
トヨタが今年から WRC に復帰しました。二戦目で優勝と復帰から活躍しているようですが、去年末からひっそりと、お台場の MEGA WEB にトヨタ WRC の歴史を振り返る特設コーナーができています。
上の写真は、撮る時にちょうど誰もいなかったのですが(笑)、マニアックすぎるのか、それほど人がいないことは確かです。お台場に遊びに来ている外国人は喜んでいるようでしたけど。

個人的には常設でこれがしばらく見られることに胸が熱くなりますね。
実は ST205 だけレプリカだったり、紹介コーナーでも「黒歴史」的な扱いなのがやや残念ですね(まぁ、公式にも記録は抹消されているので実際そうなのですが…)。

ST185 は当時の実車が展示されています。サビてたり、へこんでいるところがあったりしますが、ラリーの過酷さを間近で体感することができます。

ST165 はやはりこのカラーリングです。

私があまりに熱心に見えたのか、係の方が話しかけてくれました。
ボンネットも開けてくれましたよ。

いま特集されているのは、トヨタの WRC の歴史なので、もちろんセリカ以外の車(クラウンや MR2 など)もあります(入れ替えはあるようです)。
今、参戦しているのはヤリス(ヴィッツ)なのですが、やはりこの歴史を知っている人たちは、トヨタ WRC といえば、"セリカ GT-FOUR" なのでやや淋しいところ。
セリカ自体、もう販売終了してだいぶ経ち、今では 86 と車格がかぶるため、量産車として登場する可能性は極めて低いのでしょう。
この Motor Sports Heritage コーナーの一発目の特集が WRC(=セリカ)というのは、WRC 参戦のタイミングとかぶったということもあるでしょうけど、トヨタの中でもセリカというのはすでに Heritage(遺産)として位置づけられている、という意味なのかもしれませんね。
Posted at 2017/02/13 23:26:03 | |
トラックバック(0) | クルマ