
例年11月は(走行距離)稼ぎ時なのに今年はもう下旬に差し掛かっているというのにまだ1000Kmにも届かない体たらく。何時もなら紅葉狩りという大義名分がたつのだが、今年はいつまでも暖かくなかなか秋の実感が湧かないのか、異常気象のせいか紅葉の便りもあまり聞かない・・・ような気がする。他にも遅番シフトが15:00-0:00だったのが17:00-2:00になって休日の早起きができなかったり、何か渋滞がことのほか億劫になったりと色々足を引っ張る要因も重なる。
でも、今日は頑張ってみたい気持ちが強かったので、今年新しく開いた道の駅を探訪しに出かけた。行き先は京都と滋賀。ハイドラ!のチェックポイントも更新されていることを確認。
当初は遠くから近場に戻ってくるコースにしようかと思ったが、寝坊したのと(…5時に起きて、6時に起きて……なぜ次は8時になるかなぁ……てか、何度寝しとるんだ俺)ちょっと気分的に流れが悪いように感じたので近場から遠くへいくコースへ変更。
ただ、懸案事項が一つ。京都から大津に抜ける道ですが、そこに悠然と鎮座しますのが悪名高きR477。さらにこの区間には最大の難所“百井の別れ”なるところもあると言う。酷道マニア疑惑のあるR−コがどうコース取りをするのかが不安だった。

画像はWebから拝借。このV字に曲がって行くのが国道です。これまではR−コに言われるままに酷道、険道、怖道を通ってきたが、どうも最近はビギナーズラッキー的な幸運に見放されてきて上手く離合が出来なくなってきてしまっているので(対向車さんに譲ってもらって)いい気になっていると大怪我をしそうで、出来ることなら避けたいところ。R−コによく言い聞かせながら恐る恐るお伺いをたてると、「分かったよ。」っとR−コが言ったかどうかは分かりませんが、R477を選択しませんでした。「お、これで酷道マニア疑惑は返上だね。」っとでかけました。

天気は曇り。あまりよくない。阪急池田駅前を通り・・・・お姉さんちょっと綺麗でした・・・・バイク邪魔ぁ。・・・・失礼。

世間様は3連休の中日。国道173号は混雑。・・・あ、でもこの辺りは何時もこんなものかな?

一の鳥居駅前から国道477号線に入ります。大阪側の起点となるこの辺りはカーブこそきついですが怖いことはないです。

ところどころ制限速度30Kmの狭い街中を通ったりしますが

のどかな風景は気持ちいいほど。

当初、Google先生にお伺いをたてた時は国道477号から国道9号へ抜けていくコースを教えられていたので国道372号との重複区間の快走路を安心しきって走っていたら、国道477号単独区間の交差点は直進でその次の交差点を曲がれとR−コが言ってきた。

あれ?あれ?っと思いながら制限速度50Kmの快走路を走っていくと・・・

何度も見せられてきた嫌な看板。・・・・そしてついに・・・

「対向車が来るなよ、来るなよ。」と祈りながら、待避所を探しながら走ります。カーブのところは意外に広くなることがあるので待避所としては有効なはずなのですがこの道はカーブも狭く、横は絶壁です。

「たった6分間の行程だから控えめでしょ。」とRーコが言ったかどうかはわかりませが、まだRーコの酷道マニア疑惑は払拭できません。
そんなぁこんなぁで最初の寄港地
道の駅京丹波味夢の里に到着です。

こちらは新しく開通した京都縦貫自動車道の京丹波PAに併設された施設です。一般道(京都府道444号)からもアプローチできます。
ここも混んでいました。名前に味夢と付けているのだから、食には自信があるのだろう。
自家製麺を食べられるらしいので朝食に蕎麦を 瑞穂そば とろろ昆布がのっています。
蕎麦のパンチは弱かったかなぁ?でも、美味しおす。
でも、ハイドラ!をチェックすると、あれ?チェックポイントの獲得ができていない?

この灰色ポチマークがポイントだと思うんだけど・・・おや?ちょっとずれてる?今回開通した京丹波わちー丹波区間はGoogle mapでもまだ更新されておりません。YAHOO mapだけが唯一更新されているけど、iPhoneのmapもまだ。だから何もないところにいることになっておりますが・・・そのせいだろうか?PA内をうろうろ歩いてみたけどそんなことではとても調整の利かない距離らしい。それとも、縦貫道路からのアプローチじゃないとGetできないのだろうか?スタンプは貰えたのに・・・・悔しい😭・・・後日再度挑戦の予定。
さて、次。
丹波ICから京都縦貫自動車道にのります。まだ出来立てで綺麗なんだけどなんか荒削りな風景。でも、今回は新しく開通した部分は走りません。京都に向かいます。

大山崎まで行って名神にのるのかな?っと思っていると沓掛ICで降りろと言います。降りたら渋滞していたのですが・・・・

右側の右折レーンの2台。きっと何かのトラブルがあったのでしょうが、ハザードも付けずにそんなところに停めるなよ・・・と思ってします。

でも、そのまま国道9号はずっと渋滞。ノロノロ進行中。自分が京都市内に向かって走っていることに気づいていなかった。R−コに言われるままに京都の狭い道を入っていくと

広隆寺前に出た。ここにいらっしゃる弥勒菩薩半跏思惟像は国宝第1号の称号を持ちます、とても美しい仏様で大好きなのです。前からずっと来たいと思っていたのですがやはり京都市内の道を走るのは勇気がいるのでちょっと来れずにいましたが、せっかく苦労してここまで来たので素通りとはいかないでしょうっと寄り道をすることにしました。この日は聖徳太子御火焚祭と称して年に一回のご開帳がおこなわれ護摩炊きもおこなわれる日だとのこと。こんな貴重な縁日に寄らせていただいて偶然とはいえ感激でした。

混んでいた車列も

駐車場の入り口だけふっと途切れたことも、「呼んでくれたのかな?」と思ってしまいます。行ってもまた汚い愚痴を聞かされることになるのに・・・。
ちょっとジョン・エイモス似の駐車場の案内係の人がいました。


境内はやはり大勢の人達がいましたが、ゆっくり弥勒菩薩様にご挨拶。たっぷり愚痴ってきました。愚痴は汚いので霊宝館前の綺麗な景色を貼っておきます

ちょっと寄り道のはずがたっぷり1時間甘えさせてもらいました。何の解決もないのだけれども・・・少しだけ、
ほ〜んの少しだけ気持ちが楽になったような気分になりました。ありがとうございました。
さてお名残惜しいですが次へ。忘れていましたが世間様は3連休の中日。しかも、秋の京都は紅葉狩りシーズン。それはたくさん人が集まるってことで・・・しかも京都の道は狭いのですぐに満杯になります。
太秦から前園を抜けて妙心寺前から馬代通とか木辻通とか抜けて金閣寺前に出る。
金閣寺前はすっごい人と車。

北大路通を走って京都の西から東へ。高野川沿いの国道367号を上ります。比叡山や大原に抜けるこの道も混雑。

京都から福井方面へ抜けるこの道は大原を抜けるとかなり山道になって適度なアップダウンとカーブが楽しい道です。お天気も太陽が少し顔を出して明るくなった分気持ちも明るくなる。

しばらく走って測道を降りるとそこに待っていたのは国道477号線でした。おや、またお会いしましたね。

国道477号から県道311号を走って・・・・Webで調べた住所を入力したはずだが・・・R−コが「ここがそうだよ」と言ったところにはなにもない??

でも、

ポイントGet・・・・う〜ん、なんかしっくりきませんなぁ。最初は行ったのにポイントGet出来ず、お次ぎは行ってないのにポイントだけGetってぇ。これも後日の再チャレンジ項目ですな。
体制を立て直そうと寄った道の駅びわ湖大橋米プラザは駐車場が満杯で結局体制を立て直すことが出来ず・・・そのまま何となく琵琶湖大橋を渡ってしまった。

とりあえず次ぎ!
琵琶湖畔は不安になるほど何もない広い田畑地帯。でも、ここでたくさんの食料が作られているんだなぁ・・・なんて思っていると落語の小咄が思い浮かんだ。
昔は色々怪しい見世物小屋があったようで・・・
「さぁ、寄ってらっしゃい、見てらっしゃい。六尺もある大イタチだぁ。おぃおぃ!そばに寄るとあぶないよぉ!」なんて呼び込みに誘われて中に入ってみると真っ暗な中に板が立てかけてあるだけで何もない。「おい!なんにもないじゃないか!」と文句を言うと、「ないことはない。そこに板があるだろう。それ六尺あるんだ。真ん中に赤い斑点があるだろ。それ血だよ。六尺の大板血。」「だって、『そばに寄ると危ない』っていってたじゃねぇか!」「倒れてきたら危ない。」なんて・・・。また一方では「さぁ、命の素だよ!命の素だよ!見とかないと損だよぉ!」なんて。木戸銭払って中に入ってみるとお茶碗にこんもりご飯が盛ってあったりしたそうでぇ・・・。頭の中のイメージでは志ん生さんの声でした。

この辺りでもたくさんの命の素が作られているんだなぁっと妙に感心していました。
なんてくだらないことを考えながら走っていると

いつの間にか国道477号を走っていた。あ、どうも・・・。
お次ぎは竜王町の方なので、何時も混雑しているイメージの国道8号を通って

交差点を曲がるとまた国道477号線でした。この辺りにもアウトレットがあるらしくちょっと道は混雑気味。

そしてやっとこさ、道の駅アグリパーク竜王に到着。

アグリパークなんて言うからお馬さんでもいるのかと思ったが・・・

そんなことはなく、ジェラードを売りにしているようでした。さすがにちょと寒いのでジェラードは辞退。ちょっとおされな洋館風。

でも、竜はいました。
さて、出足くじかれていて、大分日も陰ってきたし、次をどうしようと思いましたが、とりあえずここまで来たんだから行っておこうっと最終目的地に向かうことに。
国道477号から国道307号と乗り継いで国道421号へ。国道421号は麓の街中から一気に山道になるので面白いです。

永源寺門前は大混雑でした。この時期、紅葉シーズンと夜のライトアップイベントが重なり、遅い時間でも人がどんどん集まってきているようでした。

賑やかな永源寺ご門前を過ぎて空いてくると山肌の紅葉と適度なワインディングが楽しいです。

でも永源寺ダム湖の辺りは道が狭いところがあり注意です。

それにしても皆さん結構お飛ばしになりますなぁ。

そしてやってきたのが道の駅奥永源寺渓流の里

元は市役所の出張所かなにかだった・・・・いや今もそうかもしれませんが・・・駐車場の真ん中にはヘリポートのマークもありました。

これで、滋賀県の道の駅Re:コンプリートなんですが・・・そういうバッチはもらえないのねぇ。ちょっとつまんないなぁ。
さて、今回も夢中になっていたので昼飯を食べていません。最後の寄港地なので何かないかと中に入ってみましたが、食事は16:00で終了とのことでもうお片づけをしていました。仕方ないのでちょっと中をまわっていると
とび太くんグッズ売り場が・・・あれ?
とび太くんの出身はこの辺りですか?

菓子パンを少し買って原塞ぎをして、帰りのPA か何処かで何か食べようと思ったので、お土産だけかって帰るこことにした。

日本酒です。お土産ってぇったって自分用ですけどね。でも、おかしいな?この
酒蔵のHPに行ってもこの商品の案内はないぞ?はて?

さて、すっかり薄暗くなってきました。帰りましょう。でも、同じ道は走りたくないのとさっきの渋滞を抜けるのは嫌だったので反対方向に向かいます。このまま国道421号を東に走り四日市から東名阪自動車道にのろうって魂胆です。
もう少し山道を楽しみ

長ーいトンネルを抜けて

R−コ好みの狭い道を通り

おや?お月様にも明かりが灯ったようですね。

やってきたのは国道477号線。四日市ICは国道477号から接続しています。もう少し東に走って海沿いまで行くと国道477号線の三重側の終点だったのですが、ここはもうそこまでは追いかけませんでした。暗くてもうおにぎり識別出来ない。

そして四日市ICに到着

これにて、一日お付き合いいただいた国道477号ともお別れ。お互いにお疲れさんした。
この後はいわば通い慣れたる道。新名神から草津JCTの何時もの渋滞を抜けて

桂川PAで蕎麦を食べて帰りました。蕎麦に始まり蕎麦に終わる一日でした。・・・京都や滋賀は近くて、そばだそばだと思っていましたが、走行距離にして354.3Kmのロングドライブ、結構遠いのねぇ・・・などと駄洒落てみました。

最後に桂川PA内で

当たり前だのクラッカー・・・故藤田まことさんの名調子が甦ります。実物を見るのは初めて。ああ、そういう意味では“必殺”といい“てなもんや三度笠”といい関西文化だったんだなぁ。古き良きものを知り新鮮さを味わう。・・・なんてまた、駄洒落てみました。st昼行灯もしっかりと親父ギャグが言える一人前のおじさんになりましたな。・・・・嗚呼、もうおじいさんってころか・・・・?
R−コ、今回もお付き合いありがとやんした。お疲れさん。