東京旅行-2018冬
投稿日 : 2018年12月24日
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先日所用で東京に行ったついでに、またまた例によって美術館巡りをしてきました。
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宿泊先は、収容台数が多くて、駐車場が先着順でも要予約でもない、例のホテルです。
到着した時は既に日が傾きかけていたので、まずは閉館時間の遅い、渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中の「ロマンチックロシア」展から。
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トレチャコフ美術館の所蔵品から、移動派などのロマンティシズム溢れる作品が数多く出品されています。
有名どころとしてはイワン・クラムスコイ作が3点来ていました。
ロシアの画家はあまり詳しくないので、知識無しで単純に絵柄を鑑賞するだけでしたが、好みの一つであるきれいな風景画がたくさん出品されており、十分満足いく企画展でした。
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何度も泊まったことがあるホテルですが、南側の部屋は少なく、今回が初めてでした。
土日の深夜なので、さすがに我が社の本社も真っ暗。
そういえば、三菱自動車の本社が今月いっぱいで移転しますが、我が社の本社も再び丸の内に移転します。
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明けて、国立西洋美術館の「ルーベンス」展へ。
過去最大規模で、ルーベンスがイタリヤ芸術から多大な影響を受け、後のイタリヤ芸術に多大な影響を与えた所に焦点を当てた企画展になっています。なので、ティツィアーノ(工房物)やティントレットの作品や、ティツィアーノ作をルーベンスが模写した作品も来ています。
もはやお約束?の「フランダースの犬」コラボグッズや「キリスト降架」グッズも販売されていました。
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上野の森美術館のフェルメール展。
10年前の過去最多といわれた7点を更新し、延べ9点(入替があるため同時には8点)が来日、内3点(同じく同時には2点)が初来日。但し、12月21日~1月8日の間は入替の過渡期で、7点(内、初来日1点)の展示となるのでご注意を。
フェルメールの他、ピーテル・デ・ホーホ、ヤン・ステーン、ハブリエル・メツーなど、オランダ絵画を堪能できます。
この美術館では過去に数時間待ちの企画展が何度もあったせいか、今回は日時指定入場制で1日6回の時間枠毎に1000人迄の入場制限があり、全員に小冊子と音声ガイドが付いていて、作品横の解説文のところで立ち止まることなくスムーズに鑑賞できるよう工夫されています。あ、退場は20時30分の閉館まで自由です。
この後、大阪市立美術館でも開催されますが、こちらは入場規制はないものの、展示作品は6点となります。(内、5点は東京展と共通)
東京展の前半(12月20日迄)と大阪展の2回行けば、10点のフェルメール作が鑑賞できます。
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私たちは閉館までいるつもりだったので、ルーベンス展の後に行くことにして、15時~16時30分入場のチケットを事前に購入しておきました。
画像は入場開始5分後。行列はぐるっと回り込んで、向こう側に見える赤い旗のもう少し右の辺りが最後尾でした。
入場開始30分後くらいには列が解消するとのことだったので、1項のイルミネーションツリーの向こうに見えるレストランで遅めの昼食をとり、足の疲れも幾分解消してから行きました。
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最後は東京都美術館の「ムンク」展。
2020年夏に約5倍の展示スペースの新館が完成予定のムンク美術館の所蔵品(2点ほどコーデ美術館)からなる企画展で、展示作品約100点は、全てムンク作。心ゆく迄ムンクを楽しめます。
目玉はもちろん「叫び」ですが、ムンク美術館所蔵のテンペラ画の「叫び」であり、日本でお馴染みのオスロ国立美術館の油彩画ではありませんので念の為。
「不安(木版)」「叫び」「絶望」の3作については、最前列は”立ち止まらないで下さい方式”となっていて、最前列とは縄で仕切られた2列目以降であれば立ち止まって鑑賞できます。
ポケットモンスターとのコラボグッズも販売(ピカチュウのクリアファイルは完売)されていて、出口ではピカチュウの「叫び」のカードが貰えました。
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