
先日、晴れてRECARO・SR-7 LASSICⅡに換装されたscroscio号。
比較的小柄且つ細身(170cm/54kg)である私の身体に、ぴったり寄り添って離れない其のフィット感!もう堪らん!!(←何が?)
ですが一点だけ問題が。シートベルトで首吊り状態になってしまう事です。かなり深刻な問題です。

普通に考えれば、座面が下がった所為だと思う処でしょう。現状では、シート単体で約10mm、レールも含めた総体で約25mm程下がっております(※助手席との比較:scroscio号の助手席はリフタ無しです)が。
果たして、原因はそれだけでしょうか?良く良く観察してみると、シートベルトバックルの高さが、助手席と大分違います。

以前、シート選定の際に載せた画像。バックル位置が高く・且つ前方に飛び出している為、ベルトが左腰に密着しない……と云った内容でしたが。
当然、バックルに挿さるタングも位置が高くなり、此れが肩ベルトが肩でなく首に掛かる原因となっているのでは?

こんなにバックルが上方に飛び出している原因は何でしょう?
恐らくですが。シートリフタ上昇端に合わせてバックル位置を設定している為、下降端では適正位置から掛け離れたものとなってしまい、此れが“飛び出している様に見える”のではないでしょうか?
余談ですが。シートリフタ機能を備えているシートのバックル部は、座面の上下に連動して位置を変えるべきではないかと思うのですが如何でしょう?
安全面を考えたら、そうあるべきではないかと思うのですが。

話は元に戻ります。そうとなったら一つアイデアが浮かんで来ました。
バックルを助手席側と入れ替えるのです。明らかに助手席側には短い物が付いている為、此れを運転席側に移植すれば適正位置となりそうです。
当然、運転席側を持って来られた助手席側は飛び出してしまいますが、其処はまぁ……
クッション等で誤魔化すかな?あまり褒められた手では無いですが(^^;)
バックル部にはセンサが付いてますが、此れはバックルカバーを外せば抜き取れる為、バックル交替だけで行ける筈です。

バックル基部のトルクスはネジロック等を使用しているらしく、滅茶苦茶固いです。嘗めない様、慎重に緩めます。
……なんて事でしょう!外した左右席のバックルですが、長 さ が 同 じ で す ! ! ! (ショックのあまり、画像撮り忘れました)どおゆう事???

……運転席(シートリフタ有り)と助手席(リフタ無し)とでバックル部の高さが異なるカラクリは、なんと取り付け位置の違いに因るものでした(※画像は助手席側。最下端に付いてます)。
リフト機能の無い助手席側のシートレールは、当然運転席側の其れとは違います。
予測出来た事態です。見通しが甘かったと反省。
恐らくですが。naniwayaさんのシートレール(の、バックル取り付け位置)は、純正シートリフタを下降端まで下げた状態で採寸し製造したのではないでしょうか?
リフタの無い助手席側も参考にしていれば、取り付け位置が違う事にも気付き、どちらにも対応出来るBRKT(※例えば、穴が2ヶ所開いているとか)にしておく等の対策も採れたと思うのですが……
此の件、naniwayaさんに提案してみます。本来、問われるべきは完成車メーカであると思うのですが、それはそれで『シート替えんな』と言われるのでしょうね(^^;)
私の様な痩身の方がシート交換を企てた場合、相当に下駄を履かせないと、同じ目に嵌る恐れがあります。ご注意を(^^;)
Posted at 2017/08/09 20:20:43 | |
トラックバック(0) | クルマ