本日のニュースの一件。。
ブログで「まるでお祭り」 放火容疑で20歳の女逮捕
その
続報?
まぁ、詳しくはリンク参照なのですが…。
以下、抜粋。
調べでは、容疑者は5月26日未明、同県下諏訪町の自動車修理販売会社で、車に放火し計6台を焼いた疑い。容疑を認めているという。目撃情報や遺留品などから同容疑者が浮上した。
他にも母校の旧体育館を全焼させるなど6件の放火(これは認めたそうな…。)に加え、他のも含めると全部で20件前後?の不審火があったとのこと。
いや…相手がどこだろうとありえない事はありえない訳ですが。
自動車修理販売会社で…って…。
みんカラ故に…。自分の自動車だったら勝手に好きなだけ燃やせばいいですが…、他人の自動車(工場も)燃やすとは何事ですかと…。
これがもしも自身や恋人、家族や友人の愛車なりであったら
悶絶・絶叫モノです(汗
確かに保険(入ってれば)出るでしょう。当然刑事事件にもなりますから、賠償金その他、お金も確かに出るでしょう。しかし、全く同じ愛車は(程度にもよるでしょうが)戻りません。。
今売っていない、もう既に絶版となっている車などがあったら一体どうするつもりなのか…(--;
例え人ではない、車という“物”であったとしても賠償金支払われて、「どうもすみませんでした」だけで果たして全ての溜飲が下がるでしょうか…。
はっきり言って、車など物に対しての賠償などは、(世間一般的に認められるなど)余程のプレミアがつくようなものでもない限り、新車時購入価格まで出ることなど無いでしょうし、どうやっても自身が納得のいくような額など、まず出ないでしょう。
記事には放火後に自身のblogで自身の犯した事を「まるでお祭りのような騒ぎ」や「母校だからショック」などの感想を述べているというのですから、もう呆れるしかありません…。少なくともこのくだりだけでは反省の色は微塵も感じられません…。
人が巻き込まれるかもしれないという感覚すら無かったのか、たかが自動車や体育館など物でしかない。と思っていたのか、はたまた他人のことなどどーでもよいと思っていたのか、それとも何も考えることなどしなかったのか、何にせよ、誠もって被害者は無念としか言いようがありません…(汗
そしてもう一つは何よりも家族。
容疑者の年齢は20歳。立派な社会人です。ですが、この年齢で既に賠償支払い責任能力などあるはずもありません(そのような人など極々一握りでしょう)。
つまり。
この容疑者の賠償支払いは家族である両親が一緒になり、払っていかざるを得ない。ということになります。
実際は成人している訳ですから、容疑者が今後ずっと、支払い続けていくべきものでしょうが、容疑者の両親が、我が子の犯した罪に対して、支払わなければならない賠償金やその他必要資金を、心情的にも知らんぷりなどする(できる)はずがありませんし、被害者にとっては容疑者が支払い能力がつくまで待ってなどという論理を認めるはずもありません。
そう、つまり容疑者自身には、今後賠償すべき膨大なお金に関して、金銭的な痛みなどないに等しいのです。何よりも一番金銭的・精神的につらく重い十字架を背負うは、両親やその他(いる場合)家族ということになります…。その間、容疑者は警察聴取や裁判であったり、収監後も外界と(一般的に)遮断された世界で、基本的に規則正しい生活を送るのみ…。
無論そこから出る給料などは補償、賠償にあてがわれるのでしょうが…。そんな収監後の規則正しい生活で稼げる金額など所詮両親が負い払っていく金額に比べれば大きな額にはなりませんし、今までよりも両親はその容疑者以上に遅くまで働き尽くして、そのお金を賠償していくことになるでしょう…。そんな状態で本当の懺悔の念を引き出せるのか…正直に疑問です…。
殺人ではないし、対人ではないからそこまで大袈裟ではないと言われればそれまでですが、少なくとも今いる地域(場所)でそのまま、平和に生活など出来るはずもありません。
世間は必ずしもそれほどまでに寛大じゃーありません(全ての人がそうだとは言いませんが)。
特に今のご時世は一昔前以上に、何でもかんでも「疑わしきは排除せよ」という風潮があります。このような甚大な犯罪を起こした者本人ではない家族であったとしても、風当たりが厳しくなるのは必然です。
もしも他に兄弟姉妹がいるなら、今後の人生こそが本番な彼らが生きる上でこれ以上ない足かせにもなるでしょう…。
あまりにも浅はかすぎる…。
他にも色々と思うことはありますが…、そんな風に思えた事件でした。。
Posted at 2006/07/11 13:54:48 | |
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