
今回は長文です
今年の関東地区第2戦は須賀尾
いつもはシーズン中盤に開催な上に
直前練習会がほとんど同じコースで
走り慣れた人が有利らしいのだが
今年の須賀尾は初開催が地区戦
その上路面がかなり改修され
全員イコールコンディション
ちなみに自分は初須賀尾
直前までYouTube動画を何度も見返して
練習しまくったつもり
実物は予想以上の高低差!
上段と下段をつなぐ2本の狭い道と上段の風格はまるで天守閣
これは須賀尾城攻略って感じですね
登り下り道でのタイム差はわずかで上下段のターンで勝負が決まるらしいが、、、
どう見てもそれが適応されるのは攻略済みの慣れている人だけでしょう!
使用タイヤは基本ウェット、場合によってはドライも使うらしい
路面は下地は堅い感じだが、砂利が多く、パウダー状の埃はよく滑りそうだ
慣熟走行は外側通路を駆け登り上段で軽くターンだけだったのだが
スタートから曲がり続けて登るのはモビリティっぽいが
路面が堅いので3速入れて見通せない上段に突込むのはかなり快感!
慣熟走行だけでお気に入りコース決定
本番コースは下段でターン、即効手前通路で上段へ
上段で左奥まで曲がりながら最後はターン→右に曲がり
今来た手前通路で下段、下段でわずかにスラロームして
外側通路で上段、真ん中の島でターンして
また外側通路で今度はそのまま外周を通りゴール
前年よりも簡素化され攻略ポイントが少ない
慣熟歩行では最初上段での左コーナーと
下段でのスラロームから外側通路への入り方が攻略ポイントの様子だが
初めて走る自分にとっては手前通路最初の急勾配さ!
登るのも大変だが、下りはもっと大変な事に
上段から下るとへの字に右に曲がりながら左ヘアピンへ突入
YouTube動画ではみんな踏み切っていたがマジすか?
登りも先が見えないので慣熟歩行で目標物決めたりイメージ固めたり、、、
正直登り下りがキツすぎて車で走った時の景色が想像できない
外側通路の登りは慣熟走行で上段ターンを完全に見失ったので
平坦になる前にブレーキしないと間に合わないと読み
ブレーキ開始地点と、右足をアクセルから離してブレーキ踏み始める
空走距離も考慮して右側林から飛び出た木を目標物に
一番悩んだのは外側通路の下り
下段広場に戻らずその外側の道を左に2回曲がる感じだが
少なくとも1つめは3速から入るのでどれだけブレーキすればいいのか
さっぱり見当がつかめないまま、慣熟歩行終了
これだけ45分が短いと感じたのは初めて
こうなるとあとはN2クラスの走りをじっくり見るしかないのだが
コース見学ポイントが上段と下段で別れていて
それぞれ見れる所が全然違うし、高低差ありすぎて遠い
とりあえず最初は下段から観察
手前通路の通称S字の登りはNクラスではかなりキツい模様
傾斜だけでなく路面もここだけ砂利が多く、前輪が空転して前に進まない
2速のままだと失速必須、1速に入れると空転必須
下りはやはりへの字で右に荷重かけた状態でブレーキするので
挙動が乱れた状態で左へ降り返す高等テクニック以上に度胸が必須
更にS字に降り返し、下段パイロン1本目がまた微妙な位置に
下りの勢いで突込むか、抑えて地味に回るか、人それぞれ
ただ、地味にしようとしてもかなり手前から減速しないと間合わない様子で
無理矢理曲がってしまうケースが多かった
その後2本のパイロンでスラロームするのだが、
外側通路への進入を滑らかにする為には見た目と違うライン取りが必要
実際2本を最短距離で行くと2速に入るのだが
その速度で外側通路に行くと曲がり切れず減速してしまうケースもあった
上段まで踏み切れるだけにこのラインはみんな悩んだようである
N2途中で上段の見学スペースへダッシュ
手前通路から奥へのターンに向けてはブレーキしたりしなかったり
下りはみんなマジで踏みきり、ブレーキからフェイント状態
外側通路の下りは鉄の門?みたいのを過ぎた直後にブレーキするらしい
前回5位のおかげで出走順が遅く、同じS1クラス前半の走りを見てからスタートに並ぶ
今回、地区戦にしては珍しく排気ガス測定があり、
後で聞いた話ではナンバー付車両で規定に満たない時は失格もあり得たそうですが
測ってもその場では何も言われず、そのまま走れました
そう、今回はカメラを忘れてしまい、ともさんにお借りしました
他の人の走りを撮りたい所を快く貸してくれてありがとうございます
1本目
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最初のターンはパイロン弾いたか?と思ったが
サイドミラーでの確認ではパイロン健在
一安心する間も無く登りS字突入
最初左はそのまま2速で行けたが、次の右で勾配がキツくなり
ブレーキしなくても減速したので、1速に戻す
そういえば、ヴィッツの登りヘアピンがこんな感じで
ノーブレーキで突込んで曲がる抵抗で減速、1速に入れて曲がるらしい
手前通路の最後、右側につけたつもりが
つけるだけでは足りず右に曲げておかなければならなかったようで
上段に上がると目の前が島!あわててヨロヨロ右に曲げて回避
勢いが無いままダラダラと左に曲がったがおかげで奥のターンは余裕があった
外から見ていた人からはターンは速かったそうです
立ち上がりは良かったが直後の右の曲がる位置を見失いラインを外し、挙動も乱れる
修正する間も無く、下りへ!への字、全部踏んでっっっっっっっっっっっっ楽しい!!
ブレーキでは思った以上にリアは出なかったが、下段まで一気に駆け降りる感覚
下段パイロン処理はまぁこんなもん?くらいが丁度良かったかも
外側通路の登りはワダチに乗れず
再び上段へは慣熟歩行の時通りのブレーキで少し突っ込みすぎ程度
ターンしてまた下りっっっっ楽しい!が、どこでブレーキ?
かなり手前でブレーキして2速に落とすと吹け切ってしまい
あわてて3速入れると今度は失速
最後の左はゴールまで距離が少ないので突っ込む感じ
タイムは1:29:91
すぐパドックに車両を止め、後半ゼッケンの走りを見に行く
後半ゼッケンの去年の上位者はなんとドライタイヤ
下りのへの字でヤバイ挙動も何のその、そのままS字は大外から進入!
腕に自信が無いとこうは出来ない
1本目の結果は8位、トップとの差は2秒半、初走行としては上出来か?
後半の改造車クラス出走中にも、既にN2クラスではドライタイヤに履き替える車両が多数
これから出走の改造車もタイヤ選択は半々といったところ
S1でも半分以上がドライタイヤを準備
つられて自分も念の為持ってきた、去年のタイヤを準備し、他の選手に聞きにいくと
順位を守りに行くならウェット、勝負をかけるならドライとの事
確かに昼の慣熟歩行ではウェット路面とドライ路面が半々くらいだが
ドライ路面は幅が非常に狭いし、前走車次第でラインが変わってしまいそう
タイヤ選択は後にして、1本目で見えなかった所の景色をしっかりやきつける
外側通路下りの曲がり方は、やはり車両によりけりらしい
3速のまま、2速のまま、3→2→3と急がしい走り方も
個人的には「3速全開」という言葉がカッコいいので3速のまま
ATSクロスの2→3速は近いからという所もあるけど
慣熟歩行終了後、タイヤ選択は悩んだ末、ドライに決定、理由は
「どうせ慣れて無いコースだから何やっても同じ、やるなら勝負」
2本目
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1本目の失敗はほぼ修正出来たが、ドライタイヤでのターンはキツかった
正直、ドライタイヤの走りは出来きず、ラインを外さないのでいっぱいだった
でも、最後の下りはかなり踏んで楽しめた
信州以来、久々に横Gで斜めの世界を見る事が出来た
タイムは1:28:94
約1秒タイムアップの原因はタイヤ?修正?慣れ?と考えると
かけた勝負は失敗に終わった模様
1本目との区間タイムもどこもあまり変わらず
踏み切れた最後でコンマ5秒と全体的に細々と縮めていた
ただ、後半ゼッケンがタイムダウンしている事から
ちょうどS1で路面が悪くなりはじめたようだ
終わってみると10位というぎりぎり1ポイントもらえる結果
トップは地元の軽量CAミラージュでタイヤはウェット
他のクラストップのタイヤもウェットとドライ半々
結局どっちという訳では無かったようだ
微妙に残念な結果となった今回の須賀尾だが、
コース内に売店があり、その場で手作り出来たての焼きソバやタコ焼きが食べれるのがいいし
前日練習からセットで、コースのすぐ下にある鳩の湯温泉(高級旅館)に宿泊なんていいなー
東京から下道で4時間弱でたどり着けるのもいい
また是非走りたいコースでした
ただ、このコース、クラッシュは幸い、今大会は広場部分だけだったが
通路部分でやらかすととっても大変な事になるそうです
だが、その危うさが楽しい!