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Takuya!@フラミのブログ一覧

2019年04月16日 イイね!

新しいROCK'sブルゾン!

 ROCK'sメンバーしか知らない話ですが、配信希望のメンバーにはROCK's通信と言うROCK'sからのお知らせメールが大体月に数回程度定期的に配信されているのです。
 それでややしばらく前から予告し続けていた新しいROCK'sブルゾンを作るよと言う告知を出す度にそろそろ出さなきゃそろそろ出さなきゃと去年辺りから焦っていたわけです。いつなのとも時々言われてるし。
 やっと重い腰を上げて…と言っても自分一人では途中で挫けるかもしれないのでスタッフを巻き込んでベースとなるブルゾンの選定をして逃げ道を塞ぎ、これはもう早くデザインを起こさないと怒られちゃう状況にする事で自らのシリを叩きデザイン完成!

 本当に永らくお待たせいたしました!

 じゃーん!

 


 まぁ、なんということでしょう!

 アメちゃんのGSやオイルブランド76とのコラボ風です(笑)

 ストレッチな素材ですが風を通さないので少し寒い季節のオープン・クルーズにもバッチリでは?

 お陰様で大好評でありまして元々のROCK'sブルゾンもまだ現役で着ている人もいるので30着くらい出れば良いかな?くらいに思っていたら軽々と40着超えました。嬉しい!

 気になる価格も数が集まったのでなんと5,500円は達成! この手のノベルティとしては質の割には結構安いと思います。

 現在、数に力を借りて少しでも安くみんなに提供したく更に交渉中!

 まぁ、もう結構安くなっていると思うので期待しないでね。僕は交渉は積極的にする方なんだとは思うけど一番大事にしたいのはお互いにとって良い出逢いだったと思える事と良い関係での長いお付き合いなのです。

 みんなが笑顔になれなきゃね!

 だからスタートの取引先選定とか価格交渉はシビアにやるけども、そこから良い関係が出来たら価格だけで安い所に乗り換えとかは好きじゃない。一度仲良くなった人とは多少の事があっても一緒に協力して乗り越えて関係を続けて行きたい。

 ただし相手にもその気持ちがあればだけどね。

 はてさて今回どうなるのか?

 ちなみにブルゾンの受付は間もなく締切。

 5月末の完成の為には遅くても4/20には確定数纏めてプリント工場に持ち込む必要があるみたいなので4/19には僕の方での受注締切らなくてはならない。と言う事で4/19には締切です。完成は5月末予定。

 実はまだ他にも僕はデザインの宿題をいくつか抱えていまして(苦笑)

 それも急いで仕上げてお披露目しなくてはなりません。こうご期待(笑)

 もちろん、僕以外の優秀なROCK'sデザイナーによるフラミTシャツとフラミcastTシャツもご期待ください!

 フラミの申し込みも一日も早く出来る様に取り急ぎ調整中です。もう暫しお待ちを!

 人間は必ず死ぬしそれがいつかは判らない。必死で生きてこの世界と自分を感じなくては。

 おしまい。



 もうちょい濃い感じのブログ観たい方は僕の本ブログであるフラミことロードスターふらの北海道ミーティング公式サイト内のフラミ通信で若干写真大目でアップしてますので、もっと読みたいと言う奇特な方はそちらでもお楽しみ下さい。

target='_blank'>https://www.youtube.com/watch?v=Q6E4QkPrzU0


 毎週月曜日21時からやっている僕のラジオでもその内にこの体験を話そうと思っています。

 それと、仲間にはちょくちょく送っているROCK's通信を配信希望で届いていない方は連絡下さい。

 ロードスター仲間達との最高にHAPPYでピースフルなフラミ。来年は20thもっとパワーアップ。
2019年9/14(土)~9/16(月)フラミこと
「ロードスターふらの北海道ミーティング」
来年も後夜祭もやります!
Posted at 2019/04/16 13:06:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年04月06日 イイね!

バンブルビーを観て来たよ

 年号は令和に決まりロードスター30周年記念モデルの日本販売開始と30thイヤーも盛り上がってまいりました。

 フラミも20thと言う事で相当に頑張りたいと思います!

 そんな事とは関係無く映画「バンブルビー」を観てきました。

 この映画はトランスフォーマーのスピンオフなんですが実は僕はトランスフォーマーそんなに好きじゃないです(笑)

 変形合体しても良いのだけど僕はデザイン命な傾向がありましてデザインが悪くなったり変な歪みが生ずるならそんなものはしなくても良い派です。

 良いデザインだなぁと思うテレビアニメのロボと言うとエルガイムとボトムズと言うデザイン・コンシャスと武骨の両極に走ってしまうのですが、子供心にゲッターロボの歪み具合は許せなかったしコンバトラーVの超合金のクオリティは凄いと思いつつ元のクルマ等の名残でタイヤがここに来たりってロボとしてのデザインとしてどうよ?と思うのでした。
 オモチャありきで商売上の理由なのは承知していたのですが、デザインとしてきちんと消化できないのなら無理に変形合体せずに潔く乗り換えろよと強く思うおかしな子供でありました。

 トランスフォーマーの頃はそこそこ良い歳になっていましたが弟にプレゼントで買い与えてたりで触れ合ってはいましてその変形機構には感心しつつもデザイン・コンシャスな気質とあまりにもクルマとそのデザインが好きなので変形の為に大切なボディに本来ない切れ目が入っているのが許せませんでした。こんな変なトコに割れ目作らなきゃならないなら変形すんなよと思っています。

 そして映画のトランスフォーマーは電気屋で大型テレビのディスプレー・デモで度々見ておりその余りに緻密な画はディスプレーの解像度と相まって大変にうるさく感じてましてこんなに情報量は映画に必要無いのではないだろうかと思っています。

 じゃあ、なんでアンタは観に行ったんだよとお思いでしょう。

 それはひとえに予告映像がかわいらしくて見たくなってしまったのです。

 僕は本来クルマに意志を持って欲しいとは全く思っていません。

 クルマはただひたすらにクルマであって欲しい。

 ナイトライダーのキットなんて「うるせーよ!クルマに人工知能とか音声はいらねーんだよ!派」ですから興味無いです。

 自動運転とか冗談じゃない。僕の行く道は自分で決めて自分で好きなスピードで走り曲がり好きなタイミングで止まりたい。誰にも邪魔させねーぜ!ナイトライダァァァァァ!誰にも止められないぜ!ベイベーもうダメポ。

 ナイトライダーなら断然にアンチ・ナイト財団派です。ナイトライダーなら断然にマッド・マックス派です。夜空を見るたびに思い出します。そうします。何でもします。

 ただし、霊的なものやファンタジーは許して来ました。

 怖いヤツなら「クリスティーン」や「ザ・カー」も良いしほのぼのだと「母さんは28年型」「ラブ・バック」「カーズ」「僕はスポーツカー」(僕がフラミ用に書いた曲「ボク スポーツカー」のタイトルはこの作品のタイトルにヒントを得ています。)「青い自動車」なんて未だにTシャツを持っていて宝物です。

 いや、許してきたというより好きかもしれません(苦笑)

 オカルトは信じていないですがクルマという機械に何かを感じる事はあります。

 バンブルビーの予告編で黄色のオンボロ・ビートルが走り回ったり、まるでディズニーの幼いキャラクターのような仕草のロボに好意を抱いて逢いに行きたくなってしまったのです。

 冒頭の戦闘シーンは正にザ・トランスフォーマー映画で(電気屋でしか見て無いのであくまで僕の勝手なイメージです。)早くビートルになろうぜと祈っていました。そして彼は地球へ。時は1987年です。

 主人公はガレージでコルベットC1を自宅のガレージに籠ってレストレーションしているロック好きの女の子チャーリー。オンボロのビートルをジャンク屋から貰ってきて修理します。それがなんとバンブルビー。クルマに変形できる生命を持った機械です。

 ネタバレになるのであまり細かい事は言いませんが僕が溜まらないと思った点です。

 彼女はたぶん僕より少し若い恐らく3つ下くらいのほぼ同年代のMTV世代です。僕はもっとマニアックなロック・ミュージックに夢中でしたが、それでも御多聞に漏れずMTVで流れる音楽も聴きまくっていました。ボンジョビのラナウェイが流れた瞬間にアレ?と思いましたがここは87年のアメリカです。流れて当然。
 そう言えばMTV世代の映画としてはフットルースがあります。主人公を演じるケビン・ベーコンは黄色のビートル・カブリオレでクワエット・ライオットのメタル・ヘルスを爆音で鳴らして田舎町を走ります。
 そうそう、僕は30年前に社会人でデビューしたてのロードスターを新車で買えて付き合えてるのは本当にラッキーだったなと思っていますが学生の若い仲間がオンボロのロードスターを学生時代に直しながら乗っている青春に羨ましさを感じるのはこういった映画たちやもっと古い60年代のアメリカの若者たちみたいな青春を日本でも送れる羨ましさでしょうね。

 とにかく選曲が良いです。懐かしくて僕の好きな曲が良いとこで流れてきます。ちょっと驚いたのはサミー・ヘイガーの I Can't Drive 55と言う「俺は55マイルなんかじゃ走れないぜ!」というゴキゲンな曲もかかるんですがこの曲の邦題が「非情のハイウェイ55号」ってサントラ調べて今初めて知りました。55をマイルではなく道路にしたらダメだべよ(苦笑)。

 そして僕もこの年頃にはクルマをジャンク屋さんで買ってきてジャンク屋さんで部品を集めて自分で直しながらロック・ミュージックを爆音で流しながら乗り回していました。映画で流れている曲たちももちろん!

 そしてそして僕の家にはビートルがいた事がありまして、牧場をやってる親戚の土地に野ざらしで放置されていたバンブルビーと同じか更に少し古いボロボロの水色のビートルを親父とガレージで治してフラット・フォー(ビートルの専門店で日本でのビートルのキャル・ルックを広めたお店でもあります。若き日のbowさんもカタログに今とは違ってアメリカンなイラスト描いてます。)からカスタムパーツ取り寄せたりして遂にはブルーメタリックにオールペンして復活させたのでした。

 だもんで凄く引き戻されちゃうし音楽はゴキゲンだしバンブルビーはとてもカワイイ。トランスフォーマー・ファンは困るかもしれないけど戦わないでずっとビーとチャーリーの青春の日々を面白おかしくやってくれても良いかも。そうはならないけど(笑)

 観終わって思ったのはアメリカはトランスフォーマーって子供の玩具から生れた映画なのにちゃんとエンターテイメントしてて映画という産業が日本に比べて深い事と、クルマとロックやポップスがちゃんと文化になっている点。

 娯楽映画なのにクルマ好きが観てても納得出来るもんね。日本には残念ながらそういう映画が無いもんね。クルマ映画でも少ないものね。音楽だって画に嵌まる良い曲がヒット・ポップスにある。いくらでもある。悔しいなぁ。そのうち作ろう。

 ちょっと気になったのは悪者ロボがプリムス・GTXとAMC・ジャベリンに変形してどちらも綺麗なマッドマックス風と言うかマッスル・ボティをクロスオーバー的に荒野も走れる風にカスタムされていてそういうカスタムは知っていたけど、あの時代にもうあったとは知らなかった。時代考証的にはどうなのか?(そういう事は考えるのはヤボって話か。笑。)

 おしまい。



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 毎週月曜日21時からやっている僕のラジオでもその内にこの体験を話そうと思っています。

 それと、仲間にはちょくちょく送っているROCK's通信を配信希望で届いていない方は連絡下さい。

 ロードスター仲間達との最高にHAPPYでピースフルなフラミ。来年は20thもっとパワーアップ。
2019年9/14(土)~9/16(月)フラミこと
「ロードスターふらの北海道ミーティング」
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Posted at 2019/04/06 12:39:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年01月16日 イイね!

いったい、どうなのよスープラ!?


 あけましておめでとうございます 今年もよろしくお願い致します。

 さて、新年一発目のブログでは思い付きで今時の話題にふれてみようかと。

 と言うわけでスープラが本日(2019年1/16現在)クルマ好きの界隈では最もホットな感じなのでスープラについて書いてみようと思うのだけど以下の文章は全くの妄想であります。
 いつもだって妄想成分が高いですが今回はなにぶん実際に乗ってもいないし観てもいない。メディアの発表する写真とスペックなどとこれまでのトヨタさんの傾向やモリゾウさんの傾向などから僕なりの想像力"のみ"でいたずらに書き綴っています。
 クルマとナントカは実際に眺めて乗ってみないと判らないと言うのが僕の自論なので、判らない事を判ったかのように書いていますがこんな文章は判ったもんじゃ無い事を最初に申し上げておきます。

 また、今回は写真が一枚もありません。

 他人様の写真のみをベタベタと貼って記事を書くのもどうかと思ったので写真については皆さま各自勝手にネットで検索して頂ければ幸いでございます。

 まず、スープラとは何か?

 ざっくり僕の知る歴史においてはフォード・マスタングをお手本にしたスペシャリティカー・セリカの更に上級を目指しよりゴージャス&ラグジュアリーかつよりスペシャルなモデルとしてエンジンは通常のセリカの4気筒から6気筒に、排気量も更にアップしたラインナップのセリカXX(ダブルエックス)として生まれた。
 後にXXの表記はアメリカではポルノを連想させる(映画のレイティング(区分)で日本のR指定のような物でXレイテッドは成人向けを指す。ちなみにXXX(トリプルエックス)は正式なレイティングではないがよりハードなポルノ作品を意味する。ちなみにXには他にも色々なスラングがあり例えば親しい間柄ではキスの意味もあり文章の最後にキスの意味でXを綴ったりもする。)ので輸出名としてスープラと名付けられ、さらに後に国内においてもスープラの名称に変更された。

 日本においてスペシャリティカー、スポーティーカー、GT、と言うジャンルとスポーツカーというジャンルはしばしば混同され時には欺瞞として作為的に使われたであろう歴史もあり、クルマ全体の性能向上ハイパフォーマンス化により世界的に見てもこの区分けは難しくなってもきている。

 スープラに話を戻すと国内における最後のXXと最初のスープラはデザイン他様々な点で連続性を感じるがその前後のモデルとは連続性をあまり感じないが、XXから80型スープラ迄の中で一貫していると感じる部分ではスペシャリティー、ラグジュアリー、GTと言う部分と6気筒エンジン(今回のモデルも含め違うエンジンラインナップも存在する。マスタングにおけるV8みたいなものか。)が挙げられる。そしてその歴史の中でこのクルマがスポーツカーであったことは無かったと思う。80型はスポーツカーに寄って行ったとは思うが。

 さて、今までのスープラのおさらいはこれくらいにしてやっと今回のスープラについて話をしよう。

 デザインについて賛否(否が少々多いようではあるが)ありますが個人的な好き嫌いは置いて眺めると80スープラのフォルムをここ数年のトヨタ・デザインのエッセンスでリメイクした連続性のあるものと言える。その部分は僕は評価したい。
 僕は基本的にそういう姿勢が好きだ。逆にそうじゃないのに同じ名前を名乗り続けるクルマたちを軽蔑している。ポルシェやマスタングなんかは素晴らしい。同じ名前を名乗る以上キープコンセプトは大切だしデザインもそうあるべきだ。
 ただしビートルやチンクチェントはコンセプトもレイアウトも違うのに同じ形なのはどうなのかとも思う。僕はあの辺りはパイクカーやらミツオカやミラ・ジーノ辺りと同列かと思っている。変な話、法律や権利関係の話を置いておくと現行ミニよりミラ・ジーノの方がオリジナル・ミニに近いとも言えるのも面白い話だ。
 デザインは同じ名前を名乗る以上は前代とも初代とも連続性を持つべきでそうでなければ僕は徹底的にディスる方針である。スープラに関しては前モデル以外との連続性を感じはしないが、それを言ったら日本の殆どのクルマ達をディスらなくちゃならなくなるのが日本人として如何ともしがたい話ではある(苦笑)
 スープラは前モデルと連続性を感じる部分だけはエライ。同じトヨタで多田さんでも86はそれが全く無いのだからエラくない。その部分においては全く感心できない。

 さて、好き嫌いで言うと正直良い事は言えない。僕は80スープラのデザイン自体がそんなになのとここんとこのトヨタ風味を美味しくは感じないのであります。

 僕の好きなデザインはレイアウトや機能やクルマのコンセプトやイメージをシンプルなラインで表したものだ。ちょっとしたアクセントや味付けがスパイシーにそれを彩るのは良い。がそればかり前面に出てくるのは胃もたれがしちゃいそうだ。

 僕はダイハツのハイゼット・デッキバンの3代目が好きだ。何が良いってデザインが好きだ。好き嫌いで言うと新しいスープラと3代目のハイゼット・デッキバン好きな方をあげると言われたら即答でデッキバンだ。無類のスポーツカー好きの僕ではあるがスープラ買うお金があるなら3代目デッキバンをフルレストアしてチューンして余ったお金は日本赤十字に寄付する事にする。

 エクステリア・デザインはそんなところだ。

 インテリアは「まあね。」ってところだけども注目したいのはBMWとかなり近い点だ。このインテリア・デザインを良いとは全然思わないのだけども気になる事が2点あるのだ。

 1点目はBMWのデザインはいつもぱっと見で良いとはぜんぜん思わなくても観ているうちに良くなってくるトコあるのだ。これはなかなか油断ならない。彼らはかなり深い所で判っている気がする。だからもしかしたらそんな事があるかもしれない。

 2点目はインテリアがここまで近いと言う事は走りもBMWに近い可能性があるのかも?と言う点だ。操作系が似ているということだから。後輪駆動の走りの味付けと言う点ではBMWは相当に判ってらっしゃるのだ。全くもってこの点は凄いと思っている。ピュアなスポーツカーとしてはどうかは判らないが、後輪駆動やハンドリングに関しては凄い。全く油断ならないのだ。
 
 エンジンとミッションはBMWとなると悪い要素は無いと言っても良い。日本人として日本のクルマ文化としてどうなのかと言う部分は無くはないが彼らに学ぶ部分はまだまだある。そして日本でトヨタで作るとなると折角の美点を欠点と捉えられ改悪される可能性が高い。そのまま持ってきた方が間違いが無い。特にトヨタの場合は。

 そして走りの部分であるが僕はトヨタの中でハイエースとクラウンとランクルはガチだと思っている。その他はまぁ、あんまりどうでも良いもしくは全然駄目だと思っているのだけど86に関してはちょっと油断ならないなと思っている。

 僕はカローラにはお世話になった世代でありAE86以前のモデルには親しみがある。そしてAE86はライバルとして存在していた。デザインも走りもAE86にはエンジンが羨ましかったが特にリスペクトする部分は無い。イジってなんぼのクルマでありノーマルでは特に感じる部分も無い。そういう部分では日産のL型エンジンもそうだ。ただ、クルマって駄目なクルマでもそれはそれで楽しいし好きだ。

 トヨタ86のデザインにも走りにもAE86の面影なんか無いし、そもそもAE86はそんなに好きじゃない。だからトヨタ86がまるでダメかと言うとそうではない。あの時点ではトヨタで一番楽しいクルマだったと思う。
 それよりも他のメーカーにもっと楽しいクルマがあっただけで歴代のトヨタ車の中では(トヨタ2000GTは乗ってないから判らない)最も楽しくハンドリングに優れていたと思う。

 モリゾウト氏の特命を受けチーフ・エンジニアの多田氏は足繁くマツダへ当時のロードスター主査の貴島さんに教えを請うたと聞く。そして僕の86の感想はトヨタで一番スポーツカーしているクルマで乗り味はダルなNCロードスター。

 今回のスープラは86での功績が認められ権力も発言力も大幅にアップしたその多田さんが再びモリゾウ氏からの特命を受けてBMWとの共同で作ったのだ。

 おそらく流石にBMWよりは楽しくはないだろう。そこはそうだと思う。ただ、歴代トヨタの中では一番楽しいクルマになる可能性は相当に高い。なにしろ6気筒の後輪駆動を作らせたら一番上手な会社と共同なのだ。

 ついでに言うとスポーツカーの世界は奥が深くて一概に何が一番とは言い難い。それぞれ違ってそれぞれの良い所があったりもするところもある。

 スープラはライト・ウエイト・スポーツカーとは違う。ライト・ウエイト・スポーツカーの理想形として時代は変われど車重は1トンを切りたい。答えは当たり前の話だが時代や環境がいかに変化しようとも物理法則は新たな発見でもない限り変わらないからだ。
 そして、エンジンは直4が相応しい。V6でもロータリーでもモーターでもなく直4のフィールが一番相応しいと思う。ライト・ウエイト・スポーツカーに暴力的なV8を乗せるのも楽しいがそれはその時点でライト・ウエイト・スポーツカーとは違うジャンルの乗り物になると僕は思っている。

 そして、6気筒に後輪駆動のスペシャリティはもちろんライト・ウエイト・スポーツカーではないがそれとは違うクルマの世界も魅力的になる可能性もあると思っている。スープラはそれになれるかどうかはまだ判らないが。

 ただし、時代や環境は本当に僕が楽しいと思えるスポーツカーやそれに類するクルマを作りづらくなっていてライト・ウエイト・スポーツカーがその世界の一筋の光ではあると思う。

 誰でも同じようにドライブできるクルマなんて僕には興味が無いしそんなものを真っ当なスポーツカーとは認める気は無い。それぞれのスキルに応じて走り誰もが楽しめるのは可能ではあるが。

 ライト・ウエイト・スポーツカーならなんとか現状でもやれることはある。高性能になればなるほどファンな部分が現代の日本の価値観と合わなくなる。

 幼稚な平等感や価値観がファンな部分をどんどん壊して行く。どんどんつまらないクルマが多くなる中でクルマを欲しがる人が増えるのは仕方が無い話だ。クルマが欲しくなくなる様なクルマを作りクルマが欲しくなくなるような環境と価値観を植え付けてどうやってクルマを作ってこの国の経済を回す気なのか?気は確かか?
 
 価値観を変える程の魅力を放つか価値観を無視してなお成立できるほどの強さを持つか。

 価値観は変われど人間は全く進化していないし今後もそれは大きく変わらないだろう。つまりそういう事なのだ。

 僕はファンな世界においてどれだけファンであるかどうかが最大の価値であり古いか新しいかなどはそれ程の価値が無いと思っている。特にそれが高額になればなるほど。

 ただし、いつまでも古いものと付き合うのもしんどい話で古いものは年々絶対数が減るので新しいものが過去を越えようと言う志で生れてくるのは是非とも歓迎したい。 


 おしまい。



 もうちょい濃い感じのブログ観たい方は僕の本ブログであるフラミことロードスターふらの北海道ミーティング公式サイト内のフラミ通信で若干写真大目でアップしてますので、もっと読みたいと言う奇特な方はそちらでもお楽しみ下さい。

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 毎週月曜日21時からやっている僕のラジオでもその内にこの体験を話そうと思っています。

 それと、仲間にはちょくちょく送っているROCK's通信を配信希望で届いていない方は連絡下さい。

 ロードスター仲間達との最高にHAPPYでピースフルなフラミ。来年は20thもっとパワーアップ。
2019年9/14(土)~9/16(月)
Posted at 2019/01/16 16:27:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年12月22日 イイね!

フラミ2018

 クリスマスが近づいている。

 そう今年もあと僅か。

 今日はROCK'sの大忘年会&クリスマス・パーティーがあって、それから9日経つとツイキャスで僕のねとらじカウントダウン放送をやっている間に年が明けて新しい年がやって来る。2019年。とりあえず5月まで平成31年。

 来年はロードスター30周年でフラミも20thで色々と忙しくなる。僕も色々と全国飛び回ってる。実を言うと最初のNA6のロードスターは買った時には3年後の車検前にはポルシェかなんかに乗り換える予定だった。

 予定と違って実際に乗り換えたのは平成5年になってからでポルシェじゃ無くてNA8のロードスターに乗り換えてた。母親に乗り換えると話したら「それも良いわね!」なんて言ってたのにディーラーで装着していた部品をそっくり付け替えて全くもって殆ど見た目の変わらない新車に顔を引きつらせていた。何て事だ(笑)。

 そう言えば、いつの間にやらクラブなんかも始めていたしイベントもやる様になっていた。そしてその内に会場は十勝を離れる事になり全道をロケハンして最も理想的な場所を探し求めたら満場一致で現在のHOPSホテルになった。もし函館だったらハコミになってたかもしれないし、札幌だったら準備も楽だったのかも?(笑)。

 でも全ての候補地の全ての会場候補の中でみんなが思い描いた約束の地は全員一致ブッチギリであの丘だった。そして後日になってその近くに生前に僕を可愛がってくれていた祖父が眠る事や幾つかの縁を知り不思議なものを感じた。
 その頃は自分の力を試したくて仕方が無い生意気な男だったので縁に関しては数年間は誰にも言わず秘密にして一度も決して頼ろうとも利用しようともせず正面切ってぶつかった。老人や障がいのある人たちにもきっと乗って貰ったら何か良い体験になると信じてそう言った施設にもいきなりゴリゴリ勧めて嫌がられたり、まぁ若かった(苦笑)

 あまりにもあちこちぶつかって大変で独りで悩んで苛立って憤って苦しんで泣いてすぐにもう止めたいと思ったりもしつつ仲間と一緒に笑顔の為に喧嘩もしたりしながら続けて来て限界を感じてピークで止めようと思って2013年に最後のフラミと思ったら仲間が僕に「来年はロードスター25周年だよ。俺たちで25周年ミーティングやるってのはどう?」なんて囁いてきてノセられた僕はその年の札幌のフラミ打ち上げ会場と某赤提灯な店をネットで繋ぐ中で僕たちにとって大切な方々に宣言と約束をして更に…ピーッ!これ以上言うと色々荒れるので割愛(笑)。

 とにかく痛快で最高な年だった。この前後の数年はちょっと言えないけど凄くて楽しい伝説的なエピソードに溢れているのでこの辺りの関係者は一生酒の肴には困らないかもしれない。僕らは本当に良い時間を過ごせた。

 そして僕に囁いた人の掌の上で僕は25thイベント後もフラミを続ける事となり、大変な事も色々と起りつつも2017年には集大成とも言えるフラミが出来てピークをポーンと更新した。

 今年のフラミは更に僕らはピークを更新すると言ってそれを目指していた。内心では2017があまりに良かったのでそれはかなり難しいかもしれないなと思いながら…。

 西日本豪雨災害に続き日本列島を凄い台風21号が駆け抜けて日本中あちこちに深刻な被害をもたらし北海道でも街路所が軒並み倒されて大変な事になっていた。
 
 僕は今年はますますチャリティに力を入れて少しでも困っている人たちの手助けが出来れば良いなと思っていた矢先に大地震で全道ブラック・アウト。その夜の星は驚くほど美しかった。フラミ9日前の出来事だった。

 今年は作物が全然ダメだと聞いてた。その上観光まで打撃を受けたら…。そしていったいこの先どうなってしまうのか? フラミはどうしたら良いのか? 出来るのか? 出来ないのか? 仮に出来たとしてもこんな状態でやっても良いのだろうか?

 自問自答そして話し合い。3.11や熊本についても再び想いを馳せる。豪雨被害に遭った広島や台風被害に遭った関西や中部にも想いを馳せる。日本中にも想いを馳せる。全国の顔。そして再び北海道。富良野にも。

 やる。とにかく僕らはやる。もしかしたらこんな時に不謹慎だと誹りを受けるかもしれない。でも僕らはフラミをやる。

 こんな小さなイベントだから影響は少ないかもしれないけど、やらなかったらもしかしたらそれで力を落とす人が何処かにいるかもしれない。

 僕らは他人に褒めて欲しくてフラミをやっている訳じゃ無い。

 誰かの笑顔のお手伝いがしたくてフラミをやっているんだ。

 誰かに誹りを受けたとしても、僕らがフラミをやる事で誰かに勇気とか笑顔のお手伝いになれるならそれで良いじゃないか。

 笑顔の為にやってきた僕らに挑まれた戦いでもあるのかもしれない。少しでも誰かの力になれるなら僕らは悪役上等だ。批判を恐れて戦う前に逃げ出すわけには行かないんだ。こちとら「幸せの王子」や「フランダースの犬」や「タイガーマスク」見て育ってるんだ。明日のジョーだって恐れずホセ・メンドーサに向かって行ったし、ついでに健康優良不良少年だし、チャリティもばっちりやってやろうじゃないの!

 まずは地震の影響で欠航になった中部行きの飛行機の代替え便を粘りに粘って用意してもらい(タフな交渉をした割に実際に乗って見るとガラガラだった。そりゃそうだよね。)中部ミーティングのMCを予定通りこなして無事を伝えとても沢山の善意と勇気と笑顔を貰って帰って来た。
 href="/image.aspx?src=https%3a%2f%2fcdn.snsimg.carview.co.jp%2fminkara%2fuserstorage%2f000%2f047%2f198%2f854%2fb8a640adcf.jpg?ct=4d53bb8e934d" target=_blank>
 少しでも僕が行くことで何か渡せればと思って行ったら倍以上の想いを頂いてしまった。これはもう絶対に負けられない。もとよりこれは僕だけの戦いじゃ無いんだ。
 
 そして仲間と共に全力で考え悩んで挑んだフラミ2018は本当に素敵だった。これは僕らよりも何よりも来てくれた人々のお陰なんです。みんな大変な中を熱い想いを持って来てくれて。それに今回は来てくれた人たちばかりじゃなく日本中から想いが届けられて今年のフラミは愛とか勇気とか笑顔とかもう色々なポジティブなエネルギーで満ち溢れていてここでも渡すつもりが倍以上も渡されてしまった。こんなに気持ち良く一つになるなんて。思い出しても涙が出るよ。

 そして今年からフラミには後夜祭が追加されたのだけど、これが素晴らしかった。これは完全に皆さんのおかげ。とても温かく感動的な夜になった。そして個人的にも。

 実は僕はいつのころからかあまり父親と仲良くやるのが苦手になっていた。それでも何かしら繋がりを保ちたくてその一つとしてフラミの機材の運搬をお願いしていた。
 今年も頼んでいて前夜祭の時は好きに過ごして好きに食事を取って一泊して貰っているのだが、後夜祭はその流れの中でもう一泊を同じ宿で過ごしてもらう事となり、食事も好きにと言うのも僕らが同じ宿でみんなで宴会をしている中で独りで食事をして貰うのも何だか…と思い一緒に宴会に参加して貰う事にしたのだ。僕としては何だか居心地悪いしやり難いが。

 温泉で汗を流してから宴会が始まって乾杯をした後はなんとなく自己紹介タイムに。親父は「卓夜のいとこの…」と笑いを取り出した。この人もこんな面白い事言うんだなぁと感心してたら、あれ?そう言えば親父は結構人気者で昔は友達に囲まれてたっけ。話が上手くて冗談言って良くみんなを笑わせていたよなぁ。旧友だけじゃなくて会社の人やクルマ関係の友達。休みの日にはガレージに籠って誰か彼かのクルマを弄ってワイワイやって家族はほっぽってて不満だった。

 気付いていた。ああ、僕は結局はこの人と同じなんだよ。僕は間違いなくこの人の子供だったんだよ。僕はこの人に愛されたかったのかもしれない。いつまでも尊敬する父親でいて欲しかったのかもしれない。認めて欲しかったのかもしれない。

 僕の親父殿はそんな僕の事などお構いなしで参加者の何人かとキャブ・セッティングやエンジンについて元エンジニアらしく熱弁を奮っている(笑)

 良かった。未だに上手く言えないがなんだか良かった。心の隅にあった澱みたいなものがどこかにいってちょっぴり澄んだみたいな気持ちになった。

 この体験のせいかボヘミアン・ラプソディでフレディが折り合いの悪かった父親と和解するシーンでは感情移入してしまい「フレディ良かったね!」との想いで嗚咽してしまった(苦笑)

 僕らが集めたチャリティの金額は映画みたいには行かないけど僕らはとても嬉しかった。届けられた気持ちもそれを届ける事が出来る事が幸せに思えました。

 すべての僕らにフラミに関係して下さったみなさんに感謝します。

 ありがとうございました!

 さて来年はロードスター30th & フラミ20thミーティング開催決定です。

 開催日は9月14日前夜祭 9月15フラミと後夜祭 9月16日後夜祭アフターです。

 きっと特別な最高の日になるでしょう。

 お楽しみに!

 おしまい。



 もうちょい濃い感じのブログ観たい方は僕の本ブログであるフラミことロードスターふらの北海道ミーティング公式サイト内のフラミ通信で若干写真大目でアップしてますので、もっと読みたいと言う奇特な方はそちらでもお楽しみ下さい。

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 毎週月曜日21時からやっている僕のラジオでもその内にこの体験を話そうと思っています。

 それと、仲間にはちょくちょく送っているROCK's通信を配信希望で届いていない方は連絡下さい。

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2018年11月17日 イイね!

すべてはイメージにある

 ふと思いたって書いて現時点での自分の思考の整理も兼ねてツイートした文章。

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 僕の精神構造と音楽とドライビングと料理と芝居とか全部全部繋がっている。

 そして今更になってもっとダンスをやれば良かったと思っている。
 これは凄く重要なピースだったと思う。
 
 きっとすべてリンクしてくる。
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 これだけなら判る人には判るかもしれないが判らない人にはなんじゃらほいのほいであろうと思う。全くもって唐突で乱暴な文章としか言いようが無いけどもツイッターなんかの呟きってこんなトコもあるかなと思っている。

 で、ここから詳しく書いたり考察してみよう。

 例えば凄く関係の無さそうな料理の話をしてみよう。
 
 僕は最近、肉の声が聞こえるとか言っているんだけども肉を焼いたりカツなんかを揚げている時に音の変化で肉への火の入りが見える感覚がある。そして余熱で更に焼きが入る事も見越して引き上げて食べる時にはジャーン!例えばバッチリとお手本のような仕上がりで豚肉の時は完全に火が入りつつうっすらとしたピンク色の状態になっている。もちろん豚肉の一番美味しいとされる焼き加減になってるので見た目の美しさは勿論だが味も最高だ。

 僕の豚カツには特別な事や特別な材料は特に用いていない。ただ、火の入り具合が理想的な事ときちんと下ごしらえをして下味をデリカシーも持ちつつ攻めているだけだ。

 豚カツ使う豚肉に関しては専門店との差を詰めるのはそんなに難しくない。豚肉を食べ比べると話は早いが産地やブランドの差はあれどその差は牛肉程は大きくなく一番良いものに大抵の味覚の主が違いが判り難い程度のレベルのものを用意するのはそんなに難しくない。だいたい、そこらの専門店もそんなに凄いものは使っていない。
 パン粉に関しての差は実は大きい。製法もいくつかの種類があって特性も色々とある。豚肉よりピンキリの差はある意味では大きいとも言える。ただし、それが豚カツと言う構成物になった時に味に与える影響となるとまた別の話になる。玉子も同様だ。
 下ごしらえは食感その他色々と大切な要素であり温度と時間、包丁と叩きなどとても大切だ。例えば野菜やイカは縦か横か切る方向で繊維の切れ方が違うので味も食感も大きく変わる。料理に合った切り方や大きさは重要だ。肉は繊維の他にも筋や脂肪の要素もあるのでそれなりのデリカシーを持って当たるべきだ。
 下味も重要でこれをただ味を加えるだけだと思っているうちはまだまだ美味しさの秘密には辿り着けない。焼き肉屋の肉はなぜタレを付けて食べるのにタレに漬けてあるのか?おにぎりの美味しさは海苔と米と塩が具材よりも重要とか料理によって色々な要素がある事を忘れてはならない。
 そして肉料理で肉そのものに勝るとも劣らない非常に重要な要素は焼きである。どんな温度で始まり終わるのか。どのくらい火が入るべきなのか。

 僕の作る豚カツはこれらもっとも効果の大きい後半に挙げた三つの要素でほとんどの専門店に勝っているので、ほとんどの専門店よりも美味しく出来ている。

 実際に食べずとも見た目で勝負が既についているのだ。そして肉というものは見た目を味が裏切らない。特に豚カツは。

 僕が豚カツを食べに行って端から3ピース目辺りを横にして断面を見せている店に行きその断面の火の入り具合が焼け過ぎだった時の失望感ったらない。そしてほとんどの店は完全に焼け過ぎで真っ白だ。
 どうして店主はこのみっともない失敗作を堂々と晒す気になっているのか?この辺りでこれだけ火が入りすぎてるなら端は言わずもがな。 さらにこのディスプレーは真っ先に断面を晒しているピースから食べないと両サイドのピースの断面から噴き出す蒸気でせっかくの衣が水っぽくブヨブヨになると言うのに。

 さて、ここまでは僕の豚カツがいかに美味しいのかと言う事と美味しい豚カツを作るヒントの話をしたに過ぎない。長いヨタ話だったがここからが本編。なぜ僕が理想的な状態に肉をもって行けるのか?

 先にも書いたが音の変化と見えるようにイメージが出来ると言う話だがじっくりと自分の感覚を掘り下げてみると事はそう単純じゃ無かった。

 僕が音の変化を感じイメージング出来るのにはある程度の要素が加わった結果だった。
 
 理想的な油の温度と理想的な肉への火の入り方とタンパク質の変化と温度の関係を科学的なデータとして知って名人と言われる人達の方法論や理屈を実際に検証した事で飛躍的にイメージは鮮明になり音の変化にも敏感になったのだ。

 揚げ物ばかりで胃もたれされるかもしれないが僕は天ぷらも上手だ。これは実はカツとは方法論として逆の部分もあるのだが、これもカツと同様に科学的データと名人たちの理屈の理解で同様の事になった。

 揚げ程ではないが他の美味しくなる要素も同様の条件によりイメージングが鮮明になり変化に敏感になり結果として良い結果を安定して生み出せる率が上がっている。

 では、料理以外はどうか?

 他の人はどうか判らないが僕には子供の頃から上の方から僕を見つめているもう一人の自分がいる。夢の中では顕著で僕はスククリーンの中で演じているような僕とスクリーンの中でそれを観ている僕の両方の視点と意識がハッキリとあり、それが現実の中でもあるもので僕は混乱したり色々と都合の良くない事もあり苦しい思いもした。

 それらは今の僕が客観的な思考と主観的な思考を整理して考えるのに役立っているしイメージングの中にもこの要素はとても重要でありそれらが僕が何かのパフォーマンスをする時に大変に役立っている。

 イメージング出来る事は可能でありイメージング出来ない事は出来るもんじゃない。だからイメージングする事が僕が何かを成し遂げる為の重要な要素だし幾つかの視点がそれを支えている。

 ドライビングもそうでイメージ出来るから走れる。イメージはデータや知識でより鮮明になり視点は上空からタイヤ付近から色々な視点からそれを観て感じる。知らない道でもそこそこ走れるのもその恩恵だが僕はオカルトを信じない。きっとその視点もイメージの一つなんだと思っている。

 その正体は例えるならデータを現すグラフィックの一つだと思う。計算が苦手な僕だけどきっと通常とは違う計算方法でもって計算して予想をはじき出して数式や数率では瞬時に理解して活用できないのでイメージと言う名のグラフィックで表現して僕の意識はそれに助けられているのじゃないかと思う。

 僕が芝居をしているのも誘ってくれる人がいた事が大きいがそういった素地のせいでそれが居心地の良い世界であった部分があるから続けてこれてるのだと思う。

 司会などをしている時も調子の良い時はマイクを持っている自分と上から見ている自分と横や客席側から見ている自分の視点や風みたいなものが出たり受けている感覚がある。これらもイメージだろう。

 スポーツなんかをして上手く行く時もそうだ。イメージの世界を上手く立ち上げられるとかなり良いパフォーマンスを発揮できる。大抵の僕が上手に出来る事はこれらの要素が上手く行く機能する時だ。

 で、ダンスなんだがこれは音の世界とフィジカルによる感性と表現やパフォーマンスの融合でありこれをイメージングを活かしながらやり続ける事でイメージング能力と精神と肉体の融合は更に高次元に行けると思うし、感性や感覚や動作を高めるにはリンクしているイメージを刺激する事は重要なんだと思う。

 ここまで書いてみて音楽の現場で僕が思ったように出来ない理由に気付いてしまった。

 僕はライブの現場では他の現場と違い意識を拡散しない様に務めていてギュッと主観の処で小さくなって客観や他の視点やイメージを捨てている。音楽に誠実に狂いたいと思うあまりに敢えてそうしている。

 これだきっと。ライブの時は上手に話せなくなるのもきっとこれだと思う。なんにも見えないし考えられ無くなるもんね(苦笑)。

 しかし、判ってしまったからどうするかはまた別の話で敢えて…と言う部分もある。

 ただ、僕の歌は芝居をやるようになってから良い意味で変わったと思う。それは恐らく上手く行く要素が少し流れ込んできたからに他ならない。ダンスをやると余計になるだろうな。ふうむ。

 僕はまだまだ始まったばかりに違いない。

 おしまい。



 もうちょい濃い感じのブログ観たい方は僕の本ブログであるフラミことロードスターふらの北海道ミーティング公式サイト内のフラミ通信で若干写真大目でアップしてますので、もっと読みたいと言う奇特な方はそちらでもお楽しみ下さい。

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 毎週月曜日21時からやっている僕のラジオでもその内にこの体験を話そうと思っています。

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