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半年ぶりの甲府幕岩
須玉から入る林道は雪崩のため通行止めだったので、双葉SAで降りて、観音峠経由で。
昨年　手を出して宿題になっていた　ア・ラ・ポテト 5.13a に取り付く。

こんなルートです


ほぼ垂直の壁を、僅かな手がかりと足がかりで登る、指力、持久力、バランスが要求されます。
結果はボロボロでした。
4月に痛めた右手中指も完治しておらず、GWくらいから登るのを自粛していたため筋力も落ちて
しまっていて、昨年は比較的簡単に登れたセクションでさえ、落ちてしまいます。
全部で３回トライし、少し感覚を思い出したところで、指先と足先が悲鳴をあげました。

帰りは　双葉SA近くの定職屋　「もりやま」で　とりもつ定食 800円(+消費税)


この店は　何を食べても美味しいので、甲府方面へツーリングしたさいは是非食べてみて
ください。駐車場は広いですし、車高がベタベタの車でも入れます。(^^;

3/29(土)　Tさんと、今シーズン、最後となるであろう城山へ

現地でマッキーさん、Sさんと合流し、ワイルドターキーというエリアへ。
このエリアへ行くのは全員が初めてということもあって、最初はトポと現場のラインをあわせるのが大変でした。日本のトポはもっと積極的に写真等を活用するべきだと思います。

城山は凝灰岩で　基本的に富士山の火山灰が堆積してできた岩場です。
ワイルドターキーは、凝灰岩としては珍しい　方状節理　が顕著に見られるエリアでした。


ただ、この手の節理が発達している岩場は、一枚岩でないことから、ホールドが欠けたり取れたりする
いわゆる、脆い岩場　となることも多いので注意が必要です。

10cを2本登ってアップして、Sさんがヌンチャクをかけてくれた
魅せられて 5.12a/b
にトライ。

出だしの数手が核心、ボルダーグレードで4級くらい？
核心を越えても、結構いやらしいムーブが続くし、安心できる　ドガバが少ないので気が抜けません。
2トライ目であわやRP！？というところまで行ったのに、フットホールドがはがれてドカ落ち。。
3トライ目ですんなりRPしたけど、やっぱり全体的に脆い感じです。

その後は　Tさん、マッキーさんがトライしていた
デザイアー 5.12a
フラッシュトライ



最終クリップをこなし、いけるか？と思ったけど。終了点へのラインを読み違えて手詰まりになりフォール
（最近、こういうの得意技になってきた。。）
正しいラインを教えてもらってトップアウトしたけど、ここでもでかいホールドが　スルッっと動いて冷や汗ものでした。

帰りは　いつもの「たけ」で晩ご飯。来シーズンまで　しばし「たけ」ともお別れですね〜
行かれるかたは、最新の注意を！

2/11
MUAI THAI area
Hellow Christina 6A RP (再)

123 area
name unknown 6A RP (再)
Dr.Jekyll & Mrs.Hyde 6A+ MOS

2/12
ESCHER wall
scorpion 6A+ RP (再)
don't grab the Krabi 7A+ ×
best route in Minesota 6C RP (再)

DIAMOND CAVE area
keep the jam man 6A MOS

2/13
ESCHER wall
short and easy 5 RP (ツルツルで怖い)
don't grab the Krabi 7A+ RP

THE KEEP area
gengis bond 6B MOS
nut cracker 6C MOS

2/14 レスト日
DIAMOND CAVE area
unknown 5 RP
keep the jam man 6A RP (再)
les peties oreilles 6B MOS

2/15
TONSAI area
cowabangalow 6B MOS
tidal wave 7C × ×

CAT wall
king cat 6C+ ×(コルネ剥がれてドカオチ) RP
black cat 7A × RP

2/16
DUM'S KITCHEN area
pahn taalod 6A RP (再)

TONSAI area
ya rup rup 7B × (来年の宿題)

CAT wall
april fool's 7B × (来年の宿題)

2014年 Railay クライミングツアーもいよいよ最終日（クライミングできるのは）
明日は、朝ご飯食べたら　速攻でチェックアウトして　ボートでアオナンへ移動し、
予約ているタクシーに乗って空港へ向かわないと行けない。

今日も午前中はトンサイ、午後は Cat Wall へ向かう予定。



トンサイへ向かう途中の DUM'S KITCHEN area でピロシさんに遭遇。
混ぜてもらって、pahn taalod 6A でアップ。

トンサイでは ya rup rup 7B へマスターオンサイトトライ、トップアウトはしたけど
1カ所　解決できてない区間がある。う〜ん、来年は落としたいなぁ



ya rup rup 7B をトライ中の多川さん（左）と、隣の 6C をトライ中のピロシさん（右）

お腹の調子が今ひとつなので、今日はランチを食べずに水分とBCAAだけ補給 (笑)
午後は、Cat Wall へ
april fool's 7B へマスターオンサイトトライ！
途中でテンションいれてしまったけど、ya rup rup に比べるとムーブがわかりやすい。
来年は是非 RP したい課題だ。



今日は早めに撤収して、ピロシさん、多川さんとビールで乾杯してお別れ。
帰り際に、着ていた日本語Tシャツを多川さんへプレゼント。「挑戦」という文字のやつだったかな？

今年も、たくさんの友人知人と　楽しい時間を過ごす事ができた、とても良いツアーでした。
また、来年も行くぞ〜

Railay クライミングツアーも 5日目、後半戦は　限界グレードに挑戦するために
午前中は　トンサイ（どっかぶり、高難度が密集）、午後はトンサイ近くのエリア
というスケジュールで動いた。トンサイは午後になると日があたってしまうので
暑くて登れないのだ。。



トンサイで、JFA (Japan FreeClimbing Association) 理事長の　シノさんにばったり遭遇。
ちょうど 8A+ という高難度ルートをトライされていたので　しばし見学。周りにいた日本人が
全員カメラを構えてトライ中のシノさんを撮影するものだから、それを見ていた外国人達が
有名人？と勘違いして（いや、ある意味正しいのだが）写真を撮りだし、大撮影会と化していた。

cowabangalow 6B でアップした後に、本命の Tidal Wave 7C へ。デシマルグレードだと
5.12c くらいか？　ホールドはそれなりに大きいのに、磨かれた石灰岩がツルツルでフリクション
が少ない。足位置をかなりシビアに探さないとあっという間にパンプしてしまう。
2回トライして　いずれもトップアウトさえできず。。また来年　頑張ろう！

午後は　タガワさんと合流して、ヒロシさんオススメの Cat Wallへ。


King Cat 6C+ にオンサイトトライ
コルネ主体のかぶったルート、　ホールドがたくさんあるのでどれを使うか選ぶのに迷ってしまう
終了点まで　あと3クリップというところで、掴んだ大きなコルネが　ボコッという音とともに
根元から剥がれた。。とっさに巨大なコルネを落とすまいと抱えるが、重さに耐えきれずに落下さ
せてしまう。もちろん、自身も10m級の大フォール。幸い　ビレイヤーが上手にロープを流して
くれたので、どこも岩にあたらずにすんだ。右手にはコルネを抱えようとしたときにできた無数の
擦り傷があり、かなり出血はしていた。でもアドレナリンが出てしまっているので痛みはない。
落とした岩が　下にいるビレイヤーや見学者に当たったり、落とした岩でロープが切れたり、
ロングフォール中に足がロープに絡まって体勢をくずして岩に激突したり、、
岩が剥がれたときは、大きなアクシデントになるケースが多いのだが、今回は幸運に恵まれた。


King Cat 6C+ をフォローで登るマッキーさん

気を取り直して Black Cat 7A にオンサイトトライ。こちらも終了点直前で足を滑らせてフォール。
一回　降ろしてもらい、休憩を挟んで再度トライして無事に RP!!


写真は、Black Cat をトライ中の多川さん


Cat Wall から　トンサイのビーチをのぞむ。遠くにライレイウェストビーチも見えている。

夜は、ライレイへもどってヒロシさん　多川さんの知り合いが経営している店で　ビール＆晩ご飯。


経営者の Wangちゃんとマッキーさんの２ショット。
オヤジ化したマッキーさんは　可愛い Wangちゃんにメロメロでした。ww