11月はちょいと頑張った。

例年、10月か11月の連休を使って東に帰るのだが、10月は両親を西に呼び、11月は連休がなかったので今年はそれができなかった。1回東に帰ると1000Kmの走行距離がかせげるのだがそれができない。
ならば、っと休日は足繁くRーコとお出かけと洒落込んだ。

兵庫、京都、奈良の道の駅探訪。宮津眞名井の神様へ越冬のご挨拶。琵琶湖一周。Rーコとの出勤もあって2200Kmを超える走行距離を稼ぎだした。

12月は1000Kmほど走って、年越しで東に帰ると1月には60000Km突破のメンテに出せるだろう。自分的には満足なペースだが・・・はて?

R−コとのお出かけは今st昼行灯にとって憂さ晴らしと言うより、無能者の社会復帰のリハビリ的要素が強くなっている。st昼行灯のような内向的な人間にとって車での移動は、切り取ったような自分だけの小さなスペースに閉じ籠ったまま周りの風景がくるくると変わっていって、活動的な引きこもりと言う相容れない要素が両立している感が楽しいのではあるが、Rーコ的にはどうなのだろうか?っと思う。

やはり、走れば走るほどRーコは消耗していく。そりゃぁ部品交換してある程度は維持できるのだろうけれど、時の流れとは早くて容赦ないもので、生産終了しているRーコの部品がいつ迄も用意されているわけではない。車を売る側はどんどん車が更新されて行くことを望むものであり、そのためには敢えて部品供給を止めることもあるだろう。GoProカメラを修理に出してそのことを痛感したように思う。それが、経済の流れでその流れがあるからこそ自分も生きていくことができるのかもしれんが・・・。何か、R−コの寿命を縮めて喜んでいるような気がしないでもない。それは不本意である。

かといって、車庫の肥やしになってしまうのもおかしなことだろう。車として産まれてきたのだから“走ってナンボ”みたいなとこもあるだろう。Rーコも走っている時の方が機嫌がいいように感じる。特にRーコはお輿入れしてから半年くらいst昼行灯の意気地が無いばかりに不遇な時代を経験している。気のせいかもしれないが、街ゆく車達もよく走っている車とそうでない車では肌ツヤが違うというか、生き生きさに違いがあるように思う。ま、よく走る車はお手入れもしっかりされている方が多いからそうなるのだろうけど・・・。

走りたい

走らせたい

でも、走らせすぎてもいけない。

中庸をとるって難しい。

11月の最後の休日、DラーさんにRーコをお風呂に連れて行った。不遇な時代を過ごさせてしまった反省から毎月一回は洗車をしようと決めた月例のお風呂である。ついでに最近、ローからセカンド、サードからセカンドに入れる時ガリガリっと音させてしまうことがあったので心配になっていたのでちょっと点検をお願いしたが10月のメンテで一通り点検しているってことでタイヤの空気圧の調整をしてもらうにとどめた。ガリガリの件は7月にミッションオイルの交換もしてるし、普段異音はしないので「大丈夫ですよ」ってことでした。

終わってから、いい天気だし、兄ちゃんは夜までいないのでちょっとお出かけ。動物好きのst昼行灯はサファリパークって行ったことがなかったので姫路セントラルパークへ。うーん、かなり微妙。入園料3100円というが車で行くと問答無用で駐車場代1000円取られるから実質4100円。遊園地の入園料込みってことだが、50近い親父が1人で遊園地に行くわけもないし、ま、遊園地に行くと乗り物代でさらに2800円取られるってことらしいがかなりお高いデスな。ドライブスルーサファリも2列でゆっくり走れってことらしいが、獣頭数少ないし偏っているのでどうしても片側だけが混む。“止まるな”っと言われても、小さなお子さんを連れた家族さん達はお子さん達のヒステリックな“見えないよぉ”に対応して度々停車。山の中にあるからか、自然に似せる演出か、かなりのアップダウンのコース。恥ずかしながらエンスト2回。写真も撮れない。結局、普通の動物園同様のウォーキングサファリの方が面白いか?でも、ガラス越しの展示は反射しちゃっていい写真が狙えない。動物との触れ合いコーナー。小型犬の展示コーナーはDogCafe状態。でも、大型犬コーナーはお子さん達には怖いらしくみんな尻込み。大きくても気のいい彼らは手を差し出すと熱烈歓迎してくれました。おっさんが彼らの気を引いていると、お子さん達は怖くても触りたいらしくわらわらと寄ってきて触っていく。この期に乗じて記念撮影を始める親子も。でも、わんこ達がふっと振り返ると怖くなってさぁーっと引いていく。またおっさんが彼らの気を引くとまたわらわらと集まってくる。しばらくそんな繰り返し。係員のお兄さん達も苦笑い。

帰りにRーコの割と近くの駐車場にVersionRが停まっていてちょっと嬉しい。

姫路セントラルパークは早々に退散して、三木まで戻ってJAF会員割引のある天然温泉湯庵へ。この頃になると天気が怪しくなってきた。そして洗者を済ませて戻るとRーコは水浴びをしていた。最近、洗車して1日もたないことが増えてきたような気がする。orz

帰りは宝塚を抜けて帰ったが、今回も宝塚トンネル辺りは渋滞だった。最近、渋滞に巻き込まれる割合も増えた気がする。

最後にR−コに食事をさせて帰った。今月は頑張ったので6回も食事させることになった。ガソリン代が158円に始まって154円まで下がってくれたのは嬉しいが、22000円以上も使ってしまっていては本末転倒ってものかいなぁ。

R−コに降りかかる雨粒がフロントガラスに映す影を見ながらボォーと佇む。雨音のしないような静かな空間に身を委ねる。影は次から次へ姿を変えて流れていく。その紋様がどこか幻想的である。ボンネットのエアスクープから逃げる熱が冷えた外気を歪める。それはまるで息のあがったようである。少し疲れたかいな。「そんなことないよ」と言うように、風のいたずらか、コーナーセンサーが一回だけ鳴った。まだ残るR−コの熱が「もっと走りたい」と言っているようにも思う。いや、そう思っているのは自分自身か?バックミラーに提げている交通安全のお守りに今日もおまじないのように呟く。
「どうか、R−コを傷つけないように、汚さないようにお守りくださいませ。」
そう、一日でも長くR−コが元気で走り回れるように僕は、僕が、R−コを守っていくしかないのであろう。
今はそれがお互いの幸せって物なのだろう。そう、思う。
Posted at 2014/12/04 00:15:43 | |
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