
先週の日曜日、富士スピードウェイの「Touch & Try」というイベントに参加してきました。
天気予報では直前まで曇りだった予報が前日になって雨に…。(-_-)
まあ、申し込んだ時から予感はありましたけれどね。クソッ。
受付時間が7時20分からとのことで4時前には自宅を出発。
山梨県との県境を越えたところでポツポツと小雨が降ったり止んだりするも路面が濡れるほどにはならず、これは何とか保ってくれるかな~と期待するも静岡県に入ったところで完全ウェットになりました。(T_T)
予定通り7時前に東ゲートに到着するとゲート前の駐車場にはレヴォーグが一杯。
(後から知ったのですがサーキット内でオフ会を行われていたようです。)
お邪魔とは思いながら隅に停めさせてもらって高速での虫アタックの処理をしてからゲートイン。
参加者駐車場のP1には既に他の参加者の方々が。やっぱり輸入車率高~。(^_^;)
予想はしていましたがBMW、Audi等欧州プレミアムブランドが多数。隣に停まったのはPorsche Cayman !グハッ
国産コンパクトはほぼ皆無でした。それでもGRMN iQ SCが1台ともう一台iQ(多分初代GRMN iQ)がいらっしゃったのが救いか。
しかし、この駐車位置が後々の満足度に影響してくるとは思いもしませんでした。
会場であるP2に移動すると試乗車達がお出迎え。
詳しくはこちらを参照。
その1。
その2。
事前情報が何も無かったので少々心配でしたが、AMGにBMW Mシリーズ、Audi RSとなかなかのハイパフォーマンスカーが揃っていてテンションが上がります。
開会式の後は96名の参加者を4つのグループに、さらにそのグループを2つに分けて「体感試乗」、「パイロンスラローム」、「場内試乗」の各コンテンツを行うことに。
自分のグループはまず「体感試乗から」
「TOYOTA 86」で定常円走行しながらアンダーステア、オーバーステアとVSCのON、OFFでの挙動の違いを「体感」します。
元々は散水車で路面を濡らして行う手筈だった用ですが、ちょうど雨上がりと言う事ですぐにスタート。
隣にインストラクター同乗でVSC OFFからスタートしスピードを上げていってアンダー、そこからフルスロットルでオーバーに持ち込みます。
「コントロール出来るならどうぞ~」と言われて頑張ってみましたが、「もっと思いっきりアクセル踏み込んで~」と言われてあえなくスピン。(T_T)もっと修行します…。
でもいいんです。
電子制御OFFでなんて走らないから!(爆)
最初は一人1回の予定が時間が余るとの事で2回。自分は回転方向が1回目と2回目が逆になって良かったです。
ただ、この辺りからイベント進行に若干の不安が。(^_^;)
次は自分達の車でP7に移動して「パイロンスラローム」
ヘルメットやグローブも要らないとの事だったので緩~い感じかと思いましたが、プロのドライバーによる模範走行から始まってなかなか本格的。
パイロンを弾き飛ばしたり踏みつけるクルマも有って結構皆さんヒートアップ。ヘルメット無しで本当に良かったのかなぁ。(^_^;)
自分もGRMNで本格的に走るのは初めてだったので最初は安全マージンを取りながら楽しみました。
1本走行する毎にプロドライバーの講評があったのですが、無線では無くFM電波だったので受信感度の悪い自分のクルマでは全く聞き取れず、残念!
走行本数はグループによって異なったよう(欠席人数やパイロン接触の回数により)ですが、自分のグループは4本×2回、2本×1回の計10本とまあ満足出来る本数走ることが出来ました。
また、アドバイザーとして木下隆之選手が来られていて、GRMN オフ会のステッカーに気付いて声を掛けて下さいました。(^^)/
ニュル24時間レースの事も少し話すことが出来ましたが、まだ「日本車の日本人ドライバーによる総合優勝」という目標は諦めておられないので、なんとか来年以降はそういうクルマで参戦してもらいたいと願わずにはいられません。
折角の機会だったので自分の愛車と一緒に写真を撮らせて戴きました。
この後、共催である「モーターウィークリー」のトークショーを挟んで、自分に取ってはこの日一番のイベント「場内試乗」です。
P6からP18の間の場内路をクルマをチェンジしながら往復します。
グループメンバー24名に対して試乗車は12台なので、流石に全てのクルマを運転することは出来ません。二人一組になって運転席、助手席を交代しながらになります。
運良く?ペアの相手が欠席されていると全てのクルマを運転できるのですがね。(^_^;)
自分のペアの方はクルマの評価に慣れているようで、短い距離でもクルマの特性が判りやすい運転をして下さって良かったです。逆に自分の運転ではそうはいかず申し訳無かったなぁと思います。
しかし、操作説明など全く無い為、こういったクルマに乗り慣れていない自分は戸惑うばかり。(-_-;)
初っ端がMシリーズだったのでまずはシート調整から大変でした。調整スイッチが多すぎてどれが何やらさっぱり。パーキングブレーキはスイッチ式だし、ウインカーレバーの戻り方も違うしで最初のX5の時は運転するだけで精一杯でした~。(爆)
当然、ウインカーを出すつもりでワイパーを動かすというのはやらかしましたよ。はい…。
自分が運転できたのはBMW X5 M → M5 → RENAULT LUTECIA R.S. → CAPTUR → Ford Fiesta 1.0 EcoBoost → Audi S1 とハイパフォーマンスカーからスポーツコンパクトまでまずまず。
距離は短かったものの場内路はコーナーが多くて高低差も有り楽しめる試乗でした。
出来れば試乗コースを通行止めにして占有にして貰えると対向車や合流ポイントでの無駄な停車が無くてもっと良かったとは思いますが。
運転した中で走りのおもしろさはS1 → LUTECIA R.S. → M5 がベスト3でしょうか。
やっぱり自分はスポーツコンパクトの方が性に合っているようです。(^^)
運転していない中ではMINI JOHN COOPER WORKS が面白そうでした。
ただ、インパネがこれ。
MINIだから許されるデザインなのかなぁと。(^_^;)
国産でこんなデザインにしたら自称評論家からボロカスだろうと思いますが。
グループが4つでコンテンツが3つと言う事で、待ち時間がかなりありました。
まあ、自分は展示車両のAMGに入り浸っていて飽きませんでしたが。
普段は触れることも出来ない様なクルマを隅々まで見ることが出来ましたし、シートに座るのも自由!これはこれで貴重な体験でした。
AMGは今でもエンジンが1台ずつ一人のマイスターが組み上げていて、そのネームプレートが貼ってありました。クルマ好きにはこういうのが凄くグッと来ますよね。(^^)
ただ、こういうクルマでも今はエンジンの上にカバーが被さっていてプレートもそこに貼られているのが少し残念です。
それでもGLAのEdition1はカバーがドライカーボン製でしたけれど。
AMG GT については色々話を聞け、こんな自分にもきちんと対応してくれたメーカーの方には感謝。
エンジンオイルはドライサンプで写真の様にエンジンの上にターボが載っかっています。
4L V8 でこの高さと言うのが驚きです。この低重心化は運動性能にもよく効いているのでしょうね。
フロントのブレーキもこの大迫力。14R-60のブレーキが可愛く思えます。(^_^;)
写真のカーボンセラミックブレーキは1セット100万OVERだそうです…。
このゴールドにも見えるイエローもオプションで120万らしいですがね。もう全てが桁違い。
しかし、こんなクルマでも今や自動ブレーキにアイドリングストップ付きとは…。世の中変わっちゃったな~と思います。
グループに分かれてのコンテンツが終了すると最後のコンテンツであるレーシングコース体験走行へ。
1本2周(ストレート通過1回)で試乗車が1回、自分のクルマで2回の走行です。
試乗車ですが自分のクルマでピットレーンに移動して停車した順に先頭から乗る車が決まります。
朝P2に停めた順番でずっと移動しているので、すでにあの時から運命が決まっていたことに…。
折角の試乗車によるレーシングコース走行。それなりのクルマに当たって欲しい!(Kangooだけは勘弁して~)
最初はX5 M か~と思いましたが無事 RS 7 に乗れることに。
場内試乗で運転していないクルマですし、デザインはラグジュアリーでも4L V8 560PS のハイパフォーマンスカー。1,700万OVERのクルマを富士のレーシングコースで走らせられるとは。(^^)/
モードをダイナミックにしてテンションUPUP~。
先導車付きでの隊列走行ですがまあまあのペースでストレートエンドでも満足のいくスピードまで出せました。(何㎞/hだったかはご想像にお任せします)
あっという間でしたが滅茶苦茶楽しい試乗でした。
試乗車の後は自分のクルマですが、GRMNでレーシングコースを走るのは初めてなので慣らしとしてはちょうど良かったと思います。
先導車はAMG GT と贅沢。
GRMNは91Racingと違って何処でも安心して踏んでいける感じで、ライセンス更新を止めようと思っていた気持ちがぶれ始めました。(^_^;)
全てのコンテンツが終わったのは18時30分。
朝8時から結構薄暗くなるまでの長い1日でした。
初めてのイベントと言う事で進行がスムーズで無かったりと一部問題もありましたが、参加費9,800円の元は十分取れるイベントだったと思いますし、次の開催があればまた参加したいと思います。
これまで特定のクルマにしか乗ったことが無かったので、色々なクルマを運転するのが楽しくなりそうです。それによって自分のクルマの良いところ、悪いとこともより理解できるかなぁ~。(^_^;)