【吸音遮音制振】フロントドアデッドニング【STP BONB AERO】
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
先日フロント側のスピーカーを交換したので、興味本位でデッドニングをやってみました。
前車では、アウターにのみ制振材を張ったりしていたのですが、今回はサービスホールもちゃんと塞いでみたいと思います。
初めにドアライニング一式を取外します。(ここは割愛します。)
サービスホールを塞ぐためにドアに張り付けてあるポリフィルムをつかって型取りをしておきました。
ブチルは、大まかにヘラで取り除いた後に、ガムテームでペタペタやって除去しました。
はじめガムテープでどうやって?と思いました。張り付けて剥しても大して剥がれないし・・・。
ヤケクソになって手にテープを巻いて、タタッタタタタタタタッタって叩きつけるようにしたら、不思議とガムテープにブチルが集まっていき除去に成功しました。
余りストロークを長くするとブチルが空中へ飛び散ってしまうので注意です。 ガラスに細かく飛び散ってしまい大変でした(-_-;)
2
次に制振材をカットします。
使った材料は、STP製のBOMB AEROです。表面は、金属で接着面はブチルのような材料です。
カットは、ロータリーカッターとゴツイハサミにてカットしました。
サービスホール部分は、型を写し取ってハサミで曲線を。
インナー、アウター用に制振材をそれぞれ一枚使いました。 1枚のサイズは、530×750×4.2mm。重さは、約2.5Kgです。
3
制振材を張り付けていく前に、ハーネスとワイヤーに手を加えていきます。ガタ防止とサービスホールを塞ぎやすくするためです。
ドアロックのワイヤーを制振材を貫通させるためにばらします。ワイヤーの根本のパーツの爪をはずせばハンドルから簡単に分解できます。
ミラー根本にある白いカプラーとハーネスは、邪魔なのでドアの中へと入れてしまいます。 熱伸縮チューブで覆ってからハーネスをテープでグルグル巻きへ。
4
ここで一度、ドアガラスを降下させました。
チューブで覆ったカプラーや、吸音材を張る場所にガラスが干渉しないかの確認のためです。
ミラー根本は、ガラスとのすき間が結構厳しいので、場所に注意です。剥がれて干渉しないよう両面テープと制振材でしっかりと固定しました。
各ハーネスとドアのパネルとの干渉部には、エプトシーラーをはりました。
5
アウター側のドアパネルに制振材をはりつけます。
音源となるスピーカーの後ろを重点的に、インパクトビームを巻き込むように大きく一枚を張り付けて、スピーカーから遠い場所は、短冊切りにしたものを張り付けました。
BOMB AEROは、硬く施工性が悪いです。ヒートガンであぶりながら柔らかくし、インパクトビームを上下から巻き込むように押えて、張り込みました。
この場所に使った制振材のサイズは、約400×600です。 下の方にあるアウターとインナーパネルの合わせ目は、排水路にもなっているので塞がないように注意します。
吸音材は、スピーカーの背面にのみ設置しました。 強く押し付けると山がが潰れてしまいそうで塩梅がよくわかりませんでした。 剥がれていたらどうしましょ・・・。
6
サービルホールを塞ぎます。
ハーネスが暴れないように裏からも制振材を貼ってサンドイッチします。
サービルホール全体を制振材で塞いだら、淵からしっかりと押さえて、穴部分には縦筋を入れて強度を出してあげます。 ここも塩梅がよくわからないので破れないように注意しながらも、制振材がベコベコと遊ばないように筋を入れていきました。
7
大きいほうのサービスホールも同様にです。 ワイヤーも裏から制振材を貼って挟み込みました。 制振材を貫通する形をとりましたので、入念に。
クリップ穴には、なんちゃってクリップダンパーを取り付けました。 □20に切ったエプトシーラーにポンチで7mmの穴を開けて作りました。
10mmの厚さでやってみたのですが、ちょっと厚過ぎました。5mm厚でよさそうです。
8
完成したフロントドアです。
スピーカー周りとその他の不要な穴にも制振材を張り付けました。
黒い制振材がかっちょいいです。
フロントドア左右で約10kgの重量アップです。ドアを閉めたときの音の変化はあまりないですが、閉じる際の重量感はあります。 よいしょって感じです。
音の変化は、低音が締まり、中音域が生きてきた感じがします。 音数が少ない音楽が聞きたくなりました~。
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