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ちょく1103の愛車 [スバル レガシィB4]

整備手帳

作業日:2022年4月29日

STIエンジンマウント交換

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 12時間以内
1
注意事項 文章に記載されている部品やトルク値はネット上で検索し当方が参考または購入したものになるため、あくまでも参考としてお読みください。

8時45分分解開始
今回交換した部品
STI エンジンマウント(RH) ST4100055110
STI エンジンマウント(LH) ST4100055120
STI ピッチングストッパー ST410404S000

フランジナット 9023700280023810000 2個(エンジンマウントとメンバー固定用)
フランジナット 0023810000 4個(マウントとステーを固定するナット)
ガスケット エキゾーストマニホルド 14038AA000 3個
フランジボルトパイロット 010106160 4個(遮熱板固定用)
エキゾーストスタッドナット 902370029 3個
エキゾーストスタッドボルト 44059AA030 3個
エキゾーストスタッドナット 902370010 6個(シリンダーマニホールド用)

他 購入したが使わなかったもの
エキゾーストスタッドボルト
タッピングスクリュー(マウント固定)

主な工具
M8 10 12 14 17のソケット(ディープ含む)各サイズレンチ
ロングフレックスラチェットレンチM14サイズ(sk11製)
トルクレンチ
エクステンション用角ステンレスパイプ
ジャッキ
他一般的に必要な工具一式
2
9時10分
インタークーラーとピッチングストッパー取り外し
(後にピッチングストッパー下に付いているクラッチ用のホース取り付けステーが以外と下に伸びているので取り外しました)
3
9時15分
エアフィルターボックスとラジエターを固定しているステー取り外し
4
9時25分アンダーカバー取り外しとフロント側ジャッキスタンド設置。
エキゾーストマニホールド取り外し開始
5
10時00分
マニホールド取り外し、エンジンマウントとメンバーの固定フランジナット、エンジンマウント固定ボルトフロント側のみ緩め、ミッションマウント固定フランジナット取り外し
6
10時20分
小休止後ジャッキでエンジンを持ち上げる
上げる前の高さ比較
7
持ち上げた後の高さ比較
8
10時55分
エンジン単体ジャッキアップ完了

気をつけた点
車体がフロントだけ持ち上げて斜めになっているので、オイルパン下から持ち上げるとエンジン前の方が上がり易い。なるべくメンバーに干渉しない様に後ろ側にジャッキの力が当たるよう調整しては上げ下げを繰り返しました。(後で気づいたのですが、よく考えてみたら後方にミッションケースも付いたままなので斜めに上がるのは当然のことであまり意味がなかっと思います)

時折引っ掛かるものはないかエンジン本体を少し揺らしてみる、ラジエターホースにテンションは掛かってないかラジエター本体をゆすってみたり。この時クラッチホース止めステーが下に伸びているため念のため取り外し。レンチをミッションケース上に落とし取り出したりともたつきましたがなんとか上げることが出来ました。
9
運転席側のマウント上昇量
10
助手席側マウント上昇量
11
交換するエンジンマウント類
インプレッサのマウント形状になっており付属のステーとマウントを固定する2本のボルト止めナットがレガシィだとありません。別途用意しました。
遮熱板付きのステーはインプレッサの物を流用するようです。

STI エンジンマウント(RH) ST4100055110
STI エンジンマウント(LH) ST4100055120
フランジナット 9023700280023810000 2個(エンジンマウントとメンバー固定用)*破損したナット*(後述)
フランジナット 0023810000 4個(マウントとステーを固定するナット)

後日取り寄せオーダー済み
ナットM10 902380011 2個(VAB用)破損したナットの交換品
12
11時20分マウント取り外し開始
始めは慣らしのつもりで助手席側から始めました。
車体後部側のボルトは此処用に用意した、ロングフレックスラチェットレンチ(sk11製)を使い後方から取り外し。
ステーに固定しておいたマウントを取り付け。取り付け用のボルトも購入していましたが状態が良いので再使用。
外したマウントから油が滲み出ていたようでプレート辺りは油の付着がありました。

マウントステーのボルト締め込みトルク35N・m(参考値)

12時00分
次は運転席側です。
オイルパンで持ち上げていた時、気になっていたのですが、どうも運転席側の方が上がり辛い。エンジンを上げ下げしてる時にエンジン本体に付いている触媒から先がテンションとなって影響しているようでした。
先に助手席側を終わらせたので、シリンダーのエキゾースト辺りにジャッキと角柱を使って押し上げました。ハンドルを使わず手で回していくと上がらなくなり、次の画素の箇所が干渉するようでした。
13
ちょうど純正触媒と車体が接触するようでこれ以上は持ち上がりません。
とはいえ充分な隙間が取れました。
14
運転席側の後方のボルトを外す時はロングフレックスラチェットレンチを使用し、後方からメンバーとエンジン本体の隙間からボルトを外します。
緩んだ後ボルトにテンションが掛かっていないため工具では回し辛くなります。
手で回せる様になったら、体の向きと手の平が上に向ける身体の位置どりが重要です。
ロングフレックスラチェットレンチを使用する時は身体の脚がフロント側に向いてると思いますが、手で回す時は自分の脚を車体後方に向き直し手の平が上を向ける体勢を作ります。仰向けになってだいぶ後方に身体を位置どり、ボルト穴は直視出来ませんが手で位置を探してボルトを取り付け締めていきます。
画像はボルトを手締めまで行った後に撮影したため、わかりやすく工具を持った状態で撮影したものです。
手締めの後はロングフレックスラチェットレンチで締めます。所有しているトルクレンチは入らないので感覚で締め込みました。
(35N・mなので他で締めた感覚で行けると思います)

今回使用したロングフレックスラチェットレンチですが、今回以外使うあてがないならこれでも良いと思いました。
ただ、ラチェット側でナットを緩めたり締めたりするため長さも相まって過大な力がフレックス部に掛かるため首振りの部分が横に少し開く感じがありました。
案外14サイズのロングラチェットは他で使用するケースも重宝すると感じたので予算に余裕があれば国内の有名工具メーカー以上を購入しとけばと思いました。
12時10分終了
15
12時25分
ジャッキを下ろしつつ、メンバーの穴とボルトが入る様に少しずつ調整しながらジャッキを上げ下げして下ろします。
調整には角パイプを使用したり直接手で押したりして合わせつつ下ろしました。
16
5/11追記 エンジンマウントとメンバーのナットを交換しました。(別整備手帳に掲載)

13時00分昼食後再開
メンバー左右の穴とマウントからボルト位置を角パイプを使って均等になる様に調整します。終わったらボルトを取り付け締めて込みますが問題発生。
新しいナットを使用し左右マウントを均等に締めて行ったのですが途中から締め込んでも嫌な重さの締まり方をする様になったので
トルクレンチを変えても改善しないので一旦ナットを外し、めネジ側を見るとネジ山が痛んでいました。
締め付けトルク85N・m(参考値)
ナットサイズや材質から見ると他のナットより固く締め付けなければいけないため、ナットに負荷が掛かったのだと思います。
新しいナットは使えないので元々付いていたナットにネジロックを塗布して60N・mから5N・m刻みで締め込んでいきました。
そのあとは原因を調べるためネット検索で同様の事象があること、WRX STIで使用しているナットの形状が変わっており(随分ゴツい)使った方が居たことで急遽部品をオーダーし、届いたら交換することで今回はネジロック塗布で対応しました。
ミッションマウントのナットを締め付けます。
締め付けトルク35N・m(参考値)
17
14時00分
エキゾーストマニホールドの取り付け開始。
ガスケットやフランジナット、ボルトを全て新しいものを使います。

集合部のボルトナット締め付けトルク42.5N・m(参考値)
エキゾーストマニホールドとシリンダー取り付けトルク
30N・m(参考値)

ガスケットの表面に円周の出っ張り(潰れる)があり、以前に付いてたガスケットを見比べて、出っ張り側はエキゾーストマニホールド側に当たる向きで取り付けました。集合部のガスケットもエキゾーストマニホールド側に出っ張りが来る様に取り付けました。
各取り付け箇所は3本のボルトナットで止まっているので均等に締め付けました。
エキゾーストマニホールドを持ちながら締めるのはそこそこ面倒なので持ち上げ当てから下からジャッキで支えました。

ガスケット エキゾーストマニホルド 14038AA000 3個
フランジボルトパイロット 010106160 4個(遮熱板固定用)
エキゾーストスタッドナット 902370029 3個
エキゾーストスタッドボルト 44059AA030 3個
エキゾーストスタッドナット 902370010 6個(シリンダーマニホールド用)
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集合部のボルトナットを取り外すのに遮熱板を外しました。外したボルトは4本でこれも交換します。
19
遮熱板の中には断熱用の綿毛が入ってましたが幾分ボロくなってました。交換部品を用意してなかったのでクズになったものだけ除去しそのまま取り付けています。
その後、ジャッキスタンドを外し前輪がラダーレールに乗った状態のまま車体を降ろしました。14時50分完了
20
15時00分
ついでにフロントメンバーのボルト交換を行いました。
一本ずつ取り替え締め付けていきます。
助手席側はロアアームの可動を監視するセンサーが付いておりボルトの一本が取り外しでコネクタに干渉するため、コネクタは抜かず固定しているステーをボルト2本取り外して逃し取り付けました。
クロスメンバーフランジボルト
901000431 4本
21
取り付け後(運転席側)
締め付けトルク93N・m(参考値)
22
15時30分 ボンネット上側部品取り付け
取り外したエアクリーナーボックス類、ラジエターの留め具(サビが出ていたので錆び取り)クラッチホースを止めているステーの取り付け。
23
16時00分
ピッチングストッパーの取り付け
前オーナーが 同製品に替えていたことを知らずに購入してしまいましたが、少なくとも8年以上は経過してると思うので新しくして問題なしです。
エンジン側(前側)締め付けトルク50N・m(参考値)
車体側(バルクヘッド側)58N・m(参考値)

STIピッチングストッパー ST410404S000

他インタークーラー取り付け、エンジン始動しての排気漏れ他異常の確認にて終了
16時30終了

イイね!0件




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