日本で一番最初にできた歩道橋
投稿日 : 2010年03月28日
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4月25日が「歩道橋の日」。1963年(昭和38年)4月25日、大阪駅前に日本初の歩道橋が完成したことに由来しているそうです。しかし、実は日本で最初の歩道橋は、1959年(昭和34年)6月27日に愛知県西枇杷島町を走る国道22号線(現在は県道67号名古屋祖父江線)に造られた歩道橋。これが日本初だったんです。
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この歩道橋はコンクリート製で長さ47メートル、幅2・5メートル、高さ5メートル。総工費320万円をかけて完成しました。県道は当時、名古屋と岐阜を結ぶ幹線道路(旧国道22号)で、旧西枇杷島町の広報誌は「交通量は県下随一。ほぼ毎日交通事故があり、横断は命がけの状態」などと危険を記していました。
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先日、近くの西枇杷島小学校の体育館に、歩道橋完成当時の6年生約90人、在校生474人など600人以上が集まった後、歩道橋の手すりに触れながら「今までありがとう」などと語りかけながら渡り納めをしました。
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歩道橋の撤去工事は4月10日から始まり、9月中旬には鉄製の歩道橋が完成する予定です。
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私の母校の横にある歩道橋で、小さい頃からよく渡っていた歩道橋なので、とても寂しいです。
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