
そんなこんなで悩ましい日々が続く中、出逢ったのがデジタルスピードです。一応、70ps/60Nmアップと云う、どんなに鈍い感性の私でも分かる内容の、チューニング度合いです(^_^;) ですが此の製品の真価は、単なるモアパワー・モアトルクだけに留まりません。オススメしたいポイントは正に此の部分にあります。
インストール後の確認テストに出掛けたショップのスタッフが戻る早々、『○○さん、ヤバいっスよヤバいっスよ。目がついて来ませんよ。気を付けてお帰り下さい。』と脅すものだから。殊更慎重に、帰り道へのスタートを切った訳ですが。
高速へ乗る前の一般道(※やや渋滞)を走っている段階で、既に笑いがこみ上げて来ました。兎に角、乗り易い!トルク云々以前に、先ず非常に綺麗に燃焼が行われている印象です。ですので、総ての挙動が非常に滑らか。大変スムーズに加速し、アクセルオフで綺麗に減速します。
そしてアクセラレーション。欲しい時に欲しいだけのトルクが、大変良いタイミングで
遅滞無く得られます。RSと違い、マッピングを弄れないGT220にとって、これは大変嬉しい事ではないでしょうか。私の好きなライダーの言葉に、『エンジン(がもたらすパワー&トルク)に望むのは、決して俺を越えない事だ。寸分違わず一致されても困る。理想は俺のすぐ後。出来る限り接近した状態で、ピタリ後を常に着いて来てくれれば、それこそ神でもブッ千切ってみせるさ』と云うのがあります。神を千切りたい訳ではありませんが、“いいタイミングで”“遅滞無く”の説明に、此れがなりますでしょうか?
高速に乗って、ちょっと走っただけで。(若しかしたら、モアトルクと引き換えに220らしさが失われたんじゃないか)との懸念は見事に吹っ飛びました。滅茶苦茶に楽しい!乗り易い!疲れない!のです。兎に角、各ギヤの守備範囲が半端なく広い!引っ張りたければ引っ張れば良いし、ズボラしたければかなり低い回転数まで落としても大丈夫です。そこからでも綺麗に加速します。云い忘れましたが、アイドリングでも発進出来ます(^_^)
総合的にみて。GT220の美点を全く損なう事無く、全方面に渡って2段階位底上げした様な印象です。『(ノーマルの時点で)速過ぎて怖い』とおっしゃる家族が居ない、全てのGT220乗りにオススメ出来ると言えます。モアトルクを求めて辿り着いた製品ですが、得たものの大きさに嬉しい悲鳴が出る日々です。毎日、車を降りたくなくて困ります(^_^;)
……長々と書き綴ってしまいました。速さについては此処では語りません。が、400Nmは掛け値無しに出ています。GT“290”は伊達では無いとだけ。後はお察し下さいませ。
Posted at 2016/11/12 21:52:49 | |
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