
エンジンが分解されている間に補器類を綺麗にしようと思ったのが間違えでした。
補器類の中でもインマニやタコ足は、特にレシプロエンジンにおいては見せ場になっています。
そこで、えらく汚く地味なインマニを光輝くインマニに変身させようと思ったのです。
SAのインマニは鋳造品でパーツクリーナーでいくら汚れを落としてもけして輝こうとしません。
私の頭の中にあるのはアルファロメオのV6エンジンの光り輝くインマニです。
そこで、地金はアルミなのだから削れば光ると思ってしまったのです。
これが、長く苦しい研磨地獄の始まりでした。

とにかくリューターを使って表面を全部削り鋳造の肌を削りました。

その後は、気の遠くなるようなひたすらヤスリ掛けです。
指の痛さとの戦いです。

少々粗い状態でバフをかけてみましたが見事に表面の細かな凹凸に研磨カスが入り込んで何だか
黒っぽくなってしまい失敗。
でも、チタンぽくも見えるな???

再度気を取り直してヤスリ掛け。
タイムリミットの時点で完成としました。
エンジンに組み付けてみると。。。

ほぼエンジンでインマニが隠れてしまうではないか! ガーン
でも、ちょっとでも見えているからいいか。
この時、この後、補器類追加によりさらに見えない状態になってしまうことは、知る由もありませんでした。
Posted at 2017/06/03 17:15:53 | |
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