぞれ化粧テープを巻いておきました。
配管はそのままでも使えたでしょうが、絶対ガス漏れさせたくないので配管接続口は全てフレア(接続部分のラッパ口)を新規作成しました。
昔のフロンガスは補充が出来ますが、今のは全量入れ替えです。おまけにガスも高い!
最近はホームセンターでフレア済み配管が3000〜4000円で購入出来るので買った方が早くて安心ですが、折角ですので難しい方を選択しました。
最後は配管内の真空引き作業です。
業者さんによっては真空引きしなかったり、手動ポンプだったりする様ですが、私の様に移設で数日放置していた配管や本体を再使用する時は電動真空ポンプによる真空引きは必須です。
理由は配管内の水分を完全に取り除くためです。皆さんも過去に習った事あると思いますが気圧が下がると沸点も下がり蒸発し易くなる理屈です。
またR410Aは混合ガスの為、空気が混ざると変質して冷媒としての能力が落ちるみたいです。
因みに今回真空ポンプやフレア用の道具はレンタルで調達しました。一般に3日間で3000〜5000円程度ですね。
これで作業は終了です。
スイッチオン!
ウィーン
冷たい風が出て来ます。
新品の香りです^_^
なんとか無事に完成しました。
これで終わり
ではなく実はもう一台あるのです!
そちらはカビ臭くも無かったので取付けだけにしようと思ってましたがよく見ると少しカビが・・・。
結局こちらも完全分解コースを選択となりました。
こちらは最も安いタイプのシンプルなエアコンでしたので15分で全バラ状態。ネジも5本程と前回と大違い。最後までパ◯ソニ○クの合理化設計に感心しきりでした。
安い物程、利益を出す為にシンプルにしているのでしょうが故障しにくさにも繋がる様に思います。
話は変わりますが車もきっと同じでしょう。
DS5でも分解してみると、思わず直したくなる部分が目に付きます。きっと国産車は文句の付けようもないぐらい素晴らしいのでしょう。
でもそれ以上に感性に訴えかける部分ではシトロエンならではのものがあります。
合理的な考えでは絶対に買えなかったと思います。
その分色々問題もありますが足らない部分はみんなと情報共有して補って行きましょう。
終わり。
Posted at 2014/06/29 18:45:37 | |
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