
最近、M蘭での仕事が結構忙しくなってきていて
みんカラ徘徊が厳しくなっております…m(__)m
まだ週末は自宅に帰ってこれてますけどネッ(^▽^)/
が、週末天気が崩れるという構図がなかなか崩れず
自分の部屋にいる時間が多いわけで…(笑)
てなことで、
あたくしの写真の作り方なんぞを公開したいと思います。
慣らし中… posted by
(C)spot
ここで公開するのはあくまでもあたくしspotのやり方なので、
こうじゃなきゃダメっ!
ということではありません。
あくまでも一例ということで…(^▽^;)
また、
明るくしたり暗くしたり…とか、
鮮やかにしたい…、コントラストを上げたい…とか、
調整の内容はspotが『こうしたい』と思ってやっていることですので、
実際はご自身がどうしたいかで決まります。
写真で大切なことは
『何をどう撮るかっ!』
ですので~!
まずは今回は基本的な流れから…
ちなみにあたくしが写真を撮って編集するのに使っているツールは…
カメラ :Nikon D80 (RAWで保存)
ソフトウェア:
SILKEYPIX Developer Studio 3.0 FREE版
(用途 RAW⇒JPEG変換)
Corel Paint Shop Pro XI (最新はX2)
(用途 JPEG画像の編集・調整)
デジ一(デジタル一眼レフカメラ)や、コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)でも一部のカメラは
RAW形式で保存することができます。
※RAWとはカメラのセンサーの生データのことでカメラのメーカや
センサーの種類で形式が全く異なっているのでこのデータを
写真としてみるには専用のソフトが必要です。
⇒ 詳細:
RAW画像 「出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』」
ちなみに、あたくしはお金がないので(笑)FREE版(機能が限定されている)のRAW現像ソフト(SILKYPIX)と結構お安い画像編集ソフト(Paint Shop Pro)を併用しております。
(〃▽〃)
まずは作例から。
霧中 posted by
(C)spot
これは濃い目の霧の中で撮影したものです。
撮影は、
感 度:ISO200
露 出:1/500 F8.0
モ ー ド:絞り優先オート(絞りは自分で決めてシャッタースピードはオート)
露出補正:-0.7EV
霧の中でモノトーンとはいえ被写体に対して明らかに空が明るいので露出補正をマイナス側にかけて撮りました。
画面の多くを占める被写体が画面の中で暗い部分なのでカメラはここに露出を合わせようとします。
暗いところに露出を合わせてしまうと空が白く飛んでしまうのでマイナス補正してこれを防ぎました。
<ステップ1:RAWの現像>
まず、SILKYPIXでRAW(生データ)からJPEGに変換(現像)します。
SILKYPIXで現像中… posted by
(C)spot
表示されている写真は生データのままです。
ご覧のとおり少し大きめにマイナス補正しているので画面が真っ暗です。
ここでJPEGで保存した場合と大きな差が出ます。
画面中黒く潰れて見えるところや白く飛んでいる(↑マイナス補正しているのでこの写真では余りありませんが…)ところでもRAWの場合はデータが残っている可能性が高く、露出補正やコントラストの調整を行えば色や諧調性が復活する可能性が高いのです。
JPEGだとこの可能性は極端に低くなります。
(ちなみに本来殆どこの工程で全てを終わらすことができるのですが何せFREE版ですので細かい調整ができません(^▽^;)
それと、車のナンバー消しとか、画像自体を加工できないのでこの作業以降は後述の画像編集ソフトを使います。)
それでは主な調整内容を説明します。
ちなみにSILKYPIXのFREE版では露出補正以外はプリセットされた調整パラメータを選択することになりますので微妙な調整はできませぬっ(T0T)
①露出補正
画像中のもっとも明るい部分ともっとも暗い部分の諧調性に注意しながら補正をかけて程よい明るさに調整します。
ただし、黒く潰したり明るく飛ばしたりするのが良くないということではありません。そのように仕上げたい場合もありますので♪
②コントラスト調整
コントラストは明るさと暗さの差の幅(大きさ)のことです。
コントラストを上げると明暗差がはっきりして色の濃度が上がったように見えます。
逆にコントラストを下げると明暗差が少なくなり色の濃度が下がったように見えますが諧調性(グラデーション)は滑らかになります。
③カラー調整
色の彩度や明度をいじって鮮やかさなどを調整します。
例えばコントラストを下げて色の濃度が下がったのでここで色を濃くするとか、
夏の写真なので鮮やかな感じにしたいとか、ノスタルジックに決めたいので鮮やかさを少なくするとか…。
④シャープ、ノイズ調整
多少の画像の荒れやピンボケ、ブレなんかはここで何とかなります(笑)
画像の荒れを強めに取ると少しシャープさが落ちますが、これは後述のソフトで何とかなります(笑)
他にもいろんな技がありますが今回はここまで…(笑)
<ステップ2:JPEG画像の編集>
PaintShopProで編集中… posted by
(C)spot
前述の工程でできなかった細かい調整と画像自体の編集を行います。
ここでは画面左上にかかってしまった電線と車のナンバーを消しています。
◆スマート修正
この機能は結構重宝しています♪
通常何種類もの機能を使って調整しなきゃならないことがこの画面だけでできてしまうので…
初めて自分で調整する人やめんどくさがり(←spot)なんかには最高の機能かと…(笑)
ここでは明るさの他、
シャドウ(暗部だけ明るさをコントロール!)やハイライト(明部だけ明るさをコントロール!)やカラフル(色の明度、彩度)、シャープネスなんかを調整します。
◆画像の編集
画面中、点線の丸で囲んだ部分を『クローンブラシ』という機能を使って消しました。
また、AlfaRomeoのロゴも貼り付けています。
やり方はまた別の機会に…♪
◆アンシャープマスク
これはわかりやすく簡単に言うと輪郭強調処理のことです。
通常のシャープネスだと画面全体がガビガビになりがちですが、アンシャープマスクを使うと自然な感じでシャープさを表現できます。
あたくしの写真がクリアに見えるのはこの機能のおかげです。
以上、あたくしの写真の作り方の大まかな流れはこんなところです。
いつになるかわかりませんが、次回からは細かいところに的を絞って説明していきますねっ♪
また、ここが知りたいというリクエストもお受けしますのでよろしくですっ!
BGMは… posted by
(C)spot
この写真は通常の撮影や画像処理ではありえない写真です(笑)
この写真もいずれ細かく説明しますねっ(^^)v
そうそう、未だ慣らし運転が続いております。
あと360km!
ちなみにドライブ中のBGMは…
<Jamiroquai Love Foolosophy ♪>
です!
では~(^▽^)/