
2024年3月20日
昨年11月のワイパーリンク交換作業依頼部品が足りず修理を進めることが出来ない状況が4ヶ月続いてきました。何とか部品を入手し、修理再開です。サビサビだったワイパーリンクフレームも防錆処理を済ませ、新しいリンクを取り付けました。とてもきれいな状態です。はやる気持ちで早々取付です。
ワイパーリンクはミラクルな角度でないと取り外しができず、外すときにはとても苦労しましたが、取り付ける際はこんなにスムーズに取り付けられてしまって良いのかというくらいです。コツがわ解かってしまえばこんなもんです。
このワイパーリンクの格納されている場所は雨が降れば水が入ってきますので、電源ケーブルは入念な対策を行いました。
カバーを締めれば後はワイパーアームを付けるだけ。その前にワイパーを動作させてみます。
『あれ、動かない』ワイパーのスイッチを入れても回転していません。
仕方ないので、再びカバーを外して原因を探るとどうやらリンクがフレームに干渉していそうでしたので、再びリンクを外し、取付位置の調整を行い試します。何度か繰り返しテストを行っていると、ガタン!という音がしてリンクアームがモーターの回転リンクより外れました。取り付けようとしてもどうしても1cmくらい届かず取り付けることが出来ません。
再び暗礁に乗り上げます。こういう場合は、一から確認しようと思い、再びワイパーリンクを取り外し、従来取り付いていたものと各リンクの長さを計測し、違いはないか確認しました。結果としてはリンクの長さに違いはありませんでした。
と、その時にリンクの取付位置が異なっていることに気付きました。
写真の上側が従来品で下側が新品です。
結果としては、新しく購入したリンクは輸出向けだったのです。ガーーーン。
リンクの取付の違いを図解すると以下のようになります。
図の黄色と緑色のリンクの取付位置が反対なのが解ります。この取付位置の寸法差が丁度1cmではありませんか。
再々度暗礁に乗り上げます。リンクの接続部は特殊な接続方法でネジなどが使われていないので分解できません。
ということで、しばらく解決方法を検討する必要がありますが、何らかの加工を施す必要があるなと思っています。ちょっと長期戦になりそうです。
Posted at 2024/04/28 22:10:55 | |
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