2007年03月26日
「荒れる春場所」の通り、初日は朝青龍、千代大海、白鵬、琴欧洲が敗れる波乱。
朝青龍は二日目も黒星で2連敗。いままでにない展開で序盤から混沌とした状況になりました。
しかし、朝青龍は三日目から持ち直して連勝を続け、終盤の大関陣との取り組みにも勝ち、
千秋楽で白鵬との決定戦にもちこまれました。
決定戦は熱戦が期待されましたが、立ち会いで白鵬が変化を見せ、
あっけなく勝負がついてしまいました。
直前の結びの一番でも、朝青龍が変化をして千代大海に勝つという相撲があっただけに、
優勝を決める最後の二番がこのような相撲になったことは、残念でなりません。
何が何でも勝って優勝を決めたいという気持ちはよく分かりますが、
優勝を決める大一番、横綱と大関の戦いなのですから、
お互い力を出し切って欲しかった、というのが正直なところです。
ともあれ、朝青龍の独走状態だった最近の場所から考えれば、
白鵬の復活は今後の大相撲にとって楽しみが一段と増したともいえます。
朝青龍と白鵬の戦いは、まだまだ始まったばかりで、
これからも数多くの名勝負が繰り広げられることでしょう。
11勝を上げ、三賞を受賞した豊真将や栃皇山、また他の若手も
夏場所は上位を脅かす存在になって頑張ってほしいです。
最後に、かど番を脱出した直後に体調不良で休場した栃東ですが
脳梗塞の跡が見つかったということで、引退の可能性もあるそうです。
いままで数々のケガを乗り越えてきた栃東なので、
頑張って復活してほしい気持ちもありますが、
無理をして重大なことになるというのはあってはならないので、
じっくり考えて、決めて欲しいです。
Posted at 2007/03/26 18:32:21 | |
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大相撲 | 趣味
2007年01月22日
平成19年最初の場所、初場所も朝青龍が14勝1敗で優勝。
通算20回目の優勝ですが、過去20回以上優勝しているのは、
大鵬、千代の富士、北の湖、貴乃花の4人だけで、
朝青龍もついに、歴代の大横綱と肩を並べるところまで来てしまいました。
さらに朝青龍は初優勝から26場所で20回目の優勝。
年間6場所あるうちの4場所以上を優勝していることになり、
ライバルが不在であるとはいえ、この優勝ペースは驚異的であると言えます。
ケガをせずこのままのペースで優勝し続ければ、30歳になる前に
大鵬の持つ最多優勝回数記録32回を更新することになります。
初場所は序盤で朝青龍が敗れたため、他の力士にとっては
優勝するチャンスがいつもより大きかったはずなのですが、
平幕豊ノ島がなんとか優勝争いに残ったものの、
大関陣はそろって星を落とした上に朝青龍に勝つことすらできず、
結局は朝青龍が千秋楽を前にして優勝を決めてしまいました。
平幕以下の力士で、力をつけてきている力士もいますが、
朝青龍を脅かす存在になるには、まだまだかかりそうです。
ハイペースで勝ち続けてきた朝青龍が失速でもしない限り、
これを止める力士は現れそうにない雰囲気です。
Posted at 2007/01/22 18:06:11 | |
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大相撲 | スポーツ
2006年11月27日
一年納めの九州場所も、横綱朝青龍が全勝優勝を達成し
圧倒的な強さを見せつけました。
年間最多勝の可能性があった白鵬は場所前の稽古で怪我をして休場。
負け越せば大関陥落の危機だった魁皇も、8連勝でかど番を脱出。
しかし朝青龍以外の話題といえばこれぐらいで、
九州場所も朝青龍の独壇場と言っていいぐらいの場所でした。
序盤好調だった大関陣も、終盤黒星が続き、朝青龍にも歯が立たずで
依然、横綱と大関以下の力士との力の差には
大きなものがあると感じさせる15日間でした。
そんな中、12勝3敗で優勝争いにも加わった豊真将、
中盤から9連勝で10勝をあげた琴奨菊、
朝青龍にけたぐりを出させた稀勢の里と
若手の活躍にも光るものがありました。
来年も朝青龍の強さは磐石だと思いますが、
若手力士もよりいっそう力つけて
少しでも横綱を脅かす存在になってほしいです。
Posted at 2006/11/27 18:06:01 | |
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大相撲 | スポーツ
2006年09月16日
名古屋場所に続いて、大関白鵬は綱取り、関脇雅山は大関取りが懸かっています。
しかし、先場所に続いて、両力士ともに前半戦で取りこぼしをしてしまい、
昇進に向けて、あとがなくなってしまいました。
6日目には、一横綱、五大関がすべて敗れる大波乱。6人の横綱、大関がすべて敗れるのは史上初です。
秋場所は早くも大荒れです。
そんな中、20歳の小結稀勢の里が大関、横綱を破って健闘しています。
同期入門の琴欧州に遅れをとっていましたが、上位を脅かす存在になってきました。
稀勢の里の今後の活躍に期待したいです。
Posted at 2006/09/16 16:30:14 | |
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大相撲 | スポーツ
2006年07月24日
大相撲名古屋場所は、休場明けの横綱朝青龍が14勝1敗で優勝。
注目だった横綱昇進が懸かった白鵬、大関復帰を目指した雅山の昇進は、それぞれ見送られました。
共に昇進の最低条件は満たしているものの、序盤の黒星が印象を悪くした形になってしまいました。
特に白鵬は、千秋楽で朝青龍を破る大相撲を見せただけに、正直昇進見送りは残念です。
しかし、白鵬はまだ21歳。これからどんどん強くなっていく力士に対して、
優勝してだれもが納得する横綱昇進を決めて欲しいという、審判部の考えも理解できます。
来場所は白鵬も雅山も、文句なしの勝ち星で昇進してほしいです。
名古屋場所は、露鵬の暴行事件があったり、白鵬以外の大関陣が朝青龍に全く歯が立たず、独走で優勝を許すなど、
盛り上がりに欠けるところもありましたが、新小結の稀勢の里が勝ち越し、把瑠都も新三役が濃厚の勝ち越しを決め、
秋場所への新たな楽しみが増えました。
秋場所は今場所以上に盛り上がってほしいです。
Posted at 2006/07/24 19:01:39 | |
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大相撲 | スポーツ