エンジンウォーターポンプ+サーモスタット交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
グリル塞ぎ8年目の今年になって、夏頃から時々オーバーヒートするようになりました。グリル塞ぎは関係ありませんが、走行中に赤い水温ランプが点滅し始めそのうち点灯に変わります。バッテリー走行していると走行風で冷やされ、そのうち消えるようになるので修理をためらっていたところ、冬に軽井沢バイパス登りで完全に吹いてしまい、何とか帰ってきましたがやっと修理を決断しました。かろうじて回っていたウォーターポンプが完全に回らなくなり、赤丸ウォーターポンプと緑丸サーモスタットを交換することにしました。(走行16万キロ)。
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新品ウォーターポンプ表
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新品ウォーターポンプ裏
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新品サーモスタット裏
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エアークリーナーインレット取り外し。ウォーターポンプの固定ボルトは工具12mmのボルト5本で固定されています。エンジン寄りの2本だけ、チェーンカバーも貫通しているため少しだけ長いです。エンジンマウントにも干渉せず、マウント取り外さなくても上から抜き取りできます。すべての作業はリフトアップ不要で、エンジンルーム上からできます。5本のボルトとコネクターを切り離し傾けて抜き取ります。冷却水を抜かずバラしたので、外した瞬間冷却水が垂れ流れます。
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続いてサーモスタットハウジングをASSYで外します。ハウジングは10mmのナット2個と10mmのボルトで固定されており、奥まった場所の10mmボルトのアクセスに苦労します。周辺の配線コネクターを外し、オイルレベルゲージを取り外しやっと10mmのソケットレンチが入るようになります。落とさないように10mmボルトを取り外し分解し、接続されているウォーターホース2個を切り外し、ハウジングを抜き取ります。ホースクランプの脱着は、分解工程の途中で緩めておきます。
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左→16万キロ走行した故障品。
右→新品部品。
故障品は手で回すと引っ掛かりなく回ります。
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故障品にコネクターをつなぎ、READY ON状態にしてみました。水温スイッチのコネクターを外しMAX HOT状態(ウォーターポンプが回る状態)にしてみると、最初は回りましたがそのうち止まってしまい、冷却水が回らずオーバーヒートの原因と、ヒーターが効かない原因が判断できました。ポンプ自体は固着していませんでしたが、電動モーター部分がダメになっているようでした。各部品復元し、冷却水補充しエアー抜きし、漏れないことと暖房が出ることを確認し終了。無事完治できました。
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