瑞鶴のブログ一覧

　２００２年の第４回からほぼ毎年知人と参加していて、今年で１２回めとなります。１８kmと苦にならないちょうどよい道のりです。よく飽きずに参加してるなと自分でも思います。いつもは写真を撮りながらゆっくり歩くのですが、今年は午後から雨の予報なので、雨が降る前にゴールしようと若干急ぎました。

　国鉄磐越西線川桁駅前にあった沼尻鉄道川桁駅跡から出発です。「高原列車は行く」のモデルになった鉄道ということで、駅前に建てられた鉄道の碑にはその歌詞も刻まれています。今年は語り部の方のハーモニカに合わせてその歌を歌い（わされ？）ました。


　磐梯山は雲がかかっていました。


　各駅跡には駅名の看板が立てられ、そこがチェックポイントとなっています。ここで事前に渡されている駅名の書かれた大きな切符に鋏を入れてもらいます。
　写真は会津樋ノ口という駅の跡で、ここまでは正確に廃線跡を歩きます。この先は交通量が多くなるので、若干廃線跡を離れるところがあります。


　廃線跡のほとんどが舗装道路となっていますが、名家駅跡にわずかに廃線跡らしき箇所があります。碑は馬頭観音。それから、その近くに人が近づくとやたらはしゃぎ回る犬がいたのですが、今年はいませんでした。どうしたのでしょうか。


　ゴール８km手前から残りの道のりを「あと○ｋｍ」と示す標識が現れるのですが、ここだけ「あちょ７ｋｍ」となっています。数年前最初に現れたのですが、一時なくなり、再び使われはじめました。


　沼尻駅近くでは森の中を抜けていきます。コンクリート橋とガーダー橋が残っています。ガーダー橋の近くには信号機のポールも残っています。


　終点沼尻駅跡。駅舎は向きを変えられています。その隣の倉庫は当時のままのようです。この辺りから雨がぽつぽつ。ここが終点と思いきや、イベントの終点はここからさらに１km以上ある中ノ沢温泉。


　イベントの終点です。豚汁とそばがふるまわれました。到着直後雨が本降りになってきました。あぶないところでした。

　１０月５日の沼尻鉄道ウォーキングイベントに参加するため、前日４日に長岡を出発しました。行く途中にちょっと遠回りをして、奥羽本線大沢～赤岩間のスイッチバック駅だった４駅を見てきました。先代アベちゃん同様、悪路で酷使しています(^^)。

大沢駅
　待合室？の跡が残っていた。光って見えるレールは改軌されたもので、途切れているところから先は改軌前の線路がアスファルトに埋もれながらも残っている。ホームも両脇に残っている。奥の草藪のかなり先まで線路や架線柱が残っているが、この時期は奥まで行くのは困難。


峠駅
　旧ホームから終端部方向を見る。線路は草に埋もれながら所々残っている。スノーシェッドの奥は数十ｍのトンネルがあり、その中で行き止まりになっている。


板谷駅
　旧駅ホームの始まり。ここは改軌されているが、その先の草藪の辺りからは狭軌のまま残っている。草藪と書いたが、線路の間に木も大きく生長しており、廃駅後２０年以上の時を感じさせる。


赤岩駅
　アベちゃんのいる小道が線路のあったところで、両脇がホーム跡。奥に見えるトンネル内部が線路終端部。本線は右下を通る。ここに降りてくる道は砂利道で急勾配で狭く、アベちゃんがやっと通れるくらい。帰れるか心配になった。実は大沢駅から我々のあとをついてきた車があり、板谷駅では我々より５分ほど先に出発したので当然赤岩にいるかと思ったのだが、いなかった。時間的に寄って帰ったとは思えないので、断念したか最初から来るつもりはなかったのであろう。
　ということで、車で来る際は気をつけられたし。