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Takuya!@フラミのブログ一覧

2019年01月16日 イイね!

いったい、どうなのよスープラ!?


 あけましておめでとうございます 今年もよろしくお願い致します。

 さて、新年一発目のブログでは思い付きで今時の話題にふれてみようかと。

 と言うわけでスープラが本日(2019年1/16現在)クルマ好きの界隈では最もホットな感じなのでスープラについて書いてみようと思うのだけど以下の文章は全くの妄想であります。
 いつもだって妄想成分が高いですが今回はなにぶん実際に乗ってもいないし観てもいない。メディアの発表する写真とスペックなどとこれまでのトヨタさんの傾向やモリゾウさんの傾向などから僕なりの想像力"のみ"でいたずらに書き綴っています。
 クルマとナントカは実際に眺めて乗ってみないと判らないと言うのが僕の自論なので、判らない事を判ったかのように書いていますがこんな文章は判ったもんじゃ無い事を最初に申し上げておきます。

 また、今回は写真が一枚もありません。

 他人様の写真のみをベタベタと貼って記事を書くのもどうかと思ったので写真については皆さま各自勝手にネットで検索して頂ければ幸いでございます。

 まず、スープラとは何か?

 ざっくり僕の知る歴史においてはフォード・マスタングをお手本にしたスペシャリティカー・セリカの更に上級を目指しよりゴージャス&ラグジュアリーかつよりスペシャルなモデルとしてエンジンは通常のセリカの4気筒から6気筒に、排気量も更にアップしたラインナップのセリカXX(ダブルエックス)として生まれた。
 後にXXの表記はアメリカではポルノを連想させる(映画のレイティング(区分)で日本のR指定のような物でXレイテッドは成人向けを指す。ちなみにXXX(トリプルエックス)は正式なレイティングではないがよりハードなポルノ作品を意味する。ちなみにXには他にも色々なスラングがあり例えば親しい間柄ではキスの意味もあり文章の最後にキスの意味でXを綴ったりもする。)ので輸出名としてスープラと名付けられ、さらに後に国内においてもスープラの名称に変更された。

 日本においてスペシャリティカー、スポーティーカー、GT、と言うジャンルとスポーツカーというジャンルはしばしば混同され時には欺瞞として作為的に使われたであろう歴史もあり、クルマ全体の性能向上ハイパフォーマンス化により世界的に見てもこの区分けは難しくなってもきている。

 スープラに話を戻すと国内における最後のXXと最初のスープラはデザイン他様々な点で連続性を感じるがその前後のモデルとは連続性をあまり感じないが、XXから80型スープラ迄の中で一貫していると感じる部分ではスペシャリティー、ラグジュアリー、GTと言う部分と6気筒エンジン(今回のモデルも含め違うエンジンラインナップも存在する。マスタングにおけるV8みたいなものか。)が挙げられる。そしてその歴史の中でこのクルマがスポーツカーであったことは無かったと思う。80型はスポーツカーに寄って行ったとは思うが。

 さて、今までのスープラのおさらいはこれくらいにしてやっと今回のスープラについて話をしよう。

 デザインについて賛否(否が少々多いようではあるが)ありますが個人的な好き嫌いは置いて眺めると80スープラのフォルムをここ数年のトヨタ・デザインのエッセンスでリメイクした連続性のあるものと言える。その部分は僕は評価したい。
 僕は基本的にそういう姿勢が好きだ。逆にそうじゃないのに同じ名前を名乗り続けるクルマたちを軽蔑している。ポルシェやマスタングなんかは素晴らしい。同じ名前を名乗る以上キープコンセプトは大切だしデザインもそうあるべきだ。
 ただしビートルやチンクチェントはコンセプトもレイアウトも違うのに同じ形なのはどうなのかとも思う。僕はあの辺りはパイクカーやらミツオカやミラ・ジーノ辺りと同列かと思っている。変な話、法律や権利関係の話を置いておくと現行ミニよりミラ・ジーノの方がオリジナル・ミニに近いとも言えるのも面白い話だ。
 デザインは同じ名前を名乗る以上は前代とも初代とも連続性を持つべきでそうでなければ僕は徹底的にディスる方針である。スープラに関しては前モデル以外との連続性を感じはしないが、それを言ったら日本の殆どのクルマ達をディスらなくちゃならなくなるのが日本人として如何ともしがたい話ではある(苦笑)
 スープラは前モデルと連続性を感じる部分だけはエライ。同じトヨタで多田さんでも86はそれが全く無いのだからエラくない。その部分においては全く感心できない。

 さて、好き嫌いで言うと正直良い事は言えない。僕は80スープラのデザイン自体がそんなになのとここんとこのトヨタ風味を美味しくは感じないのであります。

 僕の好きなデザインはレイアウトや機能やクルマのコンセプトやイメージをシンプルなラインで表したものだ。ちょっとしたアクセントや味付けがスパイシーにそれを彩るのは良い。がそればかり前面に出てくるのは胃もたれがしちゃいそうだ。

 僕はダイハツのハイゼット・デッキバンの3代目が好きだ。何が良いってデザインが好きだ。好き嫌いで言うと新しいスープラと3代目のハイゼット・デッキバン好きな方をあげると言われたら即答でデッキバンだ。無類のスポーツカー好きの僕ではあるがスープラ買うお金があるなら3代目デッキバンをフルレストアしてチューンして余ったお金は日本赤十字に寄付する事にする。

 エクステリア・デザインはそんなところだ。

 インテリアは「まあね。」ってところだけども注目したいのはBMWとかなり近い点だ。このインテリア・デザインを良いとは全然思わないのだけども気になる事が2点あるのだ。

 1点目はBMWのデザインはいつもぱっと見で良いとはぜんぜん思わなくても観ているうちに良くなってくるトコあるのだ。これはなかなか油断ならない。彼らはかなり深い所で判っている気がする。だからもしかしたらそんな事があるかもしれない。

 2点目はインテリアがここまで近いと言う事は走りもBMWに近い可能性があるのかも?と言う点だ。操作系が似ているということだから。後輪駆動の走りの味付けと言う点ではBMWは相当に判ってらっしゃるのだ。全くもってこの点は凄いと思っている。ピュアなスポーツカーとしてはどうかは判らないが、後輪駆動やハンドリングに関しては凄い。全く油断ならないのだ。
 
 エンジンとミッションはBMWとなると悪い要素は無いと言っても良い。日本人として日本のクルマ文化としてどうなのかと言う部分は無くはないが彼らに学ぶ部分はまだまだある。そして日本でトヨタで作るとなると折角の美点を欠点と捉えられ改悪される可能性が高い。そのまま持ってきた方が間違いが無い。特にトヨタの場合は。

 そして走りの部分であるが僕はトヨタの中でハイエースとクラウンとランクルはガチだと思っている。その他はまぁ、あんまりどうでも良いもしくは全然駄目だと思っているのだけど86に関してはちょっと油断ならないなと思っている。

 僕はカローラにはお世話になった世代でありAE86以前のモデルには親しみがある。そしてAE86はライバルとして存在していた。デザインも走りもAE86にはエンジンが羨ましかったが特にリスペクトする部分は無い。イジってなんぼのクルマでありノーマルでは特に感じる部分も無い。そういう部分では日産のL型エンジンもそうだ。ただ、クルマって駄目なクルマでもそれはそれで楽しいし好きだ。

 トヨタ86のデザインにも走りにもAE86の面影なんか無いし、そもそもAE86はそんなに好きじゃない。だからトヨタ86がまるでダメかと言うとそうではない。あの時点ではトヨタで一番楽しいクルマだったと思う。
 それよりも他のメーカーにもっと楽しいクルマがあっただけで歴代のトヨタ車の中では(トヨタ2000GTは乗ってないから判らない)最も楽しくハンドリングに優れていたと思う。

 モリゾウト氏の特命を受けチーフ・エンジニアの多田氏は足繁くマツダへ当時のロードスター主査の貴島さんに教えを請うたと聞く。そして僕の86の感想はトヨタで一番スポーツカーしているクルマで乗り味はダルなNCロードスター。

 今回のスープラは86での功績が認められ権力も発言力も大幅にアップしたその多田さんが再びモリゾウ氏からの特命を受けてBMWとの共同で作ったのだ。

 おそらく流石にBMWよりは楽しくはないだろう。そこはそうだと思う。ただ、歴代トヨタの中では一番楽しいクルマになる可能性は相当に高い。なにしろ6気筒の後輪駆動を作らせたら一番上手な会社と共同なのだ。

 ついでに言うとスポーツカーの世界は奥が深くて一概に何が一番とは言い難い。それぞれ違ってそれぞれの良い所があったりもするところもある。

 スープラはライト・ウエイト・スポーツカーとは違う。ライト・ウエイト・スポーツカーの理想形として時代は変われど車重は1トンを切りたい。答えは当たり前の話だが時代や環境がいかに変化しようとも物理法則は新たな発見でもない限り変わらないからだ。
 そして、エンジンは直4が相応しい。V6でもロータリーでもモーターでもなく直4のフィールが一番相応しいと思う。ライト・ウエイト・スポーツカーに暴力的なV8を乗せるのも楽しいがそれはその時点でライト・ウエイト・スポーツカーとは違うジャンルの乗り物になると僕は思っている。

 そして、6気筒に後輪駆動のスペシャリティはもちろんライト・ウエイト・スポーツカーではないがそれとは違うクルマの世界も魅力的になる可能性もあると思っている。スープラはそれになれるかどうかはまだ判らないが。

 ただし、時代や環境は本当に僕が楽しいと思えるスポーツカーやそれに類するクルマを作りづらくなっていてライト・ウエイト・スポーツカーがその世界の一筋の光ではあると思う。

 誰でも同じようにドライブできるクルマなんて僕には興味が無いしそんなものを真っ当なスポーツカーとは認める気は無い。それぞれのスキルに応じて走り誰もが楽しめるのは可能ではあるが。

 ライト・ウエイト・スポーツカーならなんとか現状でもやれることはある。高性能になればなるほどファンな部分が現代の日本の価値観と合わなくなる。

 幼稚な平等感や価値観がファンな部分をどんどん壊して行く。どんどんつまらないクルマが多くなる中でクルマを欲しがる人が増えるのは仕方が無い話だ。クルマが欲しくなくなる様なクルマを作りクルマが欲しくなくなるような環境と価値観を植え付けてどうやってクルマを作ってこの国の経済を回す気なのか?気は確かか?
 
 価値観を変える程の魅力を放つか価値観を無視してなお成立できるほどの強さを持つか。

 価値観は変われど人間は全く進化していないし今後もそれは大きく変わらないだろう。つまりそういう事なのだ。

 僕はファンな世界においてどれだけファンであるかどうかが最大の価値であり古いか新しいかなどはそれ程の価値が無いと思っている。特にそれが高額になればなるほど。

 ただし、いつまでも古いものと付き合うのもしんどい話で古いものは年々絶対数が減るので新しいものが過去を越えようと言う志で生れてくるのは是非とも歓迎したい。 


 おしまい。



 もうちょい濃い感じのブログ観たい方は僕の本ブログであるフラミことロードスターふらの北海道ミーティング公式サイト内のフラミ通信で若干写真大目でアップしてますので、もっと読みたいと言う奇特な方はそちらでもお楽しみ下さい。

target='_blank'>https://www.youtube.com/watch?v=Q6E4QkPrzU0


 毎週月曜日21時からやっている僕のラジオでもその内にこの体験を話そうと思っています。

 それと、仲間にはちょくちょく送っているROCK's通信を配信希望で届いていない方は連絡下さい。

 ロードスター仲間達との最高にHAPPYでピースフルなフラミ。来年は20thもっとパワーアップ。
2019年9/14(土)~9/16(月)
Posted at 2019/01/16 16:27:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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