北米・外装編に続いて…最後に北米・内装編をまたまたまた徒然なるままにあげてみました。内装は殆ど日本仕様と変わりありませんが、北米の保安基準に合った機能や北米のサービスに沿った機能があるようですね。それから今回は取り上げませんがコーションが無駄に多いので、USDMを内装まで極めようとすると…大変です。それでは一つずつ見ていきましょう。
①表示単位の違い

北米では℉、lb、oz、mile、mph、feet、レターサイズetc…日常生活で使用する単位が違うので、当然表示される単位が異なります。速度はmph、温度は℉、距離はmile表示となるわけです。次期Eクラス以上は全て液晶となるので表示される単位は個別に選択可能と思われますが、現行Cクラスは画像のようにアナログメーターのため北米はmph表示となります。ちなみにカナダ仕様は日本仕様と同じkm/hでした。みん友の吉田河馬歯さんから頂いた情報ですが画像をよく見ると…水温計が℃となっています。つまり北米仕様でも℉と℃が混在しているようで…コストダウンという大人の事情がありそうですな…
②助手席側ロック・アンロックボタン

恐らく保安基準で義務づけられているのではないかと思われますが、北米では助手席側にもロック・アンロックボタンが設置されているようです。ちょっとマニアックな部分かもしれませんね。
③TPMS(Tire Pressure Monitoring System:タイヤ空気圧監視システム)表示

画像は別のクラスですが恐らくCクラスにも搭載されております。北米ではTPMS表示が保安基準で義務づけられているのではないかと思われます。ちなみに日本仕様では空気圧低下による内輪差で警告を出す機能が付いていますがTPMSは搭載されておりませんし、C63は警告すら表示されません。
④ガレージオープナー搭載

このgarage door openerは北米仕様ならではの機能でしょうね。アメリカでは多くの家に大きなガレージを持っていますので… ちなみに日本では規格が違うので使用できませんし(経験済み)、電波法に触れる可能性あります…はい。
⑤SOS・Emergency Callボタン搭載




北米仕様にはオペレーションコントロールユニットにSOS・Emergency Callボタンが追加されております。これはテレマティクスサービス「mbrace」を利用したサービスのようですね。安全情報の提供やメカニカルなアドバイス、ロードサービスや救助等を行うようです。真ん中のSOSボタンはカバーが付いており、開けるとボタンが出てくるようですな… ちなみにエンジンスタートボタンを押すとインジケーターが赤く点灯し、その後消灯するみたいです。

この「mbrace」はiPhoneやandroidなどから接続してドアの施錠・開錠のリモート操作をはじめ、ロードサービスへの連絡や、駐車場に置かれた自分の車の位置を教えてくれるといった数多くの機能とサービスを備えているようです。これは素晴らしいサービスですね!是非日本でも同様のサービスをお願いしたいところですがね…
⑥デジタルラジオ&サテライトラジオ「シリウスXMラジオ」放送


北米ではラジオは基本的にデジタル放送、さらに衛星ラジオ「シリウスXMラジオ」が有料で聴けるようですな… 広大なアメリカを車で移動する際、FM波は到達距離が短くて聞こえなくなってしまうため、とにかく空が見えさえすればどんなところだろうが受信できるサテライトラジオが必需品とも言える存在となっていったようですね!
⑦パニックボタン

北米で売られている車の鍵にはPANICボタンが付いていますね。このボタンを押すとどうなるんでしょう… ホーンが何度も鳴って威嚇でもするのでしょうか?有識者の方がいらしたら教えて下さいませm(_ _)m
以上北米・内装編でした。もし他にも北米仕様の情報ご存じでしたら教えて下さいませ!またいつかCクラスのコーションについて書いてみたいのですが公開できるほど情報持っていないので宿題とさせて頂きます(PRIUS C:日本名アクアならバッチリなのですが…)。画像はMBUSAおよびYou Tubeからの拾いものです。

追記:北米もEUと同様に当然DRLです!日本でも早く認可してくれないかな…
Posted at 2016/02/29 16:57:30 | |
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