
2019年11月3日
東京モーターショー2019を見学に行きました。
東京モーターショーも今回で19回目。そろそろ表彰してくれそうな回数となった。
今年は幕張からお台場エリアに会場が移動した。しかも場所が分散しているのでどうなることかと思いながら会場へ。
するとビックリ!
国際展示場駅からはぞろぞろと大行列ができ、入場には大渋滞!開催期間が長い割にはえらく混んでいる。前回までとは違う賑わいを感じた。
2か月前に運良く訪れたフランクフルトモーターショーとは大違い。あれ、世界的にモーターショーは来場者が激減してるんじゃなかったっけ?というのが正直な感想。
モーターショーを見る中で今回から展示会のコンセプトが大きく変わっていることに気付いた。
それはトヨタブースが顕著にそのコンセプトを示していた。

クルマのコンセプトや性能・技術を中心にアピールしていた姿は何処にもない。
展示というよりはショーである。つまり、こうしたショーを通じて楽しみながらメーカーの考える未来やメッセージを伝えるのです。しかも、クルマが好きな人でなくてもわかりやすく。訴えているのはクルマ個々の未来ではなく、社会における移動体(モビリティー)の位置付けとその未来像をイメージさせるものであり、それが会社のプレゼンスであると感じた。トヨタの豐田章男社長はトヨタは自動車メーカーからモビリティーカンパニーになることを目指すと言っていたが、まさにそれを表現したように思えました。
その他のメーカーのブースの様子は以下です。
屋外には屋台などが出展し、様々なものが食べれれる工夫がされており、従来のモーターショーより改善が感じられましたが、並ぶ必要があったり、買ったものを食べる場所が不足を解消しきれているとは言い切れない部分があったのですが、会場移動の為に会場外に出る必要があったため、展示会とは別のレストランを利用しようと思い近くのビルのレストラン街に入るとすいている店があったのでそこで昼食をいただきました。

モーターショーでゆっくりとちゃんとした食事ができるなんて初めてです!
周辺のビルの店舗も合わせたイベントとすれば、イベントの快適性が増すと思います。
モーターショーで私が気になったものは以下の技術でした。

インホイールモーターと空気を使わないタイヤです。
どちらもこれからの走りを変える可能性を感じました。
また、私がいつもYouTubeで見ているLoveCaesTVの川口まなぶさんにもお会いすることができました。

今回の東京モータショーは昨年の70万人から100万人を超えたという事です。
クルママニアには微妙なところもありますが、クルマに興味のない若者やファミリーが楽しめるイベントに変わることができたのだと思います。
来場者減少に悩む世界のモーターショーに一石を投じる手法なのではないかと思います。そして何より最近の豐田章男社長の発信力と牽引力はスゴイなと感じています。
Posted at 2019/11/04 22:31:24 | |
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