
今回の遠征先となった東北の地、仙台はSUGOサーキットで行われたThe耐感・耐寒180min 8th への参戦レポをしたいと思います。
今年のチーム構成、参戦メンバーは
「このとおり」
準備としては、インプでのSUGOレース参戦にあたり今回はコレクタータンクを装着、冷却系で自作導風板の追加加工、その他、基本整備でぎりぎりまでの作業が続いてしまいたました。
そして、今回は2チームドライバー計6名での使用するための重要な無線通信機材の担当でもあったので、この辺の準備も有りましたが、去年同様
「KTEL」
さんに無理を聞いて頂き急な機材調達にご協力頂きました。
「KTEL」
さん本当にどうも有難うございました。
と言うことで準備に追われ出発前日の夜は一睡も出来ず午前3時に出発、待ち合わせ場所の東北道羽生サービスエリアで、なまずさん、yuuくん、P-やまさんと合流、しかしYOKOさんが来ない・・・ 運悪く首都高で事故渋滞に巻き込まれる、ETC深夜割引を使用するために早く出発したのにYOKOさんだけ午前4時を過ぎてしまい深夜割引出来ず・・・
YOKOさんにとってこれが、この日の不運の始まりだった。
ようやく先発隊メンバーがそろったところで一路仙台に向けて出発。
しかし、ETC深夜割引で東北道に入れなかったYOKOさんはETC裏技で複数のETCカードを使って道中2回ほど料金所を下りて通勤割引などを使って高速料金を節約、そのため2回ほど途中料金所から再入場したわけだが、2回目の料金所再入場から他のメンバーが待つサービスエリアに来る途中、なんとトンビと激突・・・ (>_<)グァ~
パッと見、目立ちませんが、ボンネットに10センチ位凹んじゃってました・・・
高速道路でトンビと激突なんて結構珍しいから驚きましたよ。
それとも不吉な予兆なのか・・・ って皆で心配しながらも車が少ないことを良いことにワルおやじは飛ばしてました。 って俺か・・・(;一_一) いや、確かもう一人いた。
てなことで無事にSUGOに到着、既にone-KORO さん達がピットを取っといてくれて感謝、その後午前中はone-KORO さん達はハイランドへ午後SUGOに戻って再度合流。
この日(12/1)はSOGO主催のHowMatch走行会この走行会は基本料金2000円と一周300円で自分がコースを走った分だけ走行料金を払うというユニークな料金体系。
この日、初めてインプで走るコースの感触をつかみながら自分は計17周を走行、この練習走行でのベストタイムは1’42”010で「ん~ん~」厳しい。
YOKOさんは、なんと確か64周も走っていました。「既に耐久・・・(~_~;)」
で、練習走行も無事終了し宿へ移動。
当チーム員は温泉大好きなので宿はSUGO近くの秋保温泉にあるホテルをなまずさんが手配してくれた。
宿泊はホテル別館で全室シングルルーム、温泉は本館の大きな温泉に入れて一泊素泊まり3,800円(安い) 有名温泉街に全室シングルのビジネスホテルなのは何でなのか・・・ ある人は出るんじゃないか・・・ って言っていて・・・ 古びた温泉宿には結構そう言った話も少なくないのでちょっと心配しりもしたのですが、行ってみたら思っていた以上にきれいで、本館は大きいホテル、別館のビジネスホテルは本館にあるコンベンションホールでのイベントや社員研修などで使用されるホテルなんだと・・・理解できました。
ホテルで後発隊のたかしさんとも合流、しかし、スイフトチームサポート役の信さんが仕事の関係で出発が遅れ、まだ到着してませんでしたが、その他のメンバーとゆっくり温泉に入り食事してホテルに戻って、しばらくして信さん到着、無事で何より。(^-^)
明日に備えて早く寝なくては・・・ なのですが・・・ 寝れません・・・
と言うのもレース前日に言い渡されたスタートドライバー役・・・
何てったって、今日の練習走行タイムのままだったら、おそらく10番手位・・・ いくらなんでもそれは・・・ カッコ悪いし・・・ チームのメンバーにも迷惑かけちゃうし・・・ そして何より自分のプライドが絶対許せない!(なんてね・・・)
でも、どうにかしなくては・・・ 寝ながら今出来ることは唯一イメージトレーニングしかない・・・ 今日走ったコースを思い出しながらブレーキングポイント、ライン取り、ギアーチェンジ、アクセルワーク・・・ ん~ イメージでは、いい感じに走れるようになったような、でも、まだまだと思っていたが・・・ さすがに・・・ (-_-)zzz 多分1時位まで起きていたような・・・
そして朝、携帯の目覚ましが5時になった瞬間に目が覚める。(仕事のときならあり得ない。)
さすが12月の仙台メチャ寒い、SUGOに到着するとone-KORO さん達と合流し走行準備後ブリーフィング、今回受理書には47チーム参加とのことだったが最終的には49チームが参加することとなりThe耐感・耐寒180minレースも参加チームが増えたな~ と実感。
でもって、何だかボーっとしていたら10:00からのフリー走行時間・・・
慌てて用意して焦ってコースイン・・・
コースイン直後の4コーナー先のシケインでタイヤがグリップせずスピン・・・
ギッャァァ・…(タイヤ)
左に180度回転し右ガードレールが迫ってくる・・・
「頼む頼むから止まってくれ!!」・・・
危機一髪、後輪がコースアスファルトから外れたものの何とか止まった。(・・;)
ビビリながらも、これで冷静さを取り戻し気持ち入替え再スタート。
十分タイヤを暖め昨夜イメージしたライン、ドライビングを確認しながら5周程度して無事にて交代。ふぅ~(-_-)
そして一息する間も無く予選タイムアタック開始時間・・・
予選タイムアタック時間はたったの15分内に全参加車両49台がタイムアタックを行う。
出来るだけクリアーを取りやすくするため早めにピットロードに並ぶ、そしてタイムアタック開始!
運良く2番手でコースイン、すぐ前を走るのはEG6シビックがタイヤを暖めようとしてドリドリ・・・ もしかしてサイド引いているのか・・・ そこまでドリドリしなくても・・・ 裏ストレートに出たときに後ろとの間も空いていたのでアクセルを緩め前との差を少し広げ、SPアウトコーナーを抜けたところで前のEG6が最終コーナーに突入、そして一瞬で消えた?
そして、最終コーナースポンジバリアにへばり付いていた。
でも、そんなに酷くはなさそう・・・
ルールブックにはタイムアタック時の停止車両回収に関しては走行時間終了後となっていたので、全開で最終コーナー立ち上がりライトONでタイムアタック開始!
しかし、裏ストレートの9番ポストで赤旗・・・
やっぱり最終コーナーEG6の回収・・・?
と思っていたらSPアウトコーナーでもう一台クラッシュしコースアウト・・・(>_<)
ピットに戻り仕切りなおし・・・
再スタートまでに10分程度時間が要したがモチベーションを落とさないよう呼吸を整え昨晩考えていたイメージを再度思い出す。
そして、再スタート最初の1周目はタイヤ&ブレーキを十分温めてタイムアタック開始、イメージトレーニングの効果が有り昨日の練習走行よりも確実に良いリズムで車を走らせているように思えた。
が、しかし、運悪くクリアーがなかなか取れない。
再スタート後
1周目 1’43”953
2周目 1’42”500
3周目 1’54”257
4周目 1’46”223
4周目まで昨日の練習走行よりもタイムが悪い・・・
多分、ビットはかなり心配したんじゃないのかな~
でも、実はこのとき自分は全然タイムは見ていなかった。
そして何故か凄く落ちついていたような気がする、それはトータルのタイムではクリアーが取れず悪かったもののイメージしていた各コーナーでのドライビングが明らかに昨日と比べイメージに少しだけど近づけていた感触があった。
だから、ただ、ひたすらイメージしたドライビングに近づけることだけに集中した。
そして、我慢したかいあって5周目完全じゃなかったももの何とかクリアーに近い走りが出来た。
しかし、ドライバーは集中しているので一切気が付かず・・・
6周目に突入したハイポイントコーナー辺りでone-KORO から無線が入る「ionaさん取れますか・・・」 iona「取れます、どうぞ」 one-KORO さん「今のラップタイム
1’40”129」 iona「了解・・・ 時間的にどうですかアタックした方がいいですか?」 少し間が空いて one-KORO さん「もういいと思います。」 iona「了解、ピットに戻ります。」
ピットに戻るとチームの皆が笑顔で拍手して向かえてくれて、とっても嬉しかった。
(^-^)
と言うことで何とか総合のスタートグリッドは5番手をGET!
レースの模様は後半に続く・・・
