暗越奈良街道
日本一の急勾配のある酷道308号線
2024年01月18日
大阪市の心斎橋付近を起点に奈良市街を終着とする東西に伸びる国道308号は
古くは奈良時代に築かれた暗越奈良街道で、酷道としても有名な道。
大阪から奈良市へ向かっていくと東大阪市を過ぎたあたりから住宅街に入り
自動車一台がようやく通れるという離合不可能な道路へ導かれる。
さらに大阪府と奈良県境である標高455mの暗峠に向かって急勾配もあり
特に写真にある地点は最大勾配31%、最大斜度約17度ととんでもない為
徒歩や自転車では後ろへ倒れてしまう危険さえあります。
自動車でも車両がめいっぱいつんのめる為、車高が低い車だと立ち往生の危険あり。
県境の暗峠付近には今でも営業中の茶屋などがあり、周辺は石畳で出来ている。
奈良県に入ると道幅は広くなるが、すぐに住宅街へと入っていき、
途中田んぼの畦道へと出てさらに一方通行の為迂回することになります。
このように、通行する道路の大半が到底国道とは思えぬ道路状況なので
酷道としても人気になっているが峠付近では全く避けられそうな場所が無いので
道中には車幅のある乗用車の乗り入れを遠慮するよう促す看板もあり。
暗峠から大阪府側、奈良県側へそれぞれ少し進むとそれぞれの市街地が望める箇所もあり
天気が良い日は夜になると夜景が素晴らしい。
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