
うちの店のHPに来る質問で、圧倒的に多いのが神棚の祀り方に関するものです。
若い方から年配の方までさまざまな年齢層の方が、不安げに質問されてきます。
今回はその中でも設置場所について、私が答える一番多い例を少し簡単に書きます。
あくまで個人ブログの独り言ということで、「お前間違ってるぞ!」ってのは勘弁して下さいネ(;^_^A
神棚の設置場所として避けなければいけない場所としてよく言われているのが
1.設置場所の付近や頭上に、トイレや浴室等の不浄なものをこないようにすること。
2.設置場所の頭上及びその下を、人が通り抜ける廊下や出入り口がないようにすること。
この二点です。
しかしこれらはあくまでも「家相上」の条件であり、もっとも大事にすべきことは設置場所の向きであると考えます。
設置場所の向きとして吉とされているのは、南東の方角が含まれる方角などです。
これは神棚の中心に通常納められるお札が、日本で一番高貴な神様とされている伊勢神宮の「天照皇大神宮」で、この神様が太陽神でもあることから日が昇る方角が吉とされるものと推測します。
また神棚は設置した場所が一つの独立した空間であると考え、その上に部屋があるとか廊下があるとかは、迷う原因になってしまうので気にしない方が良いです。
神棚の大きさや形、設置場所や方角・祀り方などは、現代の住宅事情からしてなかなか必ず良い条件に合う正しい祀り方ができるとは限りません。
家庭の幸福を祈願感謝する心を込めて設置することが、一番大切な事であると私は考えます。
以上参考になればです。
Posted at 2006/07/17 16:51:16 | |
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神事の独り言 | 日記