ゴールデンウィークはどうでしたか?
我が家は、京都へ出かけてきました
2日の仕事を終わらせ帰宅
さっと風呂に入り出発です
19時半に家を出て途中、渋滞にはまりつつ、滋賀県の草津PAに3時半着
3時間ほど仮眠して滋賀県の宿泊予定のホテル横のタイムズ到着
今年も車とめっぱで電車で移動します
今年はアリエルさんもどきには遭遇しませんでした
まずは平等院へ行きました
平等院は1052年に創建、当時の関白、藤原頼通が作った寺院
この時の日本は、末法思想と言うのが広まっていました
釈迦の死後2000年後にあたり、仏法が廃れ世の中が荒れると考えられていました
当時、天災や疫病などの災難が続き、この世の終わりが来たと考え、極楽浄土を求め、翌年に作られたのが、阿弥陀堂
この阿弥陀堂が江戸時代になると鳳凰堂と呼ばれるようになったそうです
門を抜けて歩いて行くと横姿が見えてきます
ワクワクしながら小走りしていきます
見事なまでに美しい鳳凰堂です
堂内には阿弥陀如来像が奉られ拝観出来たのですが、朝9時についたのにすでに2時間待ち
あきらめました
横を抜けるとミュージアムが有り、鳳凰堂の上にある鳳凰像が展示されています
1万円札に描かれているのと同じでした
現在鳳凰堂の上にあるのは2代目だそうです
1万円札、10円玉とふだんから目にしていますが実物は初めて
感動しました~
平等院を出た後は、横の宇治川を渡り
宇治上神社に向かいます
こちらの宇治上神社は、いつ創建されたのかは明らかではないのですが
調査したところ、1060年頃のものとされ、現存最古の神社建築だそうです
参拝した後は駅へ向かいます
新緑の青もみじがとても美しいです
次は電車移動して、善願寺に行きます
善願寺、恐らくちょーーマイナーなお寺と思われます
まずは紹介を
善願寺は聖武天皇のころ(730年頃)に建てられたと言われてます
本尊の地蔵尊は裳着が腹帯に見えることから、腹帯地蔵の愛称でしられ安産、子育ての信仰を集めています
なぜ、ここを選んだかというと、
樹齢1000年を超える神木の榧の木に不動明王が掘られているんです
駅から歩いて行くのですが、善願寺に向かっていると思われる人は皆無
なぜかと思ったら、予約しないと参拝できないんです
お寺の女将さんに埼玉から来たと相談したら特別にOKをいただきました(^_^)v
本当は1週間前には予約しないと参拝出来ないそうです
中の撮影は出来ないので外からです
このでかい木に彫られてました
見たい方は、要予約ですよ~
次は歩いて近くの醍醐寺へ向かいます
醍醐寺は、平安時代初期、貞観16年、874年の創建
豊臣秀吉の醍醐の花見で有名です
五重塔など見所たっぷりなのですが、中がかなり広く、3時間睡眠のせいで体力の限界
入り口であきらめました(笑)
バスで京都駅に向かったのですが、家族4人バスで爆睡
終点の京都駅で運転手に起こされました(笑)
ホテルで体力回復に努めます
さて2日目
今日は京都駅からバスメインで動きます
まずは南禅寺
こちら、2日の日に異臭騒ぎで参拝中止になってました
翌日から再開されて良かったです
南禅寺は正応4年、1291年に創建
3回の火災で焼失し現在のものは江戸時代に再建されています
中に入ると大きな三門が現れます
別名、天下龍門と呼ばれ、日本三大門の一つに数えれています
この三門は中に入り登る事が出来ます
かなり急な階段を登ると、絶景が現れます
歌舞伎の楼門五三桐という演目で石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」と見得を切るのですがこの景色を見ての台詞だそうです
中へ進むと、レンガ造りの水路閣が姿を見せます
明治3年、1890年に琵琶湖の水を京都市内に引くために建てられました
ちゃんと水も流れてます
寺院の中の西洋建築、ミスマッチですがレンガと緑の景色がとても素敵出した
庭も良かったです
続いてバスで銀閣寺へ
かなり混んでました
正式名称は慈照寺
室町8代将軍の足利義政が祖父である足利義満が建てた金閣寺を参考にして建てます
東山の楼閣建物を銀閣と呼ぶことから銀閣寺と呼ばれてます
混んでいてゆっくり見れませんでしたが堪能出来ました
ちなみに銀閣寺の上にも鳳凰像が飾ってあります
京都御所を向いているとの事です
ここまでは予定していたのですが、この後はノープラン行きたいところを決めきれず迷っていました
前日の善願寺で手に入れた資料から大徳寺に行くことにします
大徳寺は20を超える塔頭が立ち並ぶ大きなお寺、拝観できる場所は限られています
徳川家康と豊臣秀吉が対局した碁盤
日本最古の枯山水と表示されてました
大徳寺を選んだ理由は法堂の天井に描かれた雲龍図
この雲龍図は堂内で柏手をすると音が共鳴する天下一の鳴き龍と呼ばれているからです
あまり信じてなかったのですが、手をパーンと叩くとゴロゴロゴロという感じの雷と言うのか、龍の鳴き声のような音がします
あまりのビックリ具合に回りにいた人たちが私のリアクションで大爆笑(笑)
いやぁ~ほんとにスゴかった
帰ってきてブログにあげるのに調べていたら大徳寺はまだまだ魅力たっぷりのお寺でした
一休さんのモデルとなった一休宗純が援助をして建てたとか、織田信長の葬式が行なわれたとか、
三門の改修の時寄付をした千利休
感謝の気持ちから三門の上屋に雪駄を履いた利休の像を置いた所、上に雪駄を履いた利休の像があると言うことは利休が人の頭を踏みつけているのと同じ
と豊臣秀吉の怒りを買い千利休が切腹させられたとか
先に調べてたらもっとじっくり見れたのに残念です
最後に京都駅に向かったついでに、駅のそばの東本願寺へ
中に入った瞬間、締めま~すって(爆)
悔しいので京都タワー登ろうかと思ったら1時間まち(涙)
あきらめてホテルに帰りました
3日目は渋滞を避けるために7寺に出発です
途中事故渋滞にはまりましたが
新東名110キロ区間を楽しみ、高速グルメを味わいながら無事帰宅
宿泊先 滋賀県瀬田アーバンホテル子供添い寝無料で2泊で3万円
高速代14000円
タイムズ駐車場代48時間1800円
電車代バス代不明
拝観料、賽銭不明
比較的安くすんだと思いますが今月残りは質素にいかなくては