
(※タイトル画像は、内容とあんまり関係ありません。)
標題通り、生まれて初めて積載車に載ってドナドナされてしまいました。
メガーヌ3Phase2以降のESM車にお乗りの方で、バッテリが弱って来ている場合全般に当て嵌まるかも知れません。ご注意を。
本日、出先にて急な坂を下り、幹線道路に出る手前でブレーキをかけた処、『ESC off』とcautionが出ると同時にエンジンストップ。
そのまま、スタート出来なくなりました。
何せ、エンジンが掛からない。電源は来てます。ナビも起動中。なのにスタートボタンを押すもセル回らず。
“回せず”ではありません。“電圧が足りずクランキングが弱い” では無く、セルを回さない様、ロックが掛かっている状態。
何故に『ESC off』と出るのか判りません(※そもそもGT220はESCをoffに出来ない)が、此のcautionを解除しないとエンジン掛けられないっぽい。
バッテリ外せば消えるかと思い試してみましたが、再び電源が来てもcautionは残っています。此れはヒューズか?
仕方無いので最寄りのディーラに相談してみた処、『保険会社に連絡してレッカーで持って来てくれ』との事。仕方無いので、人生初レッカーです。勿論初・牽引フック大活躍!皆さん積んでないと駄目ですよ。
以前寄った事のある某・Dに到着。まさか2度目の訪問が積載車でとなるとは!此れで完璧に、顔と名前を覚えられてしまいました💧
原因は直ぐに判明。『メインヒューズ』と謂う、通常のヒューズボックスとは異なる場所(※バッテリケースの奥側)に設置されているヒューズが一本、とんでました。
尤も、此れは原因では無く現象。“何故”ヒューズがとんだのかを突き止め対策しなければ同じ事の繰返しです。
実は原因も直ぐに判明。過去に例があったそうです。メガーヌ3Phase2から始まったESMですが、容量の落ちたバッテリを使っていると此のヒューズがとぶ事があるのだと。
ヒューズがとぶのは、其の保護対象を重大なトラブルから守る為。今回の場合は、容量の落ちたバッテリを高電圧で充電する事により、壊れてしまうのを防ぐ為。ん?
……ヒューズとばす前に、『low battery』と報せるのが先では??
電圧計の表示も、直前までは何ら問題無い数値でした。確かに古いバッテリではありましたが。
此処で説明しなくてはなりませんね。実は去年購入したLi-ionバッテリ、故有って現在は降ろしてあります。
先に言っておきますと、バッテリの不具合ではありません。EVOTEC EV-1260は大変優れた良いLi-ionバッテリです。
ですが、一部の充電制御車との相性が非常に悪い。Li-ion本来の性能を、全く発揮出来ないのです。
此の件もあり、メガーヌ3Phase2の充電制御に関してルノーのコールセンタに問い合わせをしているのですが、ひと月以上経っても音沙汰無し。
取り敢えず、Li-ionが苦手とする冬季の間は純正の鉛バッテリに戻して遣り過ごし、春になったら戻すつもりでしたが其の矢先に此れです💧
復活させる為には先ず切れてしまったメインヒューズボックスの手配。幸い国内在庫在り、明日には届くそうです。
ですがバッテリを替えない事には再発の可能性大。家にはEV-1260がありますが対応してくれたセールスマネージャさん(※COTECHもとっておられる方です)曰く、『Li-ionは勧められない』との事。
……幸い、点検用に保管してあったバッテリ(※展示車から外した物でほぼ新品同様。展示車を売る時にはバッテリは新品に交換しているそうです)を安く譲って戴ける事となり、出費は最小限に抑えられそうですが痛い。
痛過ぎる1日となってしまいました。また明日、取りに来なければならないので2日か……(-_-;)
明日修理が終わった後、メインヒューズ画像をアップします。開けられる構造にはなってない(※今回は切れている事が明白だったので交換前提で抉じ開けた)為、こう云う機会で無ければ目にする事は無いかと思います。
以上、長々と書き連ねてしまいましたが、注意喚起になりましたでしょうか?『容量落ちてるって言われたけど、もう少し引っ張れるかな?』とやっていると、第2のscroscio号の出来上がり♪になりかねませんのでご注意を!以上、深遠(深淵?)なる『ルノーの世界』でした(^_^;)
全然“イイ”話題では有りませんでしたが、心が折れかけている(※今現在、帰宅途上です)ので、『イイね!』して戴けると大変、励みになります。では、帰ります。
Posted at 2017/03/02 20:41:09 | |
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