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st昼行灯のブログ一覧

2015年10月07日 イイね!

💬何してるん?

50のおやじがアイドルのファンてぇのもなんなのですが、Perfumeは面白いと思うのです。



そんな彼女達が結成15年、メジャーデビュー10周年を記念して「Perfume Anniversary 10days 2015 PPPPPPPPPP」をするという。その中でライブが行われた。会場は東京と広島のみ。関西には来てくれないようでした。本来なら見送るところなのですが、何やら見えない力に動かされるように・・・・ま、ただ単に意思が弱いだけなのですが・・・・抽選にエントリーして・・・・・それも、エントリーの時に誤解があって第1希望東京、第2希望広島・・・みたいなつもりでエントリーしたら抽選は各会場ごとで行われて、両方が・・・・喜ばしいことなのですが・・・・・当たってしまったのでした。

さて、東京公演は日曜日の16:30スタートでした。新幹線で日帰りも出来ましたが、誘った東京の仲間がここのとこ重責な仕事を任されていて疲れていると訴えていたので少しゆっくり話をしようと思い、月曜日に有休を取ってR−コで東京に行くことにしました。・・・・ま、ただ単に走りたかっただけって話もありますが・・・。

土曜日は仕事で遅番でした。仕事終わったのがAM2:00。この週はRーコで出勤していたのですでに100Kmほど走っていますから、Rーコにお食事をさせてから出発です。西宮から下道で吹田まで行き、インター近くの宇佐美で給油。吹田のインターを抜けたのはAM3:00を回っていました。名神、新名神を抜ける何時ものコース。名神がすっごい空いていました。

ま、当然ですが・・・。何時ものように東名阪から伊勢湾岸を抜けて東名に。

そして何時もの赤塚PAでお夜食・・・って言ってももう6:00ですから・・・・朝食ですね。赤塚PAには吉野家の隣に“のろし”ってSHOPがあってそこでも食事ができるのですが・・・6:00開店なのでちょっと待てばいいのに、そういうところ融通が利かないのですなぁ。

ま、正直言うと早く東京に着いて昼飯は秋葉のとんかつ屋・・・なんて企んでたので先を急いでいたという気持ちもあったんですけどね。でも、やはり眠気はやってくるのです。普段早番の時に東帰するときは、朝4時〜5時に起きて1日仕事をして夜20時〜22時ごろ発つので1時〜2時くらいには眠気が襲ってくるのですが、遅番は11時ごろ起きて出勤なので少しは睡眠が取れてるから上手くいけば睡眠休憩はいらないかも・・・なんて思っていましたが・・・・甘かったようです。

結局東京には10:30着で、予定より1時間遅れでした。待ち合わせが15時で仮眠をとる云々すると、とても秋葉にいっている時間はないようです。ならば、ラーメン・・・とも思いましたがラーメン屋さんが日曜日はお休み。し〜かたがないので♫となりのとんかつ屋さんで昼飯となりました。

「今日はカツを食べて勝つ!」っと意気込んでみましたが「・・・・・何に?!💢」っとセルフツッコミも忘れていません。
日本武道館は凄い人出でした。長いこと生きていると記憶が曖昧になるもので日本武道館には以前入ったことがあるような、ないような?不思議な感覚でした。

ライブは盛り上がり楽しかった。「すっごい汗かいてるよ」と驚いた仲間の顔が誇りにも感じていた。一番気がかりだったのは一緒に行った仲間が楽しんでくれたどうかでした。自分はファンだから楽しいのは当たり前ですが、付き合ってくれた相手が楽しんでくれるかどうかはわかりません。普段アイドルなんて聞くとも思えんからね。ただ、相手の「楽しかった」という言葉だけを信じることにしました。
月曜日、ETC割引のない高速を西に向かって走りました。orz
あ、帰りにGetしました。

これを撮るためにわざわざ大井松田で一旦東名を降りました。Getしたらすぐに高速に戻ろうと思っていましたがずるずると小田原市内までいくことになりました。結局お城の下でGet。・・・いやはや、ばたばたですな。

さてお次ぎは広島です。こちらは18:30スタートとなりますので、大阪方面の最終新幹線が22:10ごろなので本当にギリギリ間に合うかどうかなことろです。一応、会社の同僚を何人か誘ってみましたが日程的にもきついので結局1人でいくことになりました。禁断の独り遊園地な気分でちょっとショックではあった。この週も遅番の週だったので、また無謀な考えがわき上がります。仕事終わりのその足で広島まで走って午前中は仮眠をとって昼前くらいから市内の散歩をして夕方まで時間を潰し、ライブを楽しみ、R−コで走って帰れば2:00か3:00ごろには着けるはず、次の日も遅番なので出勤には支障は少ないだろうというものでした。



仕事が終わったのは東京行きの時よりちょっと早くて2時前には出発できました。阪神高速を案内されると思ったら宝塚から乗れと言う。武庫川沿いを北上して宝塚ICから。

中国道も山陽道も空いていました。以前に夜山陽道を走ったときまるで貸し切り状態になったのを覚えていますが、今回は深夜なのでなんか真っ暗でした。

広島までは300Kmぐらいだから東京まで走るより楽だろうなんて思っていたが、やっぱり来るものは来るもので小谷SAで睡眠休憩。

起きたら・・・

朝だった。

広島市内に着いたのは7時過ぎ。平日の朝はラッシュです。でもって、広島の方達は皆さんお飛ばしになられて怖い。さらに一方通行が多いのでなかなか難しいです。

なんとか無事に市営駐車場にR−コを入れて仮眠をとるためにホテルに向かいます。
仮眠をとる場所はカプセルホテルやインターネットカフェも滑り止めに考えていましたが、ネットで検索したら「デイユース・モーニング」なるプランがあるホテルがヒットし問い合わせをしてみると「ご休憩扱いになります」とのこと・・・・。最初は何のことやらよくわからなかったのですが・・・・ホテルに向かう途中、“仏壇通り”と称される通りを抜けましたが、確かに大きな仏壇屋さんもあるのですが・・・何やら雑居ビルが立ち並び“クラブ”やら“ラウンジ”が軒を並べる歓楽街の様相です。仕事明けのお姉さんやら黒服のお兄さん達が何やら大きな声で話しながら歩いていました。そのはずれにあった目指すホテルは

広島タウンホテルです。どうやらビジネスホテルとラブホの二刀流をしているようでした。独り遊園地に加えて独りラブホですか・・・落ちるところまで落ちたなぁっと言う感じです。ま、室内は普通なんですけどね。

ふかふかの大きめな布団はさぞゆっくり寝られるだろうと思ったのですが・・・・貧乏性なんですかね・・・・なにかあまり寝付かれませんでした。つまらないTVを見ながら少しうとうとしたくらいでした。
予定通り昼前にはホテルを出ます。昼飯は広島風お好み焼きと決めていました。また歓楽街をぬけて

こういう冗談は好き。
やってきたのはPARCO裏のお好み村

食べログで検索して大丸堂さん。大将の「いら⤵️っしゃいませぇ⤴️」と独特の抑揚を付けたしゃべり口が印象的でした。

でも、真面目なPerfumeファンはこちら

あとむさんに行きます。写真にも写っていますがPerfumeTシャツを着た方達が行列しています。まだ、彼女達が売れなかった時に通っていたお店だとか・・・

不真面目なファンはいけませんなぁ。でも、美味しかったです。
さて、広島の観光っといっても思いつくのは原爆ドームだけです。でも、一番訪れてみたかった場所でした

さすがに外国の方達もたくさん訪れていました。そしてとても真剣に見ていました。“戦争反対”っと最近皆さん騒いでいますが戦争をすることが罪悪なのではなく、戦争で大切な人がたくさん死んでしまうことはもうこりごりだということなんじゃないかと思う。戦争放棄の平和憲法は素晴らしいと思うし守っていきたいことではありますが、そのために他国の人が死んでしまうという事実に日本人はどう考えるのだろうか?“話し合いで解決する”と言っても力を見せびらかせて自分の有利な方向に話を進めようと企む輩に対抗するにはよほどの知恵がないと結局相手に飲み込まれてしまう結果になる。今の日本人は本当にそこまで考えて“戦争反対”をうったえているのだろうか?どんなに高尚な文言を並べていたって結局戦争は一部の利権者が自分の利権を守るためだけに脅したり賺したりして民衆を動かしているものなんだと思う。目先の利益だけを求めて答えを出そうとすると結局踊らされてしまうことになる。どんなに考え方の違う国の人だって大切な人は失いたくないと思うのは一緒だと思うのです。


広島のライブはやはり彼女達の地元ということでまた違う盛り上がりを見せていました。それは公演前のお決まりの「お客様への注意事項」の放送でも、「写真撮影や録音は駄目だぞ」とか「通路に出て騒いだり椅子の上に乗って騒いだりするのは迷惑だし危険だからやめろよ」とか・・・・東京の時でも全く同じ文言で繰り返すものに対して一つ一つ「ハァッイ!」「ハァッイ!」と答えが会場全体から聞こえてくるようなところにも出ていた。3時間にも及ぶライブを3人だけで歌い踊り、汗びっしょりになりながら、実に楽しそうに微笑む彼女達は魅力的でした。そしてまた、楽しいライブを経験出来た。「ありがとうございました」と丁寧な挨拶をするのが彼女達の特徴ではありますが、こちらの方こそ「ありがとうございます」という気持ちを伝えたいのですが拍手や歓声では物足りないのが歯痒くて仕方なかった。



この曲を聞くとst昼行灯はなぜか泣けてきてしまう。今回のセットリストにも含まれていてすっごく嬉しかったのです。

予定通り22時には広島を発ちまた同じ道を帰ります。途中工事渋滞に悩まされながら帰路を急ぎます。

そー言えばこの日は広島マツダスタジアムでは広島カープがCS進出を目指して最後の公式戦が行われた時で途中のSAでも赤いTシャツやユニホームを着た方達が大勢いたので特に広島には気が集まっていた時なんだったと思う。

当初は入る予定のなかった吉備のSAに立ち寄って睡眠休憩をとったり110Kmぐらい出すトラックに煽られたりしながら無事に家に着いたのが3:40。予定より1時間遅れでした。

辛くもあり楽しい行程でしたが、楽しんでいました。でも、この後風邪をひいて熱を出し、これがなかなか治らず辛い体調のまま仕事をせねばならないことになりました。・・・・もう若くないのね。

自分に“👎駄目だね!”を付けたいと思います。
Posted at 2015/11/12 03:14:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | コンサート | 日記
2015年02月01日 イイね!

Madama Butterfly

 現実逃避行に奔走しているst昼行灯にとって音楽は欠かせないアイテム。だからそのジャンルには節操がない。
 だが、クラッシックコンサートは行ったことがあってもオペラなんてあまりない機会。「試してみよう」ってノリで気軽に応募してしまった。ちょっと高かった¥が・・・
 予約した時はよくわかっていなかったが、何やら日本向けに特別演出された『蝶々夫人』とのこと。
 京都南座に行って来ました。

 今回は電車で、R−コはお休みです。

 少し早めに京都へ行って少し散策してみようかとも思っていたが寝坊してしまい、京都に着いたのは11時半。開演は14時なので13時過ぎぐらいが開場か?散策するには時間が足りないし、ただ待っているのには時間を持て余す。中途半端なタイミングになってしまった。
 「どうしようかなぁ」っと思っていた時、ふっと思いついたのが安井金比羅さん。縁切りと縁結びの神様です。まだ、東に住んでいた頃京都に遊びにきて東山散策時には清水の地主神社、安井金比羅宮、禅林寺永観堂は外せないスポットでした。ここのところ少し足が遠のいていたので久々のご挨拶に。

 祇園の街並を抜けて

 安井金比羅さんに到着。若い女性の参拝客で混雑していました。これまで何度か訪れたがこんなに混んでいたのは初めてかも。縁切り縁結びの儀式があって、結構真剣にやってきた。若い女の子達、しかも皆さんグループ、の中でおじさん独り並んで順番を待っている姿は妙だったかもしれない。後で気づいたがここも金毘羅さんだったんだなぁ。

 昼飯は東大路通沿いのラーメン勝鞍さん。特に選んだわけでなく、小さいお店の感じに惹かれたから。チャーシュー麺。

 八坂神社へもお参りをしてふらふらしていたので南座に戻った時は丁度開場のころ。南座は言わずと知れた歌舞伎の劇場。公演によっては公演前の場内の写真撮影も止められることがあるが、周りの人も結構写真を撮っていたのであっしも。外観の壮観さとは異なり結構こじんまりした感じにも思えた。ただ、上には広い。

 で、開演。花道も巧く利用された演出はよかった。歌舞伎の劇場を使っていることと関係があるのかどうかわからないけど、所作の感じがどことなく歌舞伎っぽい。でも、歌っている言葉はしっかりイタリア語。舞台袖に日本語字幕が出る仕掛け。

 凄く良かった!あらすじは酷い話なんだけどね。一途な蝶々さんの思いがイタリア語という聞き慣れない言葉のリズムから強く伝わってくるような感じ。そして、蝶々さんの世話をするスズキが秀逸だった。
 観客には女の人が多かったようですが、最後の蝶々夫人が一大決心をする場面ではすすり泣きの声も。st昼行灯も少しまぶたが熱くなっていた。蝶々さんが最後にさらし?腰紐?でキュッと足を縛る仕草は、本来のオペラにはない仕草なんだろうけど、とても印象的で美しかった。
 悲恋と呼ぶにはあまりにも酷い内容に憤りすら感じる。蝶々さんは15歳だったんだよ!3年後は18歳!それこそまだ愛すらもよくは分かっていない年頃ではないだろうか。それ故に、大人達の勝手な都合に流されながらも、男の勝手な欲情に晒されながら、それを愛と信じ一途につくしていく。それが無駄だったと知った時彼女の悲しみはいかばかりだったろうか。が、しっかりとした自分を持って描かれている蝶々さんにただ惹き込まれていた。そりゃ、フィクションだとは知っているけどさ。でも、ベースになったお話もあったようで・・・

 南座を出るとすっかり日は傾き、厚い雪雲が空を覆い白いものを散らすかせながら冷たい風を吹かせていた。舞台の興奮であまり寒さは感じなかったが心の中に小さな寂しさという穴が空いて、そこに風が吹き込み、それが痛かった。「片思いは愛ではない。愛は合いであって、一方的な思いはただの自己満足に過ぎない」何度も繰り返される長い片思い生活の果てにst昼行灯が得た答えであった。でも、彼女の思いをそう断じてしまうのは悲しすぎる。一途な思いは美しかった。だからこそ伝わって欲しいと思っていた。おおよそ人を愛することなんて必要とされないst昼行灯が人の愛に涙するなんてありえないことである。あのアメリカ人将校は本当に改心したのだろうか?人間って奴は懲りない奴だから・・・。
 ・・・だから、フィクションなんだってば!それにしても、最低だと思うあらすじなのに『蝶々夫人』が人気演目となった理由はなんなんだろう。でも、ここまで心を揺すぶられるとやっぱり不思議な力があるようにおもう。
 フィクションの世界と現実の世界の狭間でふらふらと思いを巡らすst昼行灯はまるで風に舞う蝶のようだと思った。
 
Posted at 2015/02/08 20:28:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | コンサート | 日記
2014年06月15日 イイね!

When you wish upon A star♫

『アナと雪の女王』を観にいった。50近い親父が独りで。
 今回で3度目である。
 
 楽しかった♡

 この映画は賛否両論あるようであるが、st昼行灯はお気に入りである。

 映画館のロビーで予告編として「Let it go」を流しているのを観て、そのパワーなんだろうか、よくわからないがとにかく魅せられて、なぜか、You Tubeに色々シーンが上がっていて、それを観て、またまた、魅せられて・・・、ぶっちゃけ、You Tubeに上げられているシーンを追っていくとほとんど映画を見なくてもストーリーは追えてしまうのだけど、きっと観にいこうと思ったのである。

 音楽が良いのはもとより、キャラクターが魅力的に思えた。登場人物一人一人が実に生き生きしているように思えたのである。たしかにアナは王女様なんだから皇族だろ?貴族だろ?ずいぶんくだけた性格で、どうしたらそう育つのか疑問にも思うけど、それがまた微笑ましかった。

 お笑い芸人さん達に酷評が多いのは、「ありのまま」の自分でいられない厳しい世界で生きている人たちだから、そうありたいと願う気持ちがあればこそ、「ありのまま」でいられない葛藤が描かれ足りないのが、リアリティが感じられなかったので、落胆が強く感じられたんじゃないかな?っと勝手に思ったりもする。
 
 しかし・・・

 真実の愛っていったいなんなんだろうって思う。

 Love is putting someone else's need before yours
 自分のことより他の人のことを思う(相手の気持ちを思う)

っと、言っていたが・・・

 例えば・・・

 st昼行灯に好きな子がいたとして・・・

 でも、その子にとってst昼行灯は out of 眼中な場合・・・

 その子にとってはst昼行灯の想いは“重い”ものであり、それを認識するのも辛いものであるとするなら、

 相手の気持ちを思って行動するってことは・・・

 st昼行灯はその想いを、心の中に押し込めて・・・
 その存在さえも誰にも悟られないように・・・
 いや、st昼行灯の存在さえも意識させないように・・・
 離れているということなのだろうか?

 喜んでいる時・・・
 楽しんでいる時・・・
 怒っている時・・・
 困っている時・・・
 苦しんでいる時・・・
 悲しんでいる時・・・
 
 いつも知らん顔でいることが、真実の愛なのであろうか?

 ・・・・二人の間には何も生まれない。それが、愛なのだろうか?

  st昼行灯は片思いは、“愛”は“合い”であって、気持ちが合っていない、だから愛ではないという考えだが・・・

 ま、例えばの話ではありますが・・・
 
 去年からst昼行灯の周りではちょっとした結婚ブーム。
 きっと、st昼行灯の好きだなっと思う子も、そのうち、st昼行灯の知らない奴と幸せに向かって歩いていくんだろうな。・・・いや、そんな知らせもst昼行灯には届かないのかもしれない。
 
 ・・・・・・ま、例えばの話ではあるんだけどね。

 ありていに言えば・・・大人はみんな、嘘つきなのです。
 
  
Posted at 2014/06/15 09:43:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | コンサート | 日記
2014年03月30日 イイね!

どぉする、どぉするぅ

 「『寝床』っていう落語があったな。」少し重たくなったまぶたに抗いながらst昼行灯はそんなことを考えていた。
 関西にいる間に一度は経験してみたかったのが文楽鑑賞だった。なんせ、人形浄瑠璃といえば関西が本場だから。かつて近松門左衛門が道頓堀竹本座で初演して大ヒットだったとか。その演目が曾根崎心中。

 
 Wikipediaの記述によれば、実際にあった事件をもとにつくられたとか・・・
 日本人は昔からワイドショー的なものが大好きなのだなぁ・・・と。

 人形の動きが思ったより滑らかで自然な感じにはびっくりした。ちょっとした仕草や立ち居振る舞いが美しいほどすてきだった。それは人形が動いているというより演じているという表現がぴったりくるように感じられた。
 ただ、大阪では義太夫って言うのかな?要するに人形浄瑠璃の語りの楽曲だが、これの妙味を感じるにはちょいとst昼行灯には難しすぎたようである。義太夫は人間の義理や情を歌う・・・いや語るということだから・・・義理人情に薄いst昼行灯がバレてしまうということなのだろうか・・・orz

 ただ、フェスティバルホールを会場にするには大きすぎたように感じた。演者と客席が遠く感じたのである。歌舞伎だと客席を突っ切るように花道があったりするのでそれなりに近くに感じられたが・・・st昼行灯が唯一観に行った歌舞伎は春4月に琴平・金丸座という昔ながらの芝居小屋だったからそう感じたのだろうか?歌舞伎座とか大阪松竹座とか京都南座とか大きな会場ではやっぱり遠いのだろうか?・・・・フェスティバルホールでは舞台と客席が二分されているようでせっかくの生三味線の演奏もその迫力が伝わらない。・・・ように感じたのである。
 
 文楽と言えばちょっと前に大阪市長の橋下さんと補助金のこととかでもめていたようだったが、今回の演出ではいろいろと新しい表現を取り入れているようで、普段は割愛されると聞いていたお初の西国三十三所巡礼のシーンも美しい映像と人形の共演で素敵なものになっていた。
 橋下さんが文楽の補助金カットの意向を表明したとき、「利にばかり走っている」とか「俺様好みでないものは切り捨てる」とか非難されているようだったが、歌舞伎だって、寄席だって、文楽だって、芸術文化だとシャッチョコばっていても、元々は大衆芸能であって、その都度時代を反映させて演目にもその影響が出て文化として成長してきたと思うので、現に歌舞伎や落語では今でも新しい試みや演目が多いのを見ると、いつまでも旧態依然であっては、時代に取り残されて、せっかくの文化が廃れてしまうことを危惧して、発破をかけたのではないかと思うのだがな。
 そして、やっぱり文楽という力のある文化はそういう新しい試みを受け入れる度量があったというわけだろう。


 国立文楽劇場や南あわじ(淡路島)には淡路人形座という人形浄瑠璃を上演する観光施設もあるようだし、今度はアクションシーンもあるだろう時代物なんてぇものも観てみたい気もする。

・・・・眠そうにしてた奴が偉そぉーに・・・汗

 
Posted at 2014/03/30 21:10:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | コンサート | 日記
2013年12月09日 イイね!

兵どもが夢のあと

8日。Perfumeのドームライブに行ってきた。
元の上司と元の同僚の女の子とその子の後輩の4人というメンツだった。
元の同僚の女の子は実にst昼行灯と21歳も年が離れている。最初、誘っていいものかどうか悩んでいた。おっさんとはいえ独身のst昼行灯が彼女に好意がないと言えば嘘になる。でも、自分の実力も知っているので夢を抱いているわけではない。だったら誘うことに抵抗など起こるはずはないのだろうけど、周りには目がある。それを面白がる奴やら哀れむ奴。それをst昼行灯にぶつけてくるにはいいが、こともあろうに彼女に向ける輩がいる。会社の年輩者ということもあるので彼女にとってはとっても面倒くさいことになる。彼女はst昼行灯を避けるようになりそれを感じとった自分は殻にこもるようになる。ドライブも映画もお芝居もコンサートも独りで出かける。それはそれで楽しいのだけど・・・哀れな中年おやじはネタにもなる。
でも、Perfumeのライブはちょっと他のものより大きなイベントに思えた。なかなか経験ができないイベントは彼女にとっていい刺激になると思うと気持ちが揺らぐ。
もたもたと悩んでいたら、元の上司の周りにいたパートのおばちゃんが聞きつけて横から「私、予定空いてる」っと割り込んできた。
st昼行灯は焦った。一旦はもうヤケクソでそのままおばちゃん2人を連れて行ってしまおうかと思ったが、もう一回考える間がもらえた。st昼行灯は彼女を誘ってみた。彼女は喜んで来てくれた。
前日迄はただただ皆が楽しめることだけを祈っていた。
ライブはとても楽しかった。4人で楽しく食事をしながら話して帰ってきた。
大きなイベントが終わった後の日常は静かすぎるほど静かだ。
これからはどれくらいこの生活が続くのだろうか。静かな生活はとても虚しく寂しい。彼女が今回の刺激をどう感じ、今後の彼女の人生にどう活きて行くのか、全く影響ないのかはst昼行灯には関わりのないことである。上州を吹き抜けるような木枯らしが心に吹く。
st昼行灯はそれを受け入れて泥臭く生きていく。・・・・しかないのだ。

今週はまた遅番。余計にorz
Posted at 2013/12/09 13:39:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | コンサート

プロフィール

「宿の夕食の席

スタッフさんが
 “秋田小町を用意しています”

と言ったが.....

まぁそーだよなぁ.....

エロガッパ💢

食べちゃうけどね....

いちいちうるせぇんだよ!くそジジィ!

とっとと食いやがれっっ!」
何シテル?   07/20 19:08
st昼行灯です。よろしくお願いします。 20数年のペーパードライバーがなんの拍子か車を購入。車に詳しいわけでもなく、思いれが強いわけでもない僕の元に、ひょっこ...

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