始めにお断りさせていただきます。
本日のブログ、
興味を持っていただけるのは、
TAKA7さん
だけかもしれません。
最近仲間入りした
スピーディーステッチャー(手動ミシン)
のご紹介です。

写真上半分が、amazonで購入した スピーディーステッチャー(
¥2380コンビニ払い送料込)君セットです。写真の中央の2本の針は、
ふっとい!
です。
合皮の端切れディンプルブラックを厚手の生地と見立てて、使い方をご紹介します。
ディンプルブラックの下側のモノは一般ミシン用のボビンで、このボビンに糸さえまけば普通のミシン針(写真下、青いエッジの針)をつけて使用することもできます。
(その場合、私は、空のボビンをスペーサーとして使います。)
まず最初に、このステッチャーで縫える厚手の生地とは、
本革、合皮、キルティング、はんぷ、幌用ゴム生地などです。
厚手の本革は我が家にありませんでしたが、ほかの生地は実験済みです。
(一部、事前の穴あけが必要なものもあります。)

丸目打ち穴あけポンチ君で穴あけをイメージしてください。

ボビンをグリップにセットして、真ん中の銀ボタンにぐるっとからめて、針に通します。

こんな感じです。

ここは私のやりやすさからのアレンジですが、
本体の針の先から出た糸が下糸となりますので、下糸の先には刃先が円い針をつけておきます。
生地の途中から縫い始める場合は、
始めに一度針を刺し、
下糸となる糸を本体と反対側まで抜き取ってから、
下糸針をつけましょう。
厚手の生地の場合、初めに開けておいた穴に針を通して、

針半分ほど引き戻します。
すると糸がたるみますので、ステッチ側の糸(
ボビンから出ている本体側ではありません)の輪っかに、

下糸をくぐらせます。

こういう感じです。

裏と表(針を刺している側が表です)の張りが同じくらいになるようにきゅっと締め付けます。これで一目終了です。
あとは、最後の穴まで
延々無言でこれを繰り返すだけです。
(一人の時にやらないと、家族に心配されます。)
あるあるネタ
途中で、1、2度はボビン側の糸にくぐらせてしまって、縫い目にならないときがありますが、
そんな時は、下糸側に糸を引っ張り出してくぐらせた下糸を抜いてしまえば、ひとつ前の状態に戻れます。(針を刺し戻す必要はありません。戻すのは上糸だけです。)

最後の部分での始末ですが、
通常の
革製品であれば、一目戻して針を通し、
縫い目を
革用ボンドで固定すれば、充分でしょう。
キルティングなどでは、目立たないように裏側に
上糸を抜いて下糸と結んでしまえば抜けなさそうでした。

こんな感じです。こっちが裏側です。
しっかり張りながら縫っていけば、裏も表も同じ目立ちになりますから、どっちが表でもいいんですが、、、。
以上がおおざっぱではありますが、使い方のすべてです。コツといえるほどのものもなく、慣れれば誰でも上手に使えそうです。

ちなみに、いろんな糸を使う場合は、ミシンボビンに使いたい糸をまいて、スペーサーとして空ボビンをかませるだけで、純正ボビンに巻きなおす必要はありませんでした。

後片付けは
純正の2本の針と、勝手に使ったミシン針も本体の針収納穴に収めてしまえます。
つまり、本体サイズの中に必要なものをすべて収納できてしまう(
ミシンボビンを使えば、糸は二種類収納可能)ので、キャンプ先などでテントやシートが裂けて困ったときなどにも使えそうです。アウトドアユーティリティーも高い、なかなかのアイテムだと思いました。
キャンプや釣り、トレッキングやウインドサーフィンの時には保険として持ち歩くことにします。
ちょっと面白い仲間が増えましたっていうご案内でした。
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Posted at
2014/09/11 22:44:45