2011年07月30日
弱者優先???
仕事の帰り(徒歩で)、交通事故の処理現場に遭遇しました。
交差点で…バイクと自動車の接触事故のようでした。
バイクは3台で、ウェアなどやバイクの車種などから3台でのツーリングの途中だったと推察します。特に無茶な運転をしている風なグループでもなさそうでした。
車の方はファミリータイプのミニバンで、女性が運転をしていたようです。ライダーと思われる人間にペコペコと頭を下げていました。特に重大な怪我人は出ていなかったようです…。ライダーらしき人間も3人居ましたし、交差点の構造からして速度はかなり低かったろうし…。
ただ、車はなぜかレッカーされていました…右側と前面と後面には特に損傷はなさそうでしたから、左折の巻き込み?ではないかと思います。
バイクの損傷具合はそれほど酷くなかったようです。…だって、パトカーが2台もいて自動車がレッカーで持って行かれていないのに、破損したバイクを先にどっかに持っていくことって考えられないし…興味があったので「バイクはどうなっちゃったんだろ?…それによってライダーの怪我の具合も…」ですしね。
運転を生業としている人間として、自動車の運転手の肩を持つつもりはさらさらありませんが、私は同じライダーの立場というか感覚から「交差点付近で自動車に巻き込まれる可能性のある位置に自分を置いたライダーの責任もかなり重い」と思いました。
おそらくは、すり抜けをして自動車の横か左後の死角辺りにいて、巻き込まれたのではないかと…。
車が他の車両(バイクではなく自動車も自転車も含め)と並走することは、非常に危険であるのです。だって、どちらか一方が5センチハンドルを操作し間違ったら、1秒後には確実に接触事故ですから。
ライダーは良く「すり抜けは道路交通法で考えれば明確に違反とならないから、合法=やっていいんだ」と主張しますけれど、法に違反しないからやって良い…って、事故に巻き込まれて痛い思いをするのは自分で人身事故であれば私は被害者でしょ?って…良識ある大人の主張ではないですよね。
自分で危険な行為をしていて、それで何かあったら「お前が悪い」って…。
最終的には、お互いに安全確認をしてから右左折(走行)するのですし、一般的にはバイクと車であると交通弱者はバイク(二輪車)となりますけれど、弱者だから保護されて当然(優先権がある)というのは、全く違うと思います。
これは、大型車も普通車もオートバイも自転車も歩行者もひっくるめて、すべて、一人の人間としての権利は運転している車両が何であるかにかかわらず、平等のはずですよね。
(もちろん、大人と子どもでは保護されるのは子どもですけれどさ…それは、交通事故に限りませんよね。)
自分の身を守るためにも、車間距離はきっちりと取って…前後だけではなく、左右の側方についても…事故起こさない!巻き込まれない!で楽しくオート・ライフしたいですよね。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2011/07/30 16:59:55
今、あなたにおすすめ