前回発電量不足で立ち往生しかけてから数日後、
今度は本当に立ち往生しました。
オルタネータが完全死亡。
会社帰りに走り始めて急にライトが暗くなったので、
最初はまたライトがショートしたかと思ったのですが、
段々エンジンの回転がスローダウンして信号待ちで
エンストしてしまったため、急遽目の前にあったコンビニの
駐車場に原付よろしくヴィヴィオを押して入りました。
さっそくエンジンルーム内を点検しますがヘッドライト周りの配線は
何ともありません。
後はバッテリのターミナルの締め付けが怪しかったのを思い出し、
とりあえず締め直し。
その後エンジンをかけると普通に動いたため、端子が緩んだのか~
と思ってそのまま走り出します。
が、5分も走るとエンジンの回転が頼りなくなり、
再び別のコンビニにピットイン。
さすがに原因がオルタネータであることに気づきレッカーを呼びます。
レッカーが来るまでにいつもの工場の社長に連絡し、
修理の手筈を整えようとしますが、あいにく車がいっぱいで
置く場所が無いので預かれないとのこと。
ただ、オルタネータの予備はあるという事なので、
「その日のうちに直して乗って帰る」
という条件でOKしてもらいました。
オルタネータ交換だったら作業的には余裕~という事で、
しばらくして到着したレッカー車にヴィヴィオが運ばれていくのを見送ります。
翌日、早々に工場に出向きヴィヴィオからオルタネータを取り外します。
が、ここで早速問題が。

ポッキリ。
オルタネータ固定用ブラケットを止めるねじが折れてます。

折れたねじをエンジンブロックから摘出する
余計な作業が増えます。
さらに問題なのが、予備があると言われていたオルタネータが、
どうも違うらしいという事。

左が自分の車KWのオルタネータ、右が工場在庫のKW用オルタネータ。
どうも世代とパワステの有無で違うようで、パワステの有無で
プーリーの形状が、世代の違いで本体の形状が違うようです。。。
取付足のオフセット位置も違うので使えそうにありません。
やばい。このままでは帰れない。
と言う訳で他にないか探してもらうと、RX-R用が出てきました。

が、これもプーリー形状が違うのでそのままでは使えません。
何とかして修理しなければならないので、
オルタネータを並べて考えます。

上からKW(PSなし)、KW(PSあり)、RX-R
良い手も思いつかないのでとりあえず、原因確認のため、
取り外したオルタネータを分解してみます。

レギュレータ基板?と思われる基板が腐っています。
まあ、原因はこれでしょう。
ここでフト気づいたのですが、このオルタネータ達。

自分のKW用とRX-R用ってプーリー部分(回転子)以外は共通っぽい。
RX-R用は容量がKW用より大きいとのことですが、
どうもプーリーの直径差による回転数で差がついているだけの模様。
ならば、プーリー部分(回転子)以外は共通なはず。
と言う訳でRX-R用からレギュレータ基板部分を拝借して、
自分のKWに組み替えて応急修理することにしました。
時間も押している(この時点で17時過ぎ)ので、急いでRX-R用の
オルタネータを分解します。
早速組み替えて車体に取り付けて試運転。
アイドル電圧を測ると14V。良さそうだと思って念のため、
エンジン回転数を上げながら電圧を測ると、
電圧が回転数と共に上がっていく・・・17V
なんでだ~
とりあえず、車体から降ろしてバラしてみると・・・

ブラシが一本(上側)折れてます。
急いで組んだので基板部分を取り付ける時に回転子にひっかけて
ブラシを砕いてしまった様です。
余計な仕事がまた増えます。
別のオルタネータを分解してブラシを取り外して移植します。

固定用の銅線がぴったりの長さしかないので取付けるだけで四苦八苦。

そこいらじゅうバラバラのオルタネータだらけ。。。
なんとか組み直して車体に組みつけ、無事動作確認。
その日のうちに応急修理を完了して引き上げました。
Posted at 2022/04/18 06:24:38 | |
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