
昨夜はお楽しみでしたね>挨拶
はい、翌28日乗鞍岳登山編です。
起床はAM6:00頃。
否
AM4:00頃にくっそ寒くて目が覚めたンですけどね(^^;
それから二度寝後の起床です。

朝食作ってるときの気温ですが、太陽出ててこの温度。
起床直後はもっと低くて5℃位でした。
高原恐るべし。

朝食。
昨日の鶏汁の残りに、高山ラーメンに使われる麵をぶっ込み。
いわゆる朝ラーですが、和風とんこつと鶏のうまみがいっぱいで大変おいしゅうございました。
コストと手間を考えると、なかなか作れない一品となりました。
朝食後は、設営撤収組と昼食調理組に分かれての作業。
この後の乗鞍岳登山の関係上、時間との戦いなのでちゃっちゃと効率よく行動です。
再度言いますが、めんどくさがりには向かない趣味ですね。
なんだかんだと時間が過ぎて、乗鞍高原観光センターに着いたのが10時過ぎ。
残念ながら10時のバスは殿が目の前で発車して行かれました 泣
次のバスが11時なので、それまでゆっくり登山装備の準備ができますね。
ね!!
あ
もう少し近くでキャンプすれば良かったなんてお、思わなかったんだからねっ!!

観光センターから見上げる乗鞍岳。
本当に今日は良いお天気で、まさに登山日和。

乗鞍高原観光センター~畳平間はマイカー規制により、路線バス及びタクシー等の許可車両以外は通行できません。
私が高校時代に規制がされ、免許取得時にはもう無理だったわけですね。
なので今回お世話になったのがご存じアルピコ交通のハイランドエクスプレスです。
車両は日野・セレガですね。
普通の観光バスですが一応路線バスです。
ハイブリッド車もあったりですが、正直山道に向かないような気がしないでもない(謎
ヘアピンコーナーでなんかズリズリ音が出ていたのはなんだったんだろう・・・か?
我々が乗った11時発のバスは2台態勢だったのですが、道中すれ違った下りのバスはなんと5台でした・・・
つまり、早朝の便はかなりの人だったって事・・・なんですよね?
スゲーな、山。

というか、いくらロードでもチャリで来た!をする気にはなりませんな。
あまつさえ、このまま登山してまたチャリでダウンヒルとか凄すぎる。
自分にはムリー!
ほぼ12時に畳平より登山開始。
まずは肩の小屋を目指します。
で
30分くらい登って肩の小屋到着。
ここまでの行程はほぼハイキング程度の軽い上り下りなので全然楽々。
ここでお昼を取られてる方々がたくさんいるので、私達も便乗です。
そもそもその予定でしたけどネ。

買っちった(ぉ
あ
えっと
うん
普通のホットサンドメーカーよりこっちのほうが魅力的ザマス(ぉぃ
ちょうどこのキャンプの3日前に手元に来たので今回これを使ってお昼を作りました。
でも意外と面倒なんですよねぇ・・・おっと失礼(ぉ
あ
中身はベーコン、チーズ、タマゴのシンプルなホットサンドです。
冷えてるけどホットサンドです!(大事なことなのでに(ry
エネルギーと水分を補給しいざ出発。
ここからは一気に登山ぽくなってきますよー

ね?
こんな感じで岩場とガレ場が続く登山道。
今日は団体さんが多くて、登山道が要所要所で渋滞してまして、ペースが遅くあんまり疲れない状況でした。
後ろを歩いていた異国の方の会話でペンギンハイウェイという単語が聞こえてきまして、まさにこの状況のことを言ってるんだなって思いました。
あ
おねショタ映画のことじゃなくて、正式な意味でのペンギンハイウェイですからね。
あ、そうそう乗鞍岳といえば春に大雪渓を見ることができるのですが…

この時期はもうこんな感じでだいぶちっちゃくなってました。
?!

真ん中辺りをよく見ると人が歩いてるじゃあーりませんか!!
おそらくアイゼンを装着しての雪山トレーニングですかね?
よくやる…
肩の小屋から約1時間。
ようやく頂上の山小屋に到着。
そして間髪を入れずそのまま最高峰剣ヶ峰まで一気に登り切りました。

剣ヶ峰より南西を望む画像中央に、今日は雲で見えませんが4年前の昨日、
9月27日午前11時52分に突如噴火し多大なる犠牲者を出してしまった御嶽山があります。
戦後最大の噴火被害だったわけですが…
ここ乗鞍岳も活火山だということを忘れてはならないわけです。
登山レベルが初級ということもあり気軽に登れるため、たくさんの登山客が訪れますが
決して安心できる場所ではないということを改めて心に留め置く必要があります。
とはいえ、火山に留意というレベルですがね。
時として人間は自然の猛威にはとても無力だと思い知らされるのです。

最高峰では撮影ラッシュで大混雑。
デカイカメラ持ってると、撮影班にされてしまう観光地あるある…

最高峰の三角点です。
この上で無意味に荒ぶる鷹のポーズをしてしまった変な人がココに(ぉぃ

火口湖である権現池。
時間は14時過ぎですが、だんだんと雲行きが怪しくなってくるお時間。
山の天気は午後になると悪くなる方向なのです。
でも別団体のガイドさんも言ってましたが、ここまで天気の良い日はなかなか無いんです。
特に標高が高い山であればあるほどに。
なので、今日は本当に運がよかったのです。

さて、登頂後のお楽しみ。
最高峰でカレー麵。
流石に頂上では狭すぎて無理だったので、少し降りた山小屋の裏スペースでの調理。
できたてをズルズル~っと
あ~うまい~
このために生きている~
と
無意味に感動します。
下山のため前を通過していく他の登山客さんがおもわず「おいしそうですね」って声かけてくるくらいですからね。
「おいしいですよ♪」
正直、これがしあわせの形の一つだと私はね思うのです。
カレー麵もそうだけど、こういう場所に自分の意思で足で来る。
そして好きなことをする。
人生一度きり。
好きなコトして生きよう
てね。

だんだんガスって来たのと、帰りのバスの時間の事もあるので
名残惜しいですがそろそろ下山の方向です。
でもね。
気をつけなければならないのは下山の時なのです。
だいたい登山で事故るのは下山中なんですよね。
かくいう乗鞍岳はガレ場がほとんどなので、浮き石や砂利に足下すくわれる事が多いのが現状。
実際私も何度かバランス崩してカメラのフードを岩にヒットさせましたし。
カメラは無事でしたけど。
そういうことで、足下ばっかり見てるので下山は楽しくねぇです・・・はい。
テンポ良く降りていき、1時間掛かるかかからないかくらいで畳平まで下山。
なんとか予定の16時05分発のバスに間に合いました。
そこから1時間かけて観光センターまで戻りました。
とにかく人が多くて色々とペース乱されましたが、登山編も無事何事も無くコンプリート。
あとは無事に家に帰るだけです。
いや、帰りたくないでござる。
でも明日は仕事なので帰るしか無いのです。
社会人はツライさん。
といいつつ、平湯温泉で命の洗濯をして、高山市内で給油をして無事に帰宅しました。
来月はどうしようかなぁ~
なんて、遊んでばっかもいられない社会人ツライさん。
つづく。