
こんにちは~三c( ヽ^シ'ω')ノシ
さてさてw
写真は現行カムリなんですが。
つい先日に発表されていましたが、来年度に出るフルモデルチェンジ後の次期カムリはこれまでのガソリンオンリー仕様から一転、HV(ハイブリッド)モデルのみの販売になるみたいですね。。
これに関して、「はぁ?」と思った部分がいくつかあり、以下に個人としての勝手な意見を書いております。
以下には私の私的な感想・意見・見解を書いておりますので、見る方や特定車のオーナー様にとっては気分を害する可能性があります。
長文にもなっておりますので、箇所によっては見にくい部分もあるかと思いますのでご了承ください。
また、特定の車やオーナー様、乗っていなくてもその車のファンであるという方を誹謗・中傷・侮辱する意図は全くございません。あくまで、メーカーの販売のやり方、それを伝える書き方としてどうなのかという個人的疑問を書いております事をどうかご理解いただけますようお願い致します。
次期カムリはハイブリッドモデルのみの販売を行うという発表。
これはつまり、SAIやレクサス・HSなどと同じ扱いということです。。
(海外ではカムリはベストヒットカーですので、当然ガソリン仕様も併売して売るでしょうが、国内はHVオンリーの販売になるということですので、同じ扱いと書いております。)
このニュースを聞いて改めて思った事。疑問点とでも言うべきでしょうか…?
「それやったら何のためのSAIやってん…(n゚ω゚`)」
それなら最初から
“レクサスのためだけのHV車”という位置付けにしておいて、トヨタブランドでは現行カムリハイブリッドを投入したらよかったのではないのかという疑念が尽きません。
そういう手法にした方がレクサスが目指すレクサスのためだけの1オンリー車という方向性にも、より合致してたはず。
持ち帰りはできませんが、SAI販売開始時、社内資料としてのSAIとHSの比較詳細表(名称は違います)なるモノも複数枚実際に見ましたが、はっきりいってほぼ何も変わらないです。
本当に日本トヨタ(メーカーという意味です。社員さん、従業員さんという意味ではありませんのであしからず…)は何がやりたいのか(何がやりたかったのか)、というか自分らでも何をやってるのかまるでわかってないんじゃないのか?とさっぱりなニュースでした。
そして次期モデルも取扱いはカローラ店で間違いないでしょう。
はい。ここでまた一つ疑問です。
では、カローラ店のSAIって次期カムリが登場する来年以降は何のために置き続けるのか?という点。
次期クラウンのHVモデルも2500+HVモーターのダウンサイジングが決定している訳ですから、北米市場ならまだしも、カムリが今更次期モデルで、次期クラウンHVと全く同じエンジンを積むとは到底思えません。
(トヨタの中ではクラウンとカムリは=イコールの同等関係にはしたがってませんし。)
つまり。北米の現行カムリHVと同様、直4の2.4リッター+モーターであると考えるのが妥当ですし、現状ではそうとしか思えません。
マークXなどと同様のFF版V型6気筒エンジンが出てくるのならばまだしも、その可能性はあまり考えにくいように思うわけで。。
FF版V6の2500ccエンジンが出るなら、時期的に考えれば北米アバロンの現行11年モデル、あるいは現行マイチェン後レクサスES350に対してスタンダードモデルの下、つまりダウングレードモデルとして配置されていてもおかしくはなかったはずです。北米現行カムリは時期的にフルモデルチェンジを控えてますから、その可能性はどちらにしてもなかったでしょうが。上記2車種に関しては3500cc仕様しか用意されていないため、ダウングレード版(クラウンでいうところの2500&3000or3500仕様の違いと同義)として採用されても全くおかしくはなかった訳ですからね。北米市場でも近年は少しずつデカイだけの車だけじゃなく、身の丈にあった、ある意味で中型、小型の車も昔に比べ随分と売れるようになっているのは事実なんですからね。。
そして、ここでさっきの疑問再燃です。。
それだったらSAIもHSも全く同じエンジン…。
(尚更)何のためのSAIだったのか…。
別にカムリHVを出してもらわなくて結構という訳じゃありません。
カムリHVは前々から出せばいいのにと私だけではなく、巷で言われてた事なんですし、それには私も随分共感を持ってました。
それと、これは個人の好みの問題ですが、私個人としてはSAIやHSよりもカムリの方がデザインや車体の大きさなども含め、総合的にカムリの方が断然好みです。
SAIは元々カムリHVを導入しないが故に、それに代わる車としての認識だったのではなかったのか。。
もちろん、プリウスよりは燃費は劣るながらも、大衆車としてのプリウスよりももう少し高級なハイブリッド車に乗りたいという顧客のためのものという側面ももちろんあったんでしょうが、それなら最初からレクサス・HSだけでよかったわけです。まぁ、値段の多少の違いはあれど、ぶっちゃけそんな高級志向を持つ人間であれば、トヨタブランドのSAIよりもレクサスブランドでHSの方を求める方が多いであろう事は何ら想像に難くありません。
カムリHVを出すのなら、派生(しかも装備類含めほぼ変わらない)兄弟車としてのSAIを出す必要性は全く無かったわけです。
SAIよりもカムリHVの方がずっと長らく北米を中心に海外で販売してたわけですから、HSの導入と同時に現行カムリHVを導入してくれば済んだ話なんですから。
一昔前のように、なんでもかんでも車種のレパートリーだけをじゃんじゃん増やせばそれでいいという時代なら、そうやって選択肢を増やすのも十分ありだったとは思いますがね。
となると、もう更に次のモデルになる時は、カムリか、SAIのどっちかが(世界市場での販売を鑑みればほぼ間違いなくSAIでしょうが…)確実に消滅する、消えゆく運命だということは想像に難くありません。
そしてもう一つ、そのニュースに関して付随するマスコミのカムリに関する記事で勘違いも甚だしいと感じる部分があります。
記事を書く事を仕事としているならば、あまりに軽薄無知な書き方(正確には表現の仕方でしょうか)をしているんじゃないのかと思わされます。
それはカムリは2009年で約3000台しか売れていない不人気車という類の記事。
この書き方は非常に問題ありきだと思います。
もちろん、今やトヨタという企業自体に堂々と喧嘩上等と文句を言えるような日系企業はそうありませんから、トヨタのやり方にマスコミもあまり批判的な書き方はできない部分もあるんでしょうが。
カムリは世界的に大ヒットしている、グローバル市場においてトヨタを知る上では絶対に必要不可欠な車であるということ。
少し曲解した乱暴な言い方にもなりますが、ぶっちゃけクラウンやマークXの方が日本市場(とごくごく僅かな販売地域)でしか(話が)通じない車です。
これは日本トヨタが国内市場においてどれほどカムリという車を売る気が無いか、積極的に展開・展示・広告を出していないかに尽きます。
それらは取扱い販売店であるカローラ店を見れば明らかです。
例え台数が思うように出なくなったとしてもトヨペット店ではマークXを展示していますし、売ろうという姿勢はある程度は感じられます。トヨタ店でもクラウンは展示されていますし、やはりクラウンあってのトヨタという姿勢はあります。(お店の規模や大きさによっても大なり小なりの違いはありますが、少なくともカムリよりはしっかりと広告・宣伝はされています)
しかしカムリはどうでしょうか。
一体どれだけのカローラ店で展示されているでしょうか。
失礼ながら、トヨペット店のマークXやトヨタ店のクラウンのような、そのお店の軸に据えた展示をしているカムリなど見たことがありません。セダン車がいずれも不評という現在の状況の中にあっても、これら2台の車種などはなんだかんだで、展示もされていますし、クローズアップなどもされています。
私のお世話になっているカローラ店もUカーも兼ねた規模としてはそれなりに大きい専用店舗ではありますが、それまで端の方ではありましたが、ずっと置かれていたカムリもプリウス、SAIが出るや否や、あっという間にその座を追われ、カムリの展示車両は今や1台すら無し。
お店曰く、言っていただければ試乗可能なカムリを指定日に必ず用意します!とは言うものの、それはあくまで試乗であって、展示としての復活ではなく、あくまでホンダさんでいうところのレジェンドなどと同じような扱いなのです。
更にはカタログ。
売れ筋車の方が当然目がいく箇所に置かれるのは当然のことですが、それでもカムリのカタログは最端にして最下段。更には他の車種のカタログは分厚くても複数冊置かれているというのに、カムリはいつになって見に行っても1冊のみ。まともに補給?増冊?すらされません。
果てはTRDやTOM'S、その他トヨタ純正として扱われている他メーカーのパーツカタログの方が明らかに目立っている始末。
そして取扱い販売店の中ですらカムリの写真や切り抜きなんかもまともに置かれていない事が多いのです。
もちろん、今のカムリの販売価格が他の車に比べ、実質薄利であるという事実もあるのでしょうが、それはあくまで価格設定に問題があったわけで、積極展開しないことへの理由にはなりませんし、それが理由だというならば、それは単なるこじつけです。
明らかに扱い方がマークXやクラウンなどとは根本から違うわけです。
マークX=佐藤浩市氏と言うくらい、かのCMは有名です。
クラウンは今は特定の俳優は使っていませんが、上品さを感じさせようとしていると思われる和の光景をバックにしたCMもずっとやっていました。先代ゼロクラウンの時はこれでもかというくらい、CMを流していたのはまだまだ記憶に新しいところです。
新聞広告や一枚物のチラシ系などでもこれらの車はなんだかんだで広告されています。
そして何かしらのアニバーサリー仕様であるとか、特別仕様のクラウン(マークX)なんて銘打ったバージョンなどもあります。
ではカムリはどうでしょう。
カムリの新聞広告、カムリの一枚物チラシなんて見たことがあるでしょうか?
カムリの国内用CMなんて聞いたことすらありません。
相当昔のプロミネントやグラシアまでさかのぼらないといけないのではないでしょうか。
カローラ店○○アニバーサリー仕様、特別な○○仕様カムリなんて聞いたことがあるでしょうか。
車はごく一般の人にとっては、決して日用品を買うような感覚で購入する物じゃーありません。
単なる口コミだけで買うような部類の商品群に基本的には当たりません。
販売元のメーカーがまともな広告展開をせず、CMすらなく、店舗においても積極的な売り込みもせず、他車同様の展示もしない、こんな状態で売れないというのは、至極当たり前にして当然の結果であり、これはつまり、売れない不人気車なのではなく、メーカー側が(意図的にそうしていなかったとしても)結果的にそういう方向、結果へと暗に導いているだけです。
記者などの仕事をしている方というのは、何も一つだけの記事を書くためだけに仕事をしている訳では無いでしょうから、常人ではなかなかできないくらいにあっちこっちへ走り回り、また取材をしたりもするのでしょうから仕方ないと言えば仕方ないのですが、メーカーから発表される販売台数という数字だけを見て、不人気車だとひとくくりにしすぎている感は否めません。売れる・売れないというのはそれこそ様々な要因があってこそですので、やはりそこは書き方、表現の仕方というのはもう少し工夫すべきだとは思います。。
売らない店が、担当者が悪いという意味ではなく、これはメーカーとしてその車における販売姿勢の問題だと思うのです。
もちろん、これらの問題はあくまでメーカー側が自由に決めることですし、やりたいようにやればいいことですから、1トヨタオーナーがあーだこーだというような言われもなければ、偉そうに物事を言えるような立場でもないことは重々承知はしております。。
ただ、今回聞いたこのニュースにしてもそうですが、カムリをHVモデルだけで販売するとしても、結局、今までと同じような消極的極まりないやり方では、HV車ともなればそれなりの上積み効果はあるでしょうが、それでも結果など自ずと知れています。何もSAIを無くせだとか、カムリをどうしろ、こうしろというつもりはありません(それはメーカー側が判断することですしね)が、このニュースを聞いたときに、
じゃあ、一体何のためのSAIだったのか。
HVモデルのみの販売にしたって、結局今までと同じような売り方なんてして、どうにかなると本当に思ってるのか。
といったような、かえって疑問がわき出てくるようなニュースに、何とも複雑な感じを覚えた訳ですが、皆さんにとっては、この次期カムリHVオンリーの販売というニュースはどう見え、どう聞こえるのでしょうか。
このニュース、何かしら感じるものがあるようでしたら、是非ご意見をお聞かせ願いたいものです。。
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2010/11/17 10:44:46