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前回の点検でインジェクターから燃料が出ていなかったので
電源供給とアース方面からTECH1からの点検を行いました。

今回は、インジェクター４個を一個ずつ直接１２ボルト
を接続して強制パージをしました。

こんな感じです。
強制パージの時は、なるべく小さいバッテリーを
使用して下さいね。

結果は、４個共にカチカチのソレノイド音は
聴こえませんでした。
これで、インジェクターの取外しが確定しました。

出張が近づいていますので、エラン始動を急いでいます。
しかしながら、始動しません。

スロットルバルブから、ブレーキクリーナー
を注入しました。
始動しました。
これで点火は、確認出来ました。

アースが劣化？
アースを強化しました。
またしても、始動しません。

困った時は、何時ものTECH1で。

当然トラブルコードは、有りません。

インジェクターの単体テストもOKAYでした。
噴射パルスの表示はありましたが、燃料が
出ていませんでした。
インジェクター４本の詰まり？
M100エランは、インジェクターの取外しが
大変なんです。

マジェスティー125のオイルポンプカバー
のオイルシールからのオイル漏れです。

何故かインナーとアウターの２個で構成
されています。
しかしながら、一度分解してある様子で
中にしっかり液体ガスケットが塗って
有りました。
別に液体ガスケットだから良いんじゃね～
と思ったかた。
シーリング剤じゃないんですね～。
液体ガスケットは、空気を遮断して
固まるんです。
ガスケットは、物と物間に入って
いるものなんです。
なので、この液体ガスケットが
シャフトに絡み付いて外に出て
しまい、それに誘われる様に
オイルが漏れて来るんですよ。

エスプリですと、経年劣化で
カムフロワーからオイルが
良く漏れます。

その時にシリンダーヘッド側
に液体ガスケットを塗ってしまい
またまた漏れて来ることも有ります。

修理書には、ちゃんとカムフロワー
側に塗って下さいね
と書いてあります。