美幌温泉峠の湯
2011年秋に訪れた「美幌温泉峠の湯」を紹介します。
R243を美幌市街から峠頂上へ向って走ること10分程度、
国道沿い左手にあり、立派なセンター系の建物は遠目からでも走行中に簡単に見つけられる。
美幌町の郊外にあり周囲は田園風景、峠の湯と銘打っているが、峠から掛け離れていて、露天風呂においても景観は無い。
施設内は充実していて、立派なロビー、レストラン、喫茶休憩室、ゲームコーナー、売店(地域農産品も販売)と、ちょっとした道の駅並の施設だ。
身障者用に専用特別浴室があるのも素晴らしい。
浴場に関しては、「いちいの湯」と「鹿の湯」の二種類あり、日替わりで男女が入れ替わるシステムだ。
浴槽のレイアウトが異なる程度で、雰囲気等あまり差異は無い。
内容は、大人30人以上が一度に入れると思える大浴槽をはじめ、小浴槽、歩行湯、薬湯、うたせ湯、露天風呂、ドライサウナ、ミストサウナ、水風呂、シャワーカランも15台以上ある。
かなり充実した施設だが、浴場の建物も変わっていて、丸太の梁が直接見えるドーム状の天井はとても高く、広々としていて湯気溜まりもないので、
内湯でものぼせる事なくゆっくり入浴できる。
しかし露天はおまけ的存在で、景観も無く手狭であまり魅力は感じなかった。
泉質は、ナトリウム塩化物―炭酸水素塩泉
源泉温度は48℃で、循環ろ過、塩素消毒をおこなっている。
薄茶色でモール泉質と思われる湯だが、訪れたのが日曜の夜7時前後で、
浴場内はおろか、食堂や休憩室も人が一杯で、湯はかなり劣化していた。
しかし臭いはなくとも、つるつるした感触は残っており状態が良ければいい湯と思う。
だが、ここを通り掛かると、いつも広大な駐車場に車が一杯な状況なので、
良い状態の湯を独占的に楽しめる機会はそうは無いかもしれない・・。
あまりに広大な湯船は、湯抜き清掃も手間だろう。
確かにカルキ臭も気になったが、清掃に関しても懸念がないとは言えない。
しかしながらこの規模の町に過ぎる施設の充実度、町民には貴重な施設と思う。
家族連れで行けば、皆喜んでくれるだろう。
★★☆☆☆
住所: 北海道網走郡美幌町字都橋40番地
電話 : 0152-73-2121
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